【開催報告】 12月21日(火)後編【お家で楽しむオンラインツアー】ベートーヴェン生誕251年企画 第3弾「不滅の恋人は誰だったのか? 」& クリスマスに輝く中欧3カ国の旅
ベートーヴェンに想いを馳せながら、中欧3ヵ国を旅するオンラインツアー第3弾!
第3弾のテーマは「不滅の恋人は誰だったのか?」 12月14日と21日の2日間、前編後編のライブ配信が終了しました。今日は後編の様子(ちょっと裏話も)をお届けします。
前編と同様ツアーの開始は15時30分。
その1時間前から最終打合せ&直前リハーサル、ウィーンにいる高島先生とプラハのマルケータさんは朝6時30分という早朝からのスタートとなりました。
実は、お2人とも前日は深夜まで映像の最終チェックをしていたとのこと。眠い目をこすりながら??のスタートとなりました。(ありがとうございました)
・・・ところが、リハーサルの時間になってもマルケータさんが現れません。なんと前週のリハーサルで動作確認したパソコンが動かない!と連絡が。本番まで残り45分しかない中で、急遽、別のパソコンを立ち上げて繋げることができましたが、そこにいた全員がヒヤリ・・・(前日の映像チェックでパソコンを酷使しすぎたようです)
ただ、このプチアクシデントが却って場の緊張感を和ませたのか(!?)
ツアーは順調に予定通りスタートしました。
今回のツアーも、前編と同様に今年の3月と9月にオーストリアとチェコでそれぞれに高島先生と現地スタッフのチームで撮影した動画や写真を編集し、字幕やナレーションを入れた映像をテーマごとに分けトークを交えながらお届けしました。
ただ、少しだけ前編のやり方に変更を加え、後編では映像が流れている間にトークを被せるやり方を取り入れました。話すタイミングを取り合うのがちょっと難しいのですが、トークも膨らみ全体的にテンポよくツアーが進んでいきました。
撮影にあたっては、チェコの中でもプラハに関しては予算内での撮影許可を得ることが出来ませんでしたので、観光局からの映像や画像などをお借りしてご案内。テプリツェと、カルロヴィ・ヴァリ、ビリナやフランティシュコヴィ・ラーズニェは十分すぎるほどの動画がありましたので、地図や資料などをまじえながらご案内しました。
テーマである「不滅の恋人」のトークは前編からの流れを受けて、さらに深掘り。
ベートーヴェンの人間味あふれる様子なども、恋人たちを追いかけていくなかで垣間見えました。ツアーではベートーヴェンにとどまらず、ショパンやリストが弾いたピアノなども紹介、またプラハからテプリツェに移されたモーツァルト像(ちょっぴりマッチョ!)なども登場しました。旅はいつも驚きと発見の連続ですね。
平野先生からも「本当にはやく現地に赴きこれらの場所を訪ねたいですね」くりかえしのコメント。
はい、私たちもそう願っています。
前半で不滅の恋人のテーマは終わり、後半はチェコの食とクリスマス、ガイドさんがおすすめするカフェやレストランを紹介。マルケータさんが画面越しにチェコでお祝いの際に食されるパンや、セロリやパセリの根っこなどを見せると、ゲスト一同「おお!」と反応。
こういったこともオンラインならではの面白さですね、と終了後にお客様からメッセージをいただきました。
そしてウィーンのカフェやスイーツ、名門ホテルブリストルのキッチンで「シュニッツェル」の調理風景や試食の様子をお届けしました。
最後はオーストリア各地のさまざまなクリスマスマーケットの様子と、きよしこの夜が生まれたオーベルンドルフからの映像をお届けしました。美しい雪景色と音楽ともに静かにツアーも無事終了しました。
2021年4月からスタートした「ベートーヴェン生誕251年企画」第1弾から第3弾まで、4回にわたりお届けしてまいりましたが、今回で一区切りとなります。
ツアーの終了間際には平野先生から「・・・次回は、ボンやコブレンツですかね!?」とのコメントもあり、ひょっとしたら第4弾が生まれるかもしれません(笑)
とはいえ、なによりも海外旅行が再開して欲しい、
というのがゲスト全員の一致した意見でした。
ご参加いただきました皆様には改めてお礼を申し上げます。
なお、本ツアーのアーカイブ動画の申込受付を12月31日まで延長いたします。
年末年始のおうち時間に、中欧3カ国の音楽の旅に出かけてみませんか?
申込ページ http://ptix.at/NO4vES