【シンガポール】8月19日からの規制緩和について
シンガポールではジュロン漁港に端を発したクラスターやKTVカラオケラウンジでのクラスターも終息し、ここ2週間は新感染者数は2桁で推移しています。
ワクチン接種についても完了者の割合が直近で人口の76%と順調に進められています。現在は12歳以上の接種希望者(国民、永住者、長期滞在外国人)は、予約なしに接種会場を訪れ、無料で接種を受けることができます。
ワクチン接種の進展と市中感染者の減少を踏まえ、8月10日からワクチン接種完了者であればレストランで5名までの会食が可能となりました。
そして8月19日からは規制緩和第2弾として、これまで在宅勤務がデフォルトだった職場も50%まで出勤が可能となります。またクルーズ船も定員の50%までの乗船が可能となります。
シンガポールへの渡航については短期訪問は依然認められておりませんが、Work Pass Holder General Lane (WPHL)を利用する長期パス(EP/S-pass/DP)所持者やIPA所持者は、8月13日以降入国申請ができるようになりました。
入国申請要件は以下の通りです(8月20日23時59分以降)
*シンガポール入国直近21日以内に滞在した国・地域により異なります
*入国申請は入国予定日の3~30日前に申請可能です。入国許可日は申請した予定日の前後1日含む3日間のみです。
A) 中国(江蘇省を除く)、台湾、ブルネイ、ニュージーランド
入国時のPCR検査、検査結果判明まで自宅や自己手配のホテルで隔離
B) 中国(江蘇省)、香港、マカオ
入国時のPCR検査、7日間の自宅や自己手配のホテルで隔離、7日目にPCR検査
C) 韓国、オーストラリア、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、ノルウェー、カナダ
ワクチン接種完了者のみ、出発72時間以内のPCR検査陰性証明書、入国時のPCR検査、①14日間の自宅隔離+14日目にPCR検査、又は②政府指定施設(SDF)での隔離+3・7・11日目にART(迅速抗原検査)+14日目にPCR検査
※シンガポール以外でワクチン接種をした場合、隔離明け14日以内に血清学検査を受ける必要あり。
D) フィリピン
ワクチン接種完了者のみ、出発72時間以内のPCR検査陰性証明書、入国時のPCR検査及び血清学検査、14日間の政府指定施設(SDF)での隔離+3・7・11日目にART(迅速抗原検査)+14日目にPCR検査
※シンガポール以外でワクチン接種をした場合、隔離明け14日以内に血清学検査を受ける必要あり。
E) インドネシア
ワクチン接種完了者のみ、出発48時間以内のPCR検査陰性証明書、入国時のPCR検査及び血清学検査、14日間の政府指定施設(SDF)での隔離+3・7・11日目にART(迅速抗原検査)+14日目にPCR検査
※シンガポール以外でワクチン接種をした場合、隔離明け14日以内に血清学検査を受ける必要あり。
F) インド、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、スリランカ、ミャンマー
入国不可
G) 上記以外の国・地域(日本含む)
ワクチン接種完了者のみ、出発72時間以内のPCR検査陰性証明書、入国時のPCR検査、14日間の政府指定施設(SDF)での隔離+3・7・11日目にART(迅速抗原検査)+14日目にPCR検査
※シンガポール以外でワクチン接種をした場合、隔離明け14日以内に血清学検査を受ける必要あり。
詳しくは下記HPにてご確認ください。
https://safetravel.ica.gov.sg/wphl/shn-and-swab-summary
https://safetravel.ica.gov.sg/wphl/overview
【シンガポール】入国申請再開(ワクチン接種完了者のみを対象)
8月10日よりワクチン接種完了者を対象として、日本からの長期パス所持者(EP, Dependant's Pass, S Pass, 入国予定日から15日以上有効なin-principle approval (IPA)所持者、等)の入国申請を再開する旨発表がありました。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.mom.gov.sg/newsroom/press-releases/2021/0806-resuming-entry-approvals-for-vaccinated-work-pass-holders-and-their-dependants
https://safetravel.ica.gov.sg/wphl/overview
【シンガポール情報】PCR検査陰性証明書について
在シンガポール日本人様向けの情報です。
7月17日付けの在シンガポール日本大使館からの情報発信にあります通り、日本帰国時のPCR検査陰性証明書については日本政府所定のフォーマットである必要はありません。
シンガポールデフォルトのフォーマットを印刷の上、持参いただければ有効です。
念のため在シンガポール日本大使館から発信された内容を合わせて印刷してお持ちいただくことをお勧めします。
https://www.sg.emb-japan.go.jp/files/100214079.pdf
また日本政府所定のフォーマットをご用意いただける場合は手続きはよりスムーズです。
なおチャンギ空港での搭乗手続きの際は、シンガポールのQRコード付きの書式をご提示ください。
シンガポールの新型コロナ感染者数は低位で落ち着いていましたが、カラオケラウンジでクラスターが発生し、昨年4月以来の市中感染者数(7月18日は88名の新規感染者)が続いています。
7月19日から市中レストランでの会食は再び2名までに制限されましたが、ワクチン接種完了者及び感染からの回復者(270日以内)やPET(Pre event test)陰性結果者は5名までの会食が認められています(ホーカーセンターやフードコートは除く)。
弊社では日本帰国時の航空券、ハイヤー及びレンタカー、自主隔離のためのホテルを手配しております。
ご滞在いただくホテルは2週間の滞在が少しでも快適になるよう、ご予算やご希望を伺ったうえでお探しさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
日本からの入国申請はまだ再開しておりませんが、シンガポール、日本双方とも感染者が落ち着き、ワクチンパスポートの運用などで、渡航制限が少ない往来再開がされることを祈っています。
【シンガポール】新規の入国停止について
4月末から変異株の市中感染者が増加していることを受けて、MOM(シンガポール人材開発省)は高リスク国からの新規入国を停止する旨発表しました。
期間は5月11日から当面7月5日までとなっております。
上記期間の間、新規の入国申請は受け付けられず、日本からの渡航者も原則として入国ができなくなります。
※中国(本土)、香港、マカオ、台湾、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド以外の国は全て高リスク国となります。
就労パス(EP、S-PASS)や帯同家族パス(DP)といった就労ビザ所持者をお持ちで、既に5月11日以降の入国承認を得ている渡航者も承認を取り消されます。
承認を取り消された渡航者に対しては、感染状況が落ち着いたのち、入国申請を再開する時期をシンガポールの雇用主を通じて通知されますので、再度入国申請を行う必要があります。