添乗レポート★音楽評論家 加藤浩子と行く「バッハへの旅」
2000年より始まった「バッハへの旅」
その後、17年間にわたりのべ786名様が参加された音楽ツアーの
ベストセラーでもあります。
第28回を迎えた今年は、20名様を超えるお客様とともに、
ライプツィヒで開催されたのバッハ・フェスティバルを中心に
お楽しみいただきました。
2018年6月7日~6月19日 13日間コース
2018年6月9日~6月19日 11日間コース
バッハゆかりの地めぐりも、ツアーには欠かせません。
バッハ生誕の地、アイゼナッハのほか、ヴァイマールやアルンシュタットなどのほか、
今回はヴェヒマルにも訪れました。
ライプツィヒ・バッハフェスティバル2018は、前半に「カンタータ・リング」
を銘打ち、オープニングから3日間にわかり計10回のカンタータ演奏会が行われましたが、
ツアーではそのうち2日間5公演を鑑賞しました。
ガーディナー&「イングリッシュ・バロック・ソロイスツ」
コープマン&「アムステルダム・バロックオーケストラ」
鈴木雅明&「バッハ・コレギウム・ジャパン」など
後半には、フランス気鋭のバロックアンサンブル「ラ・シャペル・レーヌ」による
《マタイ受難曲》や
「ベルリン古楽アカデミー」による《ミサ曲ロ短調》に2大宗教曲、
A.シフの《ゴルトベルク変奏曲》「コレギウム1704」による《ブランデンブルク協奏曲》
などバラエティ豊かなプログラムをお楽しみいただきました。
添乗レポート☆ザルツブルク・イースター音楽祭7日間
今年のザルツブルク・イースター音楽祭は、ティーレマン率いるドレスデン
国立歌劇場管弦楽団、ハルテロス、テジエ、アントネンコが出演する、
新制作プッチーニの《トスカ》を皮切りに、A.オロスコ=エストラーダ、ラベック姉妹、
S.ガベッタ、E.ガランチャなどの豪華キャストによるコンサートが連日連夜
繰り広げられました。
ツアーは、ザルツブルクだけにゆったり滞在しますが、滞在中は
いろいろな楽しみもあります。
たとえば、日曜日には、大聖堂のミサにご案内。
自由時間に添乗員がご案内したお食事での一コマ。
ちょうど解禁になったばかりの白アスパラ、ラッキーでした!
添乗レポート☆ヴェネツィア&魅力の小都市めぐり パルマ、モデナ、トリエステ9日間(2)
パルマに続いては、モデナへ。
モデナはパルマと同様ローマ時代からエミリア街道の要塞として
街が発展しました。
バルサミコ酢や発泡性赤ワイン、ランブルスコの産地としても知られますが、
オペラファンにとっては、2007年にこの世を去ったルチアーノ・パヴァロッティ
の故郷としても知られています。
パヴァロッティの功績は高く評価され、モデナの歌劇場には
現在「パヴァロッティ劇場」Teatro Comunale Luciano Pavarotti
という名がつけられています。
世界遺産の街としても知られるモデナ。
ドゥオモのほか、ギルランディーナの塔、ドゥカーレ宮殿などに
ご案内しました。
ふたたび、モデナ・パヴァロッティ劇場に戻ってみますと・・・・
劇場内には、パヴァロッティに関する資料がたくさん展示されていました。
モデナ滞在中のランチでは、バルサミコ酢の醸造所が
経営するレストランに立ち寄りました。
先祖代々、引き継がれてきたこちらのお店。
こちらの店主は6代目、だそうです。
旅はいよいよヴェネツィアへ。
世界中から観光客が集まるサン・マルコ広場、サン・マルコ大聖堂、
ドゥカーレ宮殿にご案内しました。
残念ながら、フェニーチェ歌劇場の写真は撮れませんでしたが、
オペラはたっぷり楽しみました。
<鑑賞公演>
ヴェネツィア「フェニーチェ歌劇場」
チョン・ミョン・フン指揮
プッチーニ《ラ・ボエーム》
出演:V.イエオ、ドゥヴロフスカヤほか
添乗レポート☆ヴェネツィア&魅力の小都市めぐり パルマ、モデナ、トリエステ9日間(1)
続いての添乗レポートはイタリアから。
3月、晴天に恵まれたイタリア。
オペラ紀行と題して、パルマ、モデナ、トリエステの小都市の
劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場でオペラを鑑賞しました。
パルマでの観光は、ドゥオモや洗礼堂のほか、音楽ツアーならでは、
トスカニーニの生家や、ファルネーゼ劇場などにご案内しました。
食材店でお土産のパルメザンチーズや、夜食用の生ハムを購入♪
パルマでの鑑賞公演は、ドニゼッティの《ロベルト・デヴリュー》
デヴィーア、ガナッシら実力派の歌手が揃いました。
添乗レポート★ピアノで綴るヨーロッパ紀行~フライブルク&フランス・アルザス&チューリヒ9日間
すっかり間があいてしまった添乗レポート、大変お待たせいたしました。
『ピアノで綴るヨーロッパ紀行 フライブルク&フランス・アルザス&チューリヒ9日間』
このツアーの一番のみどころは、フライブルク音楽大学のこじんまりとしたホールで
開催される「エミール・ギレリス記念ピアノフェスティバル」
え、ロシア人のエミール・ギレリスとドイツのフライブルクが
どういう関係?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ギレリスはドイツでの活動はありませんでしたが、ギレリスの弟子たちが
フライブルク音楽大学を拠点に活動、ギレリス財団とともに音楽の発展に
貢献してきたのです。
やがで誕生したのが、エミール・ギレリス記念ピアノフェスティバル。
世界屈指のピアニストが出場する、貴重なフェスティバルでもあります。
今回は、グレゴリー・ソコロフ、イェフィム・ブロンフマン、エフゲニー・キーシン
のコンサートを鑑賞しました。
フライブルクの1番古いところ。中世の街並み
水路があるのが、フライブルクらしさ。
市庁舎前広場
フライブルク音楽大学
最後列でもこの距離感
大学内なのでホワイエ?は独特の雰囲気
滞在中には、ドイツを国境からフランスに出て、世界遺産ストラスブール、
コルマールを訪れました。
ポークの中にフォアグラが詰まってる。さすがアルザス。
春の訪れとともに、ピアノの音色をたっぷりと堪能しました。