日本文化のるつぼ、佐渡

にっぽん丸の日本一周クルーズ、6月5日は佐渡島に寄港しています。
朝7時半に入港、出港は14時半なので、半日の停泊です。
佐渡といえば思い浮かぶのが、金山、トキ、たらい舟などですね。

ヒカリモノ好きのアヒル船長、今回は世界遺産登録を目指す佐渡金山について調べてみました。


佐渡の金山は1601年から平成元年まで400年もの間に亘って開発されました。
金の採掘と製錬には高度な技術が必要であっため、日本各地から山師、金穿り、大工、測量技術者、商人、漁業者など多くの専門の技術者が佐渡に集結したそうです。
また、江戸幕府の直轄領として管理するために赴任した役人によって、江戸の武家文化が持ち込まれました。
一方、法華経の開祖日蓮上人をはじめ、流罪によって佐渡へ送られた知識人もいました。室町時代に能楽を大成させた「世阿弥」も足利義教により佐渡に流され、その結果、佐渡で能楽が広がりました。現在でも日本中の能舞台の3分の1にあたる30以上の能舞台があり、佐渡では能楽が身近な存在だそうです。
ちなみに伝統芸能として有名な「佐渡おけさ」も、元は九州のハイヤ節という酒盛り唄だったのだとか。
このように、歴史的に日本中の様々な伝統文化が集まったことから、佐渡は日本の縮図とも言われます。日本文化のるつぼと言ったところでしょうか。

今回の寄港中、佐渡観光協会の方が、にっぽん丸に乗船して佐渡観光案内の説明と、お祝いの席で謡われる「高砂」の披露をしてくださいました。こんなふうに船内で寄港地の伝統に触れることができるのはクルーズならではの趣向です。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2016年07月15日 | Permalink