【添乗レポート】バーデンバーデン・イースター音楽祭 その2
連日、ベルリンフィルハーモニーを聞き、
すばらしい音楽に感動しています。
一都市滞在(5連泊)のツアーなので、
じっくりバーデンバーデンのイースター音楽祭を
楽しみ、のんびりゆったりしていただけます。
ちょっとドライブすると、
フランスやドイツの魅力的な町を見ることもできます。
今回はフランスのアルザス地方、
「コルマール」と「ストラスブール」にでかけました。
木組みの建物が続く美しい街並みを散策したり、
星付きのオーベルジュで美味しいフランス料理を
いただいたりしました。
ツアー4日目には文豪、ヘルマン・ヘッセが生まれたことでも知られるドイツの小さな町「カルフ 」や、
世界遺産にも登録されている「マウルブロン修道院」も訪れました。
バーデン・バーデン イースター音楽祭鑑賞ツアーは
来年以降も計画を予定しております。
お申込みは先着順となりますので、ご興味のある方は
お気軽に音楽・美術ツアーデスクまでお問い合わせくださいませ。
こちらの「総合お問合せフォーム」をご利用下さい。「お問い合わせ内容」欄に「バーデン・バーデン イースター音楽祭鑑賞ツアーについて」とご記入下さい。
【添乗レポート】バーデン・バーデン イースター音楽祭【その1】
添乗で留守にしている間に日本も春真っ盛り、
良い季節になりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
4月2日発バーデンバーデン音楽祭に行って参りました。
この町は、ブレーメン近郊のバーデンの町と区別するために
バーデンバーデンと2回重ねて町の名前にしましたが、
ある作家はあまりにも美しい町なので、
町の名を2回繰り返さずにはいられない。。。
そこからバーデンバーデンと名がついたのでは
と言って町の美しさを表現したほどです。
町の中心にあるオース川に散歩道があり季節毎に様々な花が目を楽しませてくれます。
ちょうど私達が訪れた時には、桜や水仙が満開でした。
お客様は歴史的なフリードリッヒ浴場などの温泉、
ホテルのスパ&プール、ブラームスなどの音楽家ゆかりの場所を訪ねたり、町を一周する小さな観光汽車、
美術館巡り、ケーブルカーに乗って
メルクアベルク山の展望台までハイキングに出かけたりなさっていました。
ショッピングや各国料理、
町で人気の老舗ケーキサロン「カフェ・ケーニヒ」で、
ゆったりした時間を楽しんだ方もいらっしゃいました。
毎晩のベルリン・フィルハーモニーの演奏を聞く前にも
たくさんの楽しみがあります。
保養旅行に来た中世以来の人々と同じような贅沢な時間を過ごす事ができました。
【添乗レポート】音楽評論家 田辺秀樹と行く ハンガリー、オーストリア、スロヴァキア オペレッタ&オペラ紀行
「音楽評論家・田辺秀樹と行く
ハンガリー、オーストリア、スロヴァキア
オペレッタ&オペラ紀行」に行って参りました。
日本では上演回数の少ないオペレッタ。
オーストリアやハンガリー、ドイツなどの地元に来ないと
「これぞ!」と思える上演に出会えないかもしれません。
ご同行いただいた田辺先生にオペレッタの魅力をうかがったところ、
「地元密着型で地方色が豊かである」
「日常的な地元の音楽生活が見られる」
「踊り、演劇、歌、3つの要素がありとにかく単純に楽しい」とおっしゃっていました。
今回のツアーで見たどの公演でも、
音楽に合わせてみんなで手拍子をしたり、
笑いが沸き起こったり、
名曲の後に「ブラヴォー」の声があがったり、
観客と舞台がひとつになる場面がたくさんありました。
「オペレッタは言葉がわからないと楽しめないのでは。。。」
という声もありますが、
セリフがわからなくても見ているだけで楽しめる!
それがオペレッタだと、今回のツアーで私は思いました。
もちろん、多少の予習をする必要はあるかも知れません。
その点、弊社のオペレッタツアーには強い味方である田辺先生が同行して下さるので、
丁寧に疑問に答えていただけます。
田辺先生は現地の新聞の切り抜きコラムを紹介してくださったり、
バスの中で楽しい解説トークをしてくださったりします。
そして名物!?田辺先生のピアノ演奏も人気があります。
先生は「楽譜を見て演奏するより即興で弾く演奏が好き」とおっしゃっていましたが、
訪問地にゆかりがある曲や
オペレッタの名曲をメドレーで弾いて下さいます。
それを聞きながら、ご参加のお客様は食前カクテルを飲んで雰囲気に酔ったり、
時には合唱となったり、踊りだしたり、、、
音楽ツアーの魅力は、公演だけではありません。
たとえば、個人では行きづらいひと味違った小都市を訪問できます。
(今回はレハールの生誕地コマーロムやカールマンの生家シオフォクなどへも足をのばしました)
共通の趣味を持つ仲間と出会い、
美味しい食事とお酒を飲みながら音楽談議ができることも大きな魅力だと思います。
田辺先生にこれからオペレッタを楽しむ方へのおすすめ
をお伺いしとところ、レハールの代表作品「メリー・ウィドー」や「微笑みの国」…
ヨハンシュトラウス2世の「ジプシー男爵」、
ラルフ・ベナツキーの「白馬亭にて」などを薦めてくださいました。
今回のツアーで私もオペレッタの魅力に取りつかれてしまいました。
プラハで春の訪れを祝おう
ひと雨ごとに風が春らしくなってくるこの頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の家の近くにある梅林も、ふと気がつけば満開です。
この花たちはどうして春の訪れがわかるのでしょうか。
自然の偉大さを感じます。
モーツァルトの曲「sehnsucht nach dem Fruhlinge 春への憧れ」にもあるように
寒い冬に春を待ちわびる気持ちは世界共通です。
イースターを迎えると欧米各地で音楽祭が開かれます。
そこで、今年も私がお勧めしたいのは「プラハの春」音楽祭です。
1946年、第二次世界大戦が終った翌年から開催されている
歴史ある音楽祭です。
1990年、ビロード革命で民主化が実現した直後には、
音楽を通してプラハ市民が自由を謳歌する機会になりました。
チェコの人々にとって「春」とは長く待ちわびている思いの深いものです。
音楽祭は毎年、スメタナの「我が祖国」で幕が開きます。
是非、現地プラハでそれぞれの「春」を迎え、喜びを分かち合いましょう。
今年のオープニングで指揮をするのはドイツで絶大な人気を誇る
T.ヘンゲルブロックです。
心に響く音を聴かせてくれると思っています。
ご参加お待ちしております。
♪プラハの春音楽祭オープニングと中欧 珠玉の音楽紀行Aコース 11日間
♪プラハの春音楽祭オープニングと中欧 珠玉の音楽紀行Bコース 8日間
ザルツブルク聖霊降臨祭★添乗レポート その2
《大ロッシーニ・ガラコンサート》開演前の様子。
19:00過ぎになるのに、まだこの明るさです。
この日はお洒落度もちょっと↑アップしています。
ヨーロッパの音楽祭はずいぶんとカジュアルになったと
言われておりますが、ここぞというときには、やっぱり
皆さんお洒落して音楽を楽しみにやってきます。
特に、この日はガラコンサート終了後に、ガラ・ディナーも
開催されるため、それに出席する人々は、
男性はタキシード、女性はイブニングドレス・・・
そんな装いも多く見受けられました。
ガラ・ディナーの開始前には、音楽監督である
バルトリをはじめ、ガラ・コンサートに出演した
スター歌手たちが会場に挨拶にやってきました。
皆さんお気に入りの歌手と目いっぱい記念撮影を
楽しまれていたようです。
(写真をここでは載せられないのが残念です・・・)
お食事もさることながら、スター歌手と触れ合う機会
は海外オペラツアーならでは!ですね。