夏でも重宝!旅のアイテムをご紹介

毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、夏のオペラ・コンサート鑑賞ツアーに参加されるお客様から

出発が近づくにつれてこのような質問が増えてきます。

「日本はこんなに暑いけれどヨーロッパはどうかしら???」

インターネットで現地の天気予報など調べることが簡単になったとはいえ、

あくまでも参考程度。 

ヨーロッパは夏とはいえ、気温の変化も多く侮れません。

日中は30度を超える晴天であっても日が沈むとぐっと涼しくなることもあります。

8月後半は日本はまだ盛夏ですが、ヨーロッパでは雨の日が増えます。

日本で夏に雨といえば、蒸し蒸ししますよね。ヨーロッパでは雨が降ると

急激に気温が下がることも。

夏だからと言って、半袖だけ持っていくのはちょっと危険です。

長袖の羽織れるもの、シャツでも、薄手のジャケット、一着はぜひスーツケースへ!



マエストロのお薦めは、レインウェア(レインコート)。

薄くてたためるタイプのものが色々と出回っていますので、お気に入りを

ぜひご用意ください。

雨よけになるのはもちろんのこと、塵除け、防寒にもなります。

とくに野外のオペラ鑑賞などの場合には「必需品」ですね。



レインウェアは、夏だけに限らずヨーロッパに出かけるときには

どの季節にも重宝するアイテムです♪♪



投稿者名 マエストロ 投稿日時 2017年07月24日 | Permalink

オペラやコンサート鑑賞後のタクシー事情

オペラやコンサート鑑賞後、カーテンコールに盛り上がり、
劇場の雰囲気も後押しし感動の余韻に浸る愉しみは、日本のそれとまた違って
かけがえのない体験です。

でも、オペラなどは3時間以上の演奏時間となることも少なく無いので、
終演時間の後の帰り道のことを考えるとやはり不安ですよね。
劇場に歩いていけるホテルなら安心ですが、ちょっと離れてしまう場合、
トラムや地下鉄、バスという手段が一般的ですが、遅い時間ですとそれも心配です。
そんなとき、タクシーは強い味方。
ちゃんと登録されたタクシー会社のものであれば、たいていは間違いは無いと
いってよいでしょう。

ただ、このタクシー事情、いざ現地に行ってみると色々と難しい場合があります。

例えば、

・劇場前にタクシーが待機できるスペースが無い。
・劇場前に停まっていても、台数が少ないので捕まえるのが大変。
・劇場自体が郊外や田舎町にある場合。そもそもタクシーが少ない。

流しのタクシーもヨーロッパではなかなかいませんので、利用するとすれば
タクシースタンドなどで待つしかありません。
劇場の近くにタクシースタンドが無い場合、どうすればよいでしょうか?

・劇場から一番近いホテルに行き、そこに停まっているタクシーを利用する。
・行きのタクシーの運転手と交渉して帰りも迎えに来てもらうよう頼む。
・ホテルまたは旅行会社に往復の専用車を依頼する。
・タクシー会社に電話して迎えに来てもらう。

悪天候ですと、さらにタクシー争奪戦が勃発しますので、早めに手配を
しておいたほうが安全ですね。

弊社のツアーでは、ツアーに組み込まれている公演で劇場まで徒歩10~15分
以上かかる場合には、往復バスでご案内をします。
また、オプションで選べる別手配公演などの場合には往復のタクシーの手配を
添乗員がお手伝いをしますので、安心です。
個人旅行の場合も、例えば帰り道だけの専用車を手配する、といったことも
可能ですので、ぜひお問合せください。

最後に、劇場別(?)タクシー事情を独断&勝手にランキングしてみましたので、
ご参考までに☆ 

【難易度★★★】
・フォルクス・オパー(ウィーン) 
・祝祭劇場(バイロイト)
・祝祭大劇場(ザルツブルク)
・モーツァルテウム(ザルツブルク)

【難易度★★】
・ロイヤルオペラハウス(ロンドン)
・楽友協会(ウィーン)
・アン・デア・ウィーン劇場(ウィーン)
・オペラ座ガルニエ(パリ)
・ベルリンドイツオペラ(ベルリン)
・シラー劇場(ベルリン)
・スカラ座(ミラノ)
・チューリヒ歌劇場(チューリヒ)
・コンセルトヘボウホール(アムステルダム)

【難易度★】
・バイエルン国立歌劇場(ミュンヘン)
・ウィーン国立歌劇場(ウィーン)
・コンツェルトハウス(ウィーン)
・ドレスデン国立歌劇場(ドレスデン)
・オペラ座バスティーユ(パリ)
・フィルハーモニーホール(ベルリン)


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2016年10月13日 | Permalink

安心、安全の旅のヒント『たびレジ』登録のススメ

「海外旅行・・・最近はちょっと不安が増えてきたし、家族も心配しているんです」

昨今の情勢も影響し、私たちもお客様からこういったお話をお聞きすることが

少なくありません。

みなさまは『たびレジ』をご存知でしょうか?

『たびレジ』
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

これは外務省が提供しているサービスで、海外旅行や海外出張される方が、日程や、

滞在先などを登録すると、最新の情報や緊急事態発生時にメールが届くシステムです。

メールアドレスは自分だけでなく、家族や職場のメールアドレスも登録が可能です。

実は、わたしも昨夏ドイツに出張に行った際に、このサービスを初めて利用しました。

ドイツに到着して数日が経ったとき、ミュンヘンの郊外のショッピングセンターで銃を使った

事件が発生しました。

発生後、1時間も経たないうちに(日本はその時点で深夜でしたので、

日本のニュースサイトは更新されていませんでしたが)、現地に持って行った

スマートフォンにメールが次々に届きました。

その後、約1時間おきに最新の情報がメールで届きましたが、

日本のニュースサイトにアップされたのは、事件発生から数時間経ってからでした。

当然、現地のテレビでは中継と報道が続いていましたが、英語ないしはドイツ語

ですので、正確な理解にはやはり限界があります。

『たびレジ』は日本語で最新の情報が入ってきますので、とても助かりましたし、

何より発信元が在外公館でしたので安心感がありました。

テロだけではなく、地震などの天災であったり、ジカ熱などの感染症情報など、

安全情報はひとつでも多く手に入れておきたいものです。

さらに、この『たびレジ』は旅行先で緊急事態が発生した際には、登録の電話番号が

滞在先への連絡も行われるそうですので、万が一のサポートも期待できます。



旅行のお守りのひとつとして、ぜひ一度ご登録をされてみてはいかがでしょうか?



投稿者名 マエストロ 投稿日時 2016年10月11日 | Permalink

うっかりホテルに忘れ物にご注意を

うっかり、ホテルに忘れ物・・・。

時差ボケにも身体が慣れてきたころ、旅も中盤を過ぎると、
ちょっとだけ緊張の糸がほぐれてしまうのも理由?のようです。
さて、そんな忘れ物、ホテルを出てすぐに気づけば対処できますが、
たいてい気づくのは翌日、とか、帰国便の機内だったりすることが多いです。
ホテルを離れて丸一日以上経つと、モノにもよりますが、
ほとんどの場合、残念ながら見つかりません。
忘れた人にとってはどれほど大事なものでも、ホテルにとっては日常茶飯事。

日本のように、ベッドメーキングが見つけて取り置いておきました、とか、
お客様にホテルから連絡をするなんてことは、ヨーロッパの場合は殆どありません。

忘れ物の多くは、メガネ、携帯やスマートフォンの充電器、アクセサリー、
時には○百万円もする宝石・・・!など様々ですが、小さいものばかりでは
ありません。ジャケットやコート、和服、、というケースもありました。

運よく見つかっても、ホテルから自宅に送ってもらうための送料は、
それなりの金額になります。
モノの値段によっては、保険料が加算されビックリするような金額になります。

忘れ物追跡のための調査にも、今は手数料が必要になるケースが増えていますので、
ホテルを出るときには、確認を必ず!
いうまでもなく、忘れないのが、何より一番の防御策ですね。


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2016年06月17日 | Permalink

寒い時期の旅のヒント

ベルリン(ジャンダルメン マルクト)のクリスマスマーケット


ヨーロッパでは冬の時期もたくさんの素晴らしいオペラやコンサートが
各地で開催されます。

ところが、日本から遥々出かけるとなると、春や夏に比べると
ちょっとだけ億劫になりますね。

「夏に比べると荷物が多くなるし、スーツケースも重くなるのでは?」
「ヨーロッパは日本より寒いし、日も短いから観光もあまり楽しめない?」などなど。

一方で、航空券やホテルなど年末年始などを除けば「割安」なことが多いので、
あたたかい時期に比べると、少しお得な料金設定になるというメリットもあります。


寒い時期ならでは!グリューワイン(ホットワイン)。身体の奥までポカポカになります。


さて、いざ寒い時期の音楽ツアーに参加することなった場合に備えて、
あると便利!なグッズなど、ちょっとだけお伝えいたします。

(1)マフラー、冬用の帽子、イヤーウォーマーなど
 → 特に朝晩などは、氷点下になることもあるヨーロッパの冬。
   マフラーは必須のアイテムですが、帽子やイヤーウォーマーなどもあると重宝します。

(2)カイロ
→ 貼るタイプの軽量のカイロなどは、やはりあると便利です。

(3)温度調節のしやすいアウター、インナー
→ ヨーロッパの多くの建物内と屋外とは、寒暖差があります。たくさん着込んで外に
  でかけたものの、屋内に入った途端汗だく・・・ということもありますので、
  温度調節のしやすいアウターやインナーをうまく利用すると良いでしょう。
  (小さいポーチにしまえるダウンジャケット、フリース地やヒート効果のある
  インナーなど軽くて重宝します)

(4)滑りにくい靴
→ 雪の多いヨーロッパは、雪が降っても都市部などは比較的、早い段階で融雪剤が
  撒かれますが、それでも路面凍結してしまうことが少なくありません。
  安心して旅を楽しむためにも、滑りにくい靴をご用意されると良いでしょう。

(5)オペラ、コンサート鑑賞のときにはショールやストールがあると便利
→ お洒落してワンピースやドレスなどお召しになると、首元などちょっと
  寒くなってしまうのでは?と不安になります。殆どの劇場、コンサートホール
  では、きちんと温度調節がされており、むしろ「ちょっと暑いかな」と感じる
  ことも多いのですが、寒さが苦手な方は、ショールやストールなど
  持って行くと便利です。(教会などでコンサートを鑑賞する場合などは、底冷え
  しますので、あたたかい服装で行くと良いでしょう)
  
(6)悪天候時には靴はクロークに預ける
→ 劇場やコンサートホールまで徒歩で行けるものの、冷たい雨や雪が降っていると、
  せっかくの靴が汚れないかどうか不安ですね。そんなときは、会場までは
  滑りにくい普段履きの靴で行き、クロークに預けて履き替えてしまいましょう。  
  クロークでは気持ちチップ(1ユーロ程度)を渡すとスマートです。

最後に、日本より空気が乾燥しているヨーロッパ。喉を傷めやすいため、
風邪の予防にマスクを・・・と思われる方も多いのですが、ヨーロッパでは、
マスクの着用は「顔を隠す=犯罪を企んでいる?」「危険な病気だからマスクをしている?」
、、と誤解されてしまうことが多いのが実状ですので、避けたほうが無難です。

 


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2016年01月19日 | Permalink