添乗レポート(5)☆アマデウス・クイーン号で航く、ドナウ川クルーズ&中欧珠玉の音楽紀行
リバークルーズだけではなく、世界一流のオペラやコンサートも一緒に楽しめるのが
音楽ツアーならではの魅力。
はじめの訪問地ウィーンでは、楽友協会大ホールにてヤンソンス指揮&ウィーンフィルの
コンサートを鑑賞しました。
重厚感あるベルリオーズ《幻想交響曲》に会場内一体ものすごい熱気に包まれました。
ウィーン国立オペラ座では、世界的なソプラノ歌手ネトレプコが出演する
《アンドレア・シェニエ》も鑑賞。
抜群の歌唱力と演技力に聴衆が惹きこまれていきます。
オペラ・コンサートだけではなく、もちろん、音楽ツアー定番の見どころにもご案内いたします♪
ウィーン市立公園にひときわ目立つ ヨハン・シュトラウスの像
ウィーン王宮庭園内のモーツァルトの像。
お花で彩られた ト音記号が音楽の都ウィーンに似合います。
続いての音楽の街は、ブダペスト。
ブダペストでは、別手配鑑賞公演としてリスト音楽院大ホールでの
室内楽コンサートにご案内しました。
小規模ながらも、歴史ある音楽院ならではのホールの雰囲気は人気があります。
現在、改修工事中で入ることができないブダペスト国立歌劇場。
今回は鑑賞ができませんでしたが、2020年の再オープン後は、ブダペストでも
オペラ鑑賞が楽しめることでしょう。
さて、ふたたびドイツに戻るまでの途中、オーストリアの第3の都市リンツを訪れました。
そのリンツから少し離れたザンクトフローリアン修道院&大聖堂では、ツアーのための
貸切オルガン演奏会を鑑賞しました。
そして、10日間コースの皆様はこの後帰国の途へ。
12日間コースの最後の訪問地は、最終地プラハに向かいます。
ドイツのパッサウから、プラハまでの間は、美しいチェコの古都チェスキー・クルムロフを抜けます。
その後、プラハへ・・・
プラハの伝統的な劇場、エステート劇場でモーツァルトの《フィガロの結婚》を鑑賞。
この劇場はモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》が初演された劇場で、欧州でも屈指の
美しさを誇ります。
こじんまりとした雰囲気の劇場内のバー
夜にはヴルタヴァ側(モルダウ川)のナイトクルーズと、川沿いのレストランでのディナーを
お楽しみいただきました。
12日間にわたるクルーズ&音楽の旅、いかがでしたでしょうか?
初夏の時期もおすすめですが、近日中発表のクリスマス時期のドナウ川クルーズも
人気です。まもなくツアーも発表となりますので、どうぞご期待ください♪
添乗レポート(2)☆アマデウス・クイーン号で航く、ドナウ川クルーズ&中欧珠玉の音楽紀行
日本では未だ馴染みの薄いリバークルーズではあるけれど、
ヨーロッパでは、随分前から人気があって、 時期によっては売り出してから
あっという間に満室近くになることも少なくないようです。
事実、ツアーを発表してから問い合わせが増えましたが、すでにキャビンの多くは
予約で埋まってしまっており、何組かのお客様には満室のため予約をお断り
しなければならないほどでした。
今回の船にも、地元ドイツやオーストリアからの客のほか、
トルコやイスラエルからの客もおり、
日本人はわずか20名くらいしかいませんでした。
リバークルーズ、人気があると言っても、1つの河川にはさまざまな船が行き来しており、
クルーズ会社も色々で競争も少なくありません。
リピーター獲得のためには、様々な仕掛けやセールス、アプローチが不可欠なので、
スタッフも様々やり方でコミュニケーションを取ろうとします。
私たち日本人を見かければ、
「おはようございます」
「こんにちは」
といった定番挨拶から、
挨拶の代わりに「サッポロ!」
なんていう、少々意味不明(笑)なワードまで出てきました。
きっと、トルコ人にはトルコ語で話しかけているのかしら?
とにかく船のファンになってもらうための努力の気持ちが伝わってくるのと、
過剰すぎるわけではないので、自然と仲良くなる仕組みができています。
クルーズ後半の、船長主催のディナーの様子。
全てのスタッフが紹介されました。
レストランスタッフの紹介
厨房スタッフの紹介。
お天気の良い日には、サンデッキにてブランチ。
こういう企画も、なかなか面白いです。
添乗レポート(1)☆アマデウス・クイーン号で航く ドナウ川クルーズ&珠玉の音楽紀行
郵船トラベル音楽の旅45周年の特別企画として登場!
ドナウ川クルーズ&音楽の旅のコラボレーション企画が実現しました。
アマデウス・クイーン号を有するルフトナー・クルーズ社は30年以上の歴史を
誇るドイツの船会社。
エレガントで温かなホスピタリティあふれるサービスには定評があります。
海のクルーズと比べると揺れが少ないと言われるリバー・クルーズ。
実際のところと言うと、揺れは殆どありませんでした。
これは、海のクルーズ経験あるお客様からのご意見もいただきました。
揺れを感じたのは、船着場に着くときと離れるとき、多少ゆらりとする程度。
それ以外は殆ど揺れは感じません。
ツアー前半は増水で水位が上がり流れも早くなっていたにもかかわらず、
殆ど影響はありませんでした。
もうひとつの気になる事項は、船内の音。
こちらも、想像していたよりも静かだったというご意見が多かったです。
実は気がついたら船が進んでいた?というくらい、エンジン音、機械音は殆ど聞こえませんでした。
これは、添乗員のキャビン。キャビンの中では一番リーズナブルなカテゴリー。
窓からは殆ど外は見えませんが、自然光は十分差し込んできます。
この上のカテゴリーになると、キャビンには大きな窓があるので、外の風景も
存分に楽しむことができます。
さて音の話に戻りますが、
唯一、あえて気になると言うならば、トイレを流す際の音。
例えるなら飛行機の中のトイレのように大きな音で吸引し流すタイプ。
キャビンの数だけトイレもあるから、あちこちから聞こえてくるので、
夜間などはちょっとは気になります。
とはいえ、これは船の性質上、致し方ないですね。
入口付近に置かれたゲストノートと、
ゲストのためのラウンジ。
ウェルカムドリンクとともにクルーズ滞在中の案内を聞くゲストたち。
このあとも、まだまだレポートが登場します!
(2)添乗レポート☆音楽評論家 田辺秀樹と行く チューリヒ~レマン湖~リヨン~トリノ 11日間 モーツァルト・オペラとオペレッタ紀行
旅の後半は、エヴィアンからアヌシーを抜けて、リヨンへ。
途中、オプショナルツアーでは、”フランスで最も美しい村”認定の
「ぺルージュ」観光と、ボジョレー地方のシャトーレストランでのご昼食を
お楽しみいただきました。
リヨン国立歌劇場では、モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》モンタナーリ指揮、
P.スライ、K.ケテルセンほか出演 を鑑賞しました。
旅のフィナーレは、イタリア北部の街 トリノ。
トリノ王立歌劇場では、モーツァルトのダ・ポンテ三部作を鑑賞しました。
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》ルスティオーニ指揮、
C.アルバレス、C.レミージョほか出演
モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》D.ファソリス指揮、F.ロンバルディ、
A.ストロッパ、R.デ・カンディアほか出演
モーツァルト《フィガロの結婚》S.スカプッチ指揮、S.アルベルギーニ、
S.ファルノッキアほか出演
旅をしめくくるオプショナルツアーは、ピエモンテ州、銘醸ワインの産地「バローロ」観光。
スローフード発祥の地「ブラ」のご昼食とともにお楽しみいただきました。
(1)添乗レポート☆音楽評論家 田辺秀樹と行く チューリヒ~レマン湖~リヨン~トリノ 11日間 モーツァルト・オペラとオペレッタ紀行
6月最後の添乗レポートは爽やかな初夏のスイスとフランス、イタリアから
お届けいたします♪
音楽評論家 田辺秀樹と行く チューリヒ~レマン湖~リヨン~トリノ 11日間
---- モーツァルト・オペラとオペレッタ紀行
■2018年6月28日~2018年7月8日 11日間
チューリヒ歌劇場、リヨン国立歌劇場、トリノ王立歌劇場での
オペラの魅力もさることながら、エヴィアン音楽祭は初めての訪問、
スイス、フランスからイタリアに向けての道中、
大自然と絶景のアルプス、お楽しみいただけるツアーとなりました。
チューリヒ歌劇場は、外観、内観ともに重厚感を感じさせる
ヨーロッパ屈指の歌劇場ひとつ。
レハール《微笑みの国》F.ルイージ指揮、P.ベチャワほか出演 を鑑賞しました。
チューリヒからインターラーケンを抜けて、一行はレマン湖畔の街エヴィアンに
到着しました。
エヴィアン音楽祭では、「ハーゲン弦楽四重奏団」、「トリオツィンマーマン」などの室内楽をお楽しみいただきました。
エヴィアンご滞在中には、オプショナルツアーで名峰モンブラン
(プレヴァン展望台)にもご案内しました。