【開催報告】オンラインツアー 公認ガイド中谷剛氏と歩く「アウシュヴィッツ強制収容所内部見学」とアンナさんが語るポーランドの今
5月31日開催「アウシュヴィッツ強制収容所内部見学」オンラインツアーは無事終了しました。
このツアーは、一般には撮影許可の得ることが難しい収容所内部を、郵船トラベルのお客様のために特別に許可を得て実現したツアーです。
映像は、現在唯一の日本人公認ガイドである中谷剛氏とともに、実際に現地スタッフが歩きながら録画撮影し、弊社で編集を加えたものをご覧いただきました。
また、ツアー当日はポーランド生まれでガイドとして活動するアンナさんとライブで繋ぎ、77年前に遡るアウシュヴィッツの歴史をスライドとともに詳しくご案内しました。
ここで、ご参加の皆様から届いたお声を一部ご紹介します。
- アンナさん、中谷さんお二人とも解説が非常にわかりやすく、大変興味を惹き付けられました。知らなかったことがたくさんあり、またこれまで持っていた数々の疑問にも、答えていただけたたように感じました。
- なかなか撮影できない収容所内部の映像を、実に生々しく動画として編集されていたことに驚きました。知識としては持っていたはずなのに、画面越しであっても『百聞は一見にしかず』で、イメージが一気に広がったように思います。ウクライナ紛争の勃発によって、かえってコメントに苦労されたのではと思いますが、押し付けになる訳でもなく、平和や人種差別、人間の持つ残酷さなどを考えさせる、冷静で客観的な構成に好感を持ちました。
- 靴やメガネ、景色、すべてが印象に残りました。コルベ神父については、再度あとで確認しました。青空でとてもよい日ですが、内容は非常に緊張感のあるものでした。
- この強制収容所はユダヤ人ばかりでなくポーランドの知識人もいたことを改めて認識した。一般市民を無差別に女子供まで虐殺したことは人類の負の資産として全世界が犯してはならない贖罪だと見られます。
- オンラインツアーは単にリアルな旅行の代わりではなく、新たなエンタテイメントになる可能性があるとは思いますが、今後どのようなオンラインツアーが世の中に必要とされ、生き残っていけるのか、まさに今、曲がり角にいるのかも知れません。今後の新しい展開に、期待したいと思います。
このオンラインツアーを通して1人1人が平和を願い、平和が訪れた後に、1人でも多くの日本の皆様に、実際にポーランド、そしてアウシュヴィッツに訪れて欲しい・・・
中谷さんも、アンナさんもツアーの中でそのようにおっしゃっていましたが、旅行の仕事に携わる私たちも同じ思いでお届けしました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。