輪島の空にブルーインパルス!

にっぽん丸が輪島に寄港した6月4日は、恒例の「輪島市民まつり」の真っ只中。
にっぽん丸入港の歓迎式典の後、オープニングセレモニーから、様々なイベントが目白押しです。
吹奏楽やマーチングバンドの演奏、クラッシックカ―のパレード等があり、昼間のハイライト、「ブルーインパルス」の展示飛行が行われました。
「ブルーインパルス」輪島の空に舞うのは10年ぶりだとか。


ところで「ブルーインパルスってすごいけど、実はどんなものかよく分からない」というのが、大多数の人の本音かもしれません。
「ブルーインパルス」とは、航空自衛隊の松島基地にある「第4航空団飛行群第11飛行隊」という広報活動をする部隊だそうです。松島基地の戦闘機は、ブルーインパルスか練習機。
スクランブルがかかるような第一線の部隊ではないのだそうです。
ブルーインパルスのパイロットの任期は3年間。航空自衛隊の戦闘機パイロットから選出され、この3年間だけ曲技飛行パイロットとして展示飛行を任務として活躍するそうです。


輪島の青空をキャンバスに白い煙を吐きながら「ブルーインパルス」は、素晴らしい曲技飛行を見せてあっと言う間に飛び去って行きました。

さあ、今日の夜は、お待ちかね「輪島花火大会」です。
ちょっと風が強いのが心配ですが、天気はばっちり、期待できそうです。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2016年07月03日 | Permalink

輪島のお楽しみ、あれこれ

6月4日の早朝に輪島港に到着した、日本一周クルーズ中のにっぽん丸。
港での歓迎式典のあと、夜の花火大会まで、お客様は思い思いに輪島の休日を楽しみます。

そう、輪島寄港の魅力は花火だけではないのです。
日本三大朝市の輪島朝市にシャトルで出かける方、ちょっと足をのばして「白米千枚田」や「揚浜式塩田」を訪ねる方、「のと里山、里海号」に乗りに行く方などなど。楽しみ方は十人十色です。里海号の列車内で味わうお弁当とスイーツは大人気でした。


輪島朝市

白米千枚田

えがら饅頭

また、クルーズならではの楽しみ方としては、外出せずにのんびり船内で過ごすのも自由です。「アクセサリー作り体験」でブレスレットやネックレスを作る方、プロの手ほどきで輪島塗を体験したり、輪島塗の器でコーヒーと輪島市提供の「えがら饅頭」を頂いたりと、輪島の魅力を満喫できる船内イベントも盛り沢山でした。

この日は「輪島市民まつり」も開催中で、船の中も外も大いに盛り上がっています。

写真提供:輪島ナビ


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2016年07月02日 | Permalink

いよいよ、輪島入港

輪島港沖合で漁船の併走で歓迎を受けたにっぽん丸は予定通り6月4日朝、輪島港に入港しました。今回のチャータークルーズの最大のハイライトである「輪島市民大花火大会」を楽しみに、3年連続の寄港です。
輪島高洲太鼓の皆さんによる和太鼓の音色に迎えられて、にっぽん丸は快晴の輪島港に接岸しました。



岸壁では輪島市の梶市長がお待ちかねで、にっぽん丸の管船長と弊社郵船トラベルの社長 磯村が船から降りるのを「ギャングウェイ」まで出迎えていただき、入港式典が始まりました。
今年も輪島花火大会に合わせた日本一周クルーズを催行することができて、スタッフ一同、感慨ひとしおです。


今回、嬉しいサプライズがありました。輪島市から乗客全員分の「輪島サイダー」を振る舞って頂いたのです。輪島の自然を表現した美しい色合いとラベルの輪島サイダーは日本初の世界農業遺産に認定されているそうです。

グリーンのボトルの「輪島サイダー・里山」は、輪島産のお米エキスを使用して地酒の風味がある微炭酸のノンアルコール飲料で、すっきりとした味わいでした。

輪島では5月29日から6月5日まで、「輪島市民祭り」が開催されており、にっぽん丸が寄港したこの日も、輪島港沿岸部に広がる「輪島マリンタウン」近くでは様々なイベントが行われました。

写真提供:株式会社まちづくり輪島(輪島工房長屋)


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2016年07月01日 | Permalink

笑顔と素顔に出逢うメコン河クルーズ

成田・関西空港からベトナムのホーチミンへ 東南アジアの都市からメコン河を遡り、アンコール・ワットの遺跡が眠るシェムリアップを目指す旅に出発しました。乗船する船は昨年就航したばかりのラ マルグリット号。メコン河最大の客船です。今回の旅では、写真家三井氏も同行を依頼。三井さんは人々の素顔を撮影するプロのカメラマンです。この旅ではメコン河流域の村を訪れながら目的地を目指す行程なので、ただの観光旅行ではなく、地元の方とのふれあいも楽しめるよう、何度となく現地に撮影で訪れたことがある三井さんに同行をお願いしました。


最初の目的地はホーチミンです。ベトナム最大の都市。一面に大小の建物が広がるところへ、飛行機は降りて行きます。新しい空港ターミナルや、ホテルが建設ラッシュで、近代的な街づくりの勢いと、沢山のバイクに乗った若い人々の活気に圧倒されます。これから始まるメコン河クルーズを前に2泊して、ベトナム料理を楽しみながら、これから始まる航海に気持ちを高めて行きます!


Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

旅行開始から3日目、いよいよラ マルグリット号へ乗船。シックなインテリアと明るい笑顔のクルーに迎えられます。空調も行き届き、オープンデッキにはプールも備わってます!思った以上に快適な船内で驚きました。食事は朝食と昼食がビュッフェ。夕食はコースメニューが用意され、しかも日本人好みの味付けなので飽きることはありません。新鮮な野菜も豊富で、お昼はメニュー以外に特大ハンバーガーも用意されていました。


生春巻の皮をつくる女性(カイベーにて) 先生に教わって撮りました!!

生春巻の皮をつくる女性(カイベーにて) 先生に教わって撮りました!!

船はメコン河を北上、カイベー、サデック、タンチャウという町や村に訪れます。各寄港地ではボートに乗り換えて上陸。観光地化していない、素朴な暮らしぶりに触れられるのも、このメコン河クルーズの魅力です。


Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

船は国境を越えてカンボジアへ、入国手続きの間、船内では料理教室が開催されていました。教室を楽しんでいる間に手続き完了です。カンボジア最初の寄港地はプノンペン。ここで学費の無い子供たちにも自由に授業が受けられるアプサラ・アーツ・アソシエーションという学校へ訪れました。アプサラダンスを教える教室ですが、真剣に授業を受ける子供たちの眼差しと、カンボジアが内戦状態にあった30数年前、大虐殺の歴史を越えて、伝統文化を伝え続けた先生の熱意に胸を打たれます。


Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

プノンペンを出航し、織物の村「チャンコ」、遺跡のある街「コンポンチャム」へ立ち寄り、さらにメコン河を遡って、お寺のある「ワット・ハンチェイ」へ寄港します。どの寄港地でも子供たちの笑顔や素顔が印象的でした。


メコン河を辿った道のりを少し戻ってトンレサップ川へ、急に川幅が狭くなってゆきます。船の窓から川辺に暮らす人々の暮らしが間近で見られるようになり、リバークルーズでしか味わえない光景が広がります。


この航海で最大の難所。トンレサップ湖の入り口に差し掛かります。川幅60mも無い狭い水路をゆっくりと航行。12月は乾季の前半にあたりますが、12月下旬になると水量が減り、もうここを通ることはできません。何とかぎりぎり渡りきり、トンレサップ湖へ入ることができました。しかし、見渡す限り水と緑の世界。どこから空なのかもわからない不思議な光景に驚かされます。


Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

Photo by TABISORA / Mitsui Masashi

ついに目的地のシェムリアップへ到着。ベトナムやカンボジアの人々の暮らしに触れ、メコン河を遡って見るアンコール・ワットの遺跡は、何か特別な感じを受けます。ただの観光地巡りではない、その土地に暮らす人々とふれあいや、出逢いを通じ、本当のベトナム・カンボジアに触れることができる旅でした。

 

メコン河クルーズは今回2回目でしたが、この魅力を多くの皆様へお伝えする為、第3回を企画中です。(2011年11月26日出発予定)詳しくは各旅行センターへお問い合わせください!!



投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年01月01日 | Permalink

クイーン・エリザベス 就航記念 ヨーロッパ4ヶ国周遊クルーズ

11月25日〜12月2日の8日間で2010年10月12日にデビューしたばかりのクイーン・エリザベスに乗船してきました!

クイーン・エリザベスは、1940年に就航した初代クイーン・エリザベスと2008年に惜しまれながら引退したクイーン・エリザベス2の歴史を受け継ぎながら、より洗練された独自の個性を併せ持つ女王の名にふさわしい豪華客船です!


出港は、かの有名なタイタニック号も出港したサザンプトン港です。


船内に入ると、まず目を引くのが船体中央の螺旋階段に掲げられたクイーン・エリザベスの巨大なウッドパネルです!

ここは一番の写真スポットで、フォーマルナイトは写真待ちの行列が出来ていました!
ちなみに、このウッドパネルはエリザベス女王の甥っ子でもあるインテリア・デザイナーのデイビッド・リンリー作だそうです。


投稿者名 Lagopus mutus 投稿日時 2010年12月09日 | Permalink