R.シュトラウス 生誕150周年記念♪ その2
音楽の旅の楽しみは音楽を聴く事だけではありません。
作曲家が見ていたのと同じ風景を見たり、
住んでいた家を訪ねたりする事で、
作曲家を身近に感じられ、
音楽をより深く知ることができるでしょう。
今回の訪問先のひとつ、
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンでは
R.シュトラウスのお墓やヴィラに寄りました。
広い庭園内のシュトラウスの散歩道を歩いたら、
「グントラムの墓」を発見!
グントラムとは、若きシュトラウスの最初のオペラで、
台本も彼自身が手がけました。
しかし、大失敗に終わり、存命中は二度と上演される事がなかったそうです。
そのためシュトラウスはヴィラの庭の片隅にお墓を作って葬ったそうです。
その墓標には
「ここに尊敬し誇り高き若者が眠る、グントラム(ミンネゼンガー)
彼の父のシンフォニーオーケストラによって打ちのめされた。
安らかに眠れ…」
と言うような事が書いてあるそうです。
(父=シュトラウス 若者=グントラムの作品)
こんなところからもシュトラウスのユーモアや作品に対する思いがわかり面白いですね。
ツークシュピッシェ山(2962m)をゆっくり眺めたり、
若葉や、花で色づいたドレスデン、ザルツブルク、ウィーン
の町を観光したり、
車窓からも黄色で埋め尽くされた菜の花畑が見えたり。。。
音楽好きな仲間と和気あいあい楽しい旅です。
良い思い出ができるよう今後とも添乗員として
お手伝いできればと思います。