海外からのレポート【ドイツの今】(ミュンヘン編2)
クラシック音楽ファンに人気のあの街は今・・・?
第9弾は、再びドイツのミュンヘンからです。
ミュンヘンのガイドさんにお話を伺いました。
◆現在の街の様子を教えてください
出来るだけ規則正しい生活をするように心がけています。
朝起きると、ヨガをしてみて、イザール川沿いのお散歩やジョギング。
午後は読みたかった本などをお庭で読んでおります。
ガイドで苦手なテーマに取り組むいい機会かしら?
ミュンヘンは自然に恵まれているので、助かります。
◆日々の生活の様子を教えてください
スーパーマーケットと薬局のみ開いておりましたが、生活には困りません。
品薄になるというニュースが流れた時は、少し不安でしたが...
少ない物でも十分生活ができるものだと、びっくりしています。
外食はできませんが、イタリアンやごく一部お持ち帰りが出来ます。
配達をしてくれるところも増えました。
日本食の庄屋さんも、スターコック中村さんと共にお弁当の宣伝をされました。
時間があるので、丁寧にお料理できると、外食ができなくても、とても楽しいです。
また、お食事や自然に感謝でき、今まで見えなかったものが見えてくる感じもします。
来週からは、お花屋さんが開いたり、これから小さなお店が開いたりしますので、
閉塞感からは逃れそうです。
◆このような時期でありながらも、小さな楽しみがあれば教えてください。
趣味のヨガ学校に行けなくなりましたが、一人でインターネットで
練習するのもいいものだと思います。
色んな先生方のオンライン授業がありますので、ありがたいです。
イースター休暇の間も一日中無料プログラムが提供されました。
◆音楽に関連する情報で日本のお客様に伝えたいことがあれば教えてください。
バイエルン州立劇場、ミュンヘンフィルハーモニーなどの正社員は
お給料が支払われています。
フリーで働かれている方もアンケートを記入し、証明できれば、
一時給付金が支払われ、しばらくの生活費は賄われます。
長引くと、どうなるかはわかりません。
多くの方が、オンラインプライベートレッスンをしておられ、
生徒も忠実にレッスンを続けているそうです。
申告せずに働いていた人は、収入が証明できないので、
給付金を申請できず困っているそうです。
ファンの方も多くの寄付をされているようです。
このサイトは現在無料で鑑賞できるオペラです。
https://www.staatsoper.de/stream.html#c16972
こちらがバイエルン州立劇場の寄付のサイトです。
https://www.staatsoper.de/news/spendenaufruf-corona.html
ベルリンのものですが、日替わりです。
https://www.staatsoper-berlin.de/de/staatsoper/news/unser-taegliches-video-on-demand-programm-kostenlos-fuer-sie.142/
以上、ミュンヘンからでした。