添乗レポート☆『ウィーン国立歌劇場に日本語字幕が登場!』 インペリアルホテルに泊まる!ウィーン滞在7日間
10月続いての添乗レポートは、定番ツアーのひとつ
「インペリアルホテルに泊まる!ウィーン滞在7日間」
5ツ星の優雅なホテル、インペリアルにゆったりと滞在しながら、
オペラ(国立歌劇場)と、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の
コンサート(楽友協会)を鑑賞する人気のツアーです。
この日の公演は、モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》。
なんといっても、今シーズンのウィーン国立歌劇場の
ビックニュースといえば日本語字幕が登場したこと。
従来は英語とドイツ語のみでしたが、そこにフランス語、イタリア語、
ロシア語と日本語の計6カ国語となりました。
モニターは座席の前部にあり、平土間の座席のほか
ボックス席ですと最前列の座席前に設置されています。
こちらは、楽友協会ホール開演前の様子。
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサート」
指揮:A.ネルソンス
ベートーヴェン《交響曲第8番ヘ長調》
ベートーヴェン《交響曲第7番イ長調》
を鑑賞しました。
インペリアルホテルは、楽友協会ホールのすぐ隣に位置していますが、
格式と伝統あるホテルということで、多くの音楽家達に愛されてきました。
今回の指揮者、A.ネルソンス氏もここインペリアルに泊まっていたようです。
インペリアルホテルが多くの音楽ファンに愛されている理由はこんなところにも
あるのですね。
添乗レポート☆音楽評論家 加藤浩子と行くバルセロナ&マドリード&パリ10日間(4)
パリ滞在中には オプショナルツアー「世界遺産フォンテーヌブロー城」に
ご案内いたしました。
翌日の公演であり、かつ今回のツアーのハイライトでもある《ドン・カルロス》
の第1幕の舞台となった場所でもあります。
そして、、いよいよツアーも終盤。
初演150周年を迎えるヴェルディの大作《ドン・カルロス》(フランス語版)
初演の劇場であるパリ・オペラ座で鑑賞しました。
ヴェルディ《ドン・カルロス》
指揮:P.ジョルダン
出演:J.カウフマン、I.アブドラザコフ、E.ガランチャ、L.テジエほか
指揮者、キャストともに豪華な顔ぶれがそろった《ドン・カルロス》
旅のフィナーレにふさわしい素晴らしいオペラの夜となりました。
添乗レポート☆音楽評論家 加藤浩子と行くバルセロナ&マドリード&パリ10日間(3)
スペインから空路パリへ到着しました。
ここからパリ4泊の行程がはじまります。
パリでは「ガルニエ」と「バスティーユ」の2つのオペラ座で
オペラを鑑賞しました。
パリ・オペラ座「ガルニエ」 モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
シャガールの天井画が美しい馬蹄形の劇場で、多くのひとを惹きつけます。
座席数の関係もあり、最近はバレエやコンサートなどがメイン。
オペラはなかなか公演の機会も少ないので、ツアーという短い滞在の間で
ガルニエとバスティーユでオペラを鑑賞できる機会はとても貴重です。
パリでの観光は、音楽鑑賞ツアーならではの訪問地を選びました。
オペラ《マノン》の舞台にもなったサン=シュルピス教会。
(ここの天井画はドラクロワ作)
外観の美しさに思わず見惚れてしまうのは、サン=トゥスタッシュ教会。
壮大なオルガンで有名ですが、モーツァルトのお母さんのお墓も実はここにあるのです。
作曲家ショパンをはじめ、《椿姫》のモデルになったマリ・デュプレシ、
世紀のプリマドンナ、マリア・カラスの墓碑がある ペール・ラシェーズ墓地。
天候にも恵まれたパリ観光。
いよいよツアーもフィナーレが近づいてきました。
添乗レポート☆音楽評論家 加藤浩子と行くバルセロナ&マドリード&パリ10日間(2)
バルセロナに続いて、高速列車AVEにてマドリードへ。
マドリードに到着。目をひいたのは、たくさんの国旗。
カタルーニャが独立を凍結したからか、翌日がイスパニアデーだから・・・?
なかなかユニークな? マドリード王立歌劇場の内部。
こちらは劇場内のバーカウンター。
こんな素敵なお部屋の一角にお手洗いがあるのです。
この日の公演は、ビゼーの《カルメン》まさにご当地もの。
終演後はこちらもまた希望者のみで、楽屋裏へ。
フランチェスコ・メーリとA.ゴリャチョヴァとともに
楽屋裏で記念撮影。
終演後のマドリード王立歌劇場の外観。
マドリードの夜がまた更けていきます。