添乗レポート☆音楽評論家 加藤浩子と行くバルセロナ&マドリード&パリ10日間(3)
スペインから空路パリへ到着しました。
ここからパリ4泊の行程がはじまります。
パリでは「ガルニエ」と「バスティーユ」の2つのオペラ座で
オペラを鑑賞しました。
パリ・オペラ座「ガルニエ」 モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
シャガールの天井画が美しい馬蹄形の劇場で、多くのひとを惹きつけます。
座席数の関係もあり、最近はバレエやコンサートなどがメイン。
オペラはなかなか公演の機会も少ないので、ツアーという短い滞在の間で
ガルニエとバスティーユでオペラを鑑賞できる機会はとても貴重です。
パリでの観光は、音楽鑑賞ツアーならではの訪問地を選びました。
オペラ《マノン》の舞台にもなったサン=シュルピス教会。
(ここの天井画はドラクロワ作)
外観の美しさに思わず見惚れてしまうのは、サン=トゥスタッシュ教会。
壮大なオルガンで有名ですが、モーツァルトのお母さんのお墓も実はここにあるのです。
作曲家ショパンをはじめ、《椿姫》のモデルになったマリ・デュプレシ、
世紀のプリマドンナ、マリア・カラスの墓碑がある ペール・ラシェーズ墓地。
天候にも恵まれたパリ観光。
いよいよツアーもフィナーレが近づいてきました。