海外からのレポート【ハンガリーの今】(ブダペスト編)

クラシック音楽ファンに人気のあの街は今・・・?

早いもので、このシリーズも第7弾です。

今回はハンガリーのブダペストからお届けします。


ブダ側にある「漁夫の砦」

観光客でごった返す人気観光スポットですが、誰もいません。


◆現在の街の様子はいかがですか?
現在は外国人にとって入国禁止があります。
ハンガリー人と結婚する外国人やトラックの運転手は、
もちろん、国境を越えることができます。
国境から30km以内に働いている人達は、
会社からの証明書があれば、国境を越えることができます。

ブダペストでも、ハンガリー全国的に外出限定があります。
仕事へ行くのは大丈夫です。日常金、食べ物、薬などを買いに、
銀行手続き、そして2人だけで散歩するのはOKです。
しかし、学校や大学の教育はon lineで行われます。
劇場、スポーツホールなどは閉まっています。

◆日々の生活の様子を教えてください
会社はできるだけホームオフィスになりました。
工場の一部は休みますが、一部は働いております。

◆生活必需品、買い物などは自由にできていますか?
お店へ、朝9時まで65歳までの人しか入れません。
9時から12時までは、65歳以上の人達の買い物の時間です。
この3時間の間、65歳までの人はお店に入場できません。
IDカードでチェックされます。
12時からまた65歳までの人達の時間が始まります。



ペスト側の「英雄広場」こちらも人の姿はなく・・・


国会議事堂前の広場


国会議事堂前の広場


◆食べ物、料理など以前と比べて変化はありますか?
食べ物、料理付きまして、変更はありません。
しかし、レストランや喫茶店の開店時間は15時までです。
昼ごろランチのdeliveryが多くなりました。
15時後、全てのレストランとCaféは閉まっています。
日常品のお店、スーパー、薬屋さんが夜もOPENします。


◆音楽に関連する情報で日本のお客様に伝えたいことがあれば教えてください。
残念ながら、オペラ、コンサート、劇場、5月31日まで中止されました。
また情報が入りましたら、お知らせしたいと思います。


皇妃エリザベートにも愛された老舗カフェ「ジェルボー」前


新緑と青空の美しいブダペストからお届けしました。

改装中のハンガリー国立歌劇場も来シーズンには再オープンが予定されています。

ネオ・ルネッサンス様式の美しい劇場がどのように生まれ変わるのか、楽しみです。

音楽ファンにとっても、気になる街ブダペスト。

今後のツアーもぜひご期待ください。


投稿者名 マエストロ 投稿日時 2020年05月08日 | Permalink