【アメリカ】ニューヨーク混雑料金スタート(2024年6月30日開始)

郵船トラベルUSAの新米駐在員です。
赴任前に聞いてはいたものの、この4月からNYに駐在を開始し、改めてNYの物価の高さに驚いています。コンビニで水を買えば約3.5ドル(日本円で500円以上!)、ランチで食事をするにも最低でも15ドル(2,000円以上!)はします。この生活に慣れていかなくてはいけませんが、早く円安がストップして欲しいものです。
さて、そのように何もかもが高いNYですが、マンハッタン内の交通混雑を解消する目的で6月30日より新たに混雑料が開始されます。今でも生活費は十分に高い状況ですが、さらに追加で費用がかかるなんて、、、(泣)

対象の渋滞緩和ゾーン(Congestion Relief Zone)には、マンハッタンの60ストリートの南にあるローカルストリートとアベニューが含まれます。
(一部例外あり:FDRドライブ、ウェストサイドハイウェイ/ルート9A、およびウェストストリートへの接続であるヒューL.キャリートンネル)

平日は午前5時から午後9時まで、週末は午前9時から午後9時まで、ピーク時の通行料金が適用されます。夜間の通行料は、渋滞緩和ゾーンに入るすべてのドライバーの標準ピーク期間のそれぞれの料金よりも75%安くなります。対象車種は、乗用車、小型商用車、二輪車です。
乗用車および小型商用車(セダン、SUV、ピックアップトラック、小型バン)の通行料は、ピーク時には15ドル、混雑の少ない夜間には3.75ドルになります。オートバイの通行料は、ピーク期間中は7.50ドル、夜間は1.75ドルです。

トラックとバスはサイズに応じて、ピーク期間中は24ドルまたは36ドル、夜間は6ドルまたは9ドルの通行料を支払います。

毎日の通行料を支払う代わりに、タクシーとハイヤーの乗客は、渋滞緩和ゾーンへの出発、通過、内、または通過ごとに乗客が支払う旅行ごとに料金が請求されます。ピーク時と夜間の両方で、アプリベースのハイヤー車両の通行料は片道2.50ドルになります。タクシー、グリーンキャブ、黒車の場合、通行料は片道1.25ドルです。

もともと、マンハッタンに入るための道路(NJからのリンカーントンネルなど)には通行料が請求されておりましたので、当初の15.38ドルに追加してさらに15ドルかかることになります。
自家用車でマンハッタンに入るだけで30ドル以上(4,500円以上!)かかるとなると、さすがに公共交通機関やタクシー、Uberなどを選択する機会が増えそうです。


対象エリア


投稿者名 YusenTravel Tokyo 投稿日時 2024年04月30日 | Permalink