お家で楽しむヨーロッパ ~ドイツ編⑯~
今回は、ドイツ観光局からの情報をお届けします。
ベートーヴェン・ポッドキャスト楽聖の足跡を訪ねるドイツの旅
このポッドキャストシリーズでは、ベートーヴェン誕生の街、ドイツ各地を巡った彼の旅だけでなく、今でもベートーヴェンを身近に体験できる数多くの記念碑や博物館を紹介します。
ドイツ各地にあるベートーヴェンのルーツを探す音楽の旅を、音声でおたのしみください!
第 1 話 - ボンと言えば、ベートヴェン (所要:11分29秒)
第 2 話 - ベートーヴェンが訪れた風景(所要:9分28秒)
第 3 話 - ベートーヴェンの大きな旅 (所要:9分40秒)
第 4 話 - 今日、ベートーヴェンに会える場所(所要:10分34秒)
第 5 話 - ベートヴェンの音楽を体験(所要:10分14秒)
第 6 話 - ベートヴェン生誕記念年(所要:10分32秒)
ベートーヴェン・ポッドキャスト 楽聖の足跡を訪ねるドイツの旅はこちら!
参照:ドイツ観光局
開催報告「バッハへの旅」オンラインツアー (12月15日実施)
こんにちは、musicaです。
12月15日に開催されました、初のオンライン音楽ツアー。
音楽評論家 加藤浩子と行く 「バッハへの旅」無事終了いたしました。
初めての挑戦ということで、試行錯誤からスタートした企画でしたが、
おかげさまで88名ものお客様にお申し込みをいただきました。
(当日視聴はおよそ65名様)
当日の直前リハーサルは順調な滑り出し。
最終調整も、万全。あとは、本番を待つだけとなりました。
・・・ところが、開始の20分前になって使用するカメラとPCに不具合が生じる
アクシデントが発生。現場には異様な緊張感が漂いました。
開始5分前になっても原因が判明せず、やむを得ずカメラを急遽交換。
画質などのチェックもままならないまま、三脚にカメラをビニールテープで
固定し、15:30のスタートを迎えました。
冒頭の司会(中田)の顔が引きつっていたのは、こうした背景があったのです(苦笑)
ところが、オープニングPVのあと、引き継いだ加藤先生は、さすがプロです。
何事もなかったかのように、スムーズにツアーがスタートしました。
「バッハへの旅」誕生ストーリー から 「バッハの足跡をたどる旅」
アイゼナッハから、オールドルフ、アルンシュタット、ミュールハウゼン、
ドルンハイム、ヴァイマール、ケーテンと続き、ライプツィヒに到着。
ライプツィヒでは、ゲヴァントハウス管弦楽団コントラバス奏者のエーバーハルト・
シュプレーさんにバトンタッチ。ライプツィヒのバッハゆかりの地をご案内いただきました。
これは、実は11月4日に撮影されたもので、朝9時以降はマスク着用義務とされるほど
厳しい制限措置下で撮影が行われました。
シュプレーさんの案内のあとは、休憩を挟んで後半部分へ。
後半すぐ、このオンラインツアーのハイライトのひとつ、バッハ音楽祭の
芸術監督を務めるミヒャエル・マウルさんとZoomで繋ぎ、バッハ博物館から
ライブ中継・・・となるはずでした。
ところが、ライブ中継まで10分を切ったにもかかわらず、マウルさんは登場しません。
再び、現場には緊張が走りました。
この日ドイツでは、本格的なロックダウン開始日となったと知らせがあったばかり。
バッハ博物館もスタッフは誰も来ておらず、マウルさんだけが来るという状況。
ひょっとしたら、途中で何か起きたのかもしれない・・・!
今回、ライプツィヒで様々にサポートをして下さり、当日も現場に待機していた
シェーファー玲子さんが、Zoom画面の向こうで立ち上がったり、
周囲を探したり、電話をかけたりしています。
「先に、ベーメさんのオルガン演奏にいきましょう」
そう切り出したしたのは、加藤先生。
「少なくとも20分は時間が稼げるはず」
急遽、ベーメさんのオルガン演奏に切り替えることとなりました。
ツアー後半のもう一つのハイライトが、
聖トーマス教会のオルガニスト、ウルリヒ・ベーメさんによるオルガン演奏。
ですが、こちらはライブ演奏ではありません。
音質、画質ともに、プロに頼むとなると様々に費用もかさみます。
何より、コロナ影響下において何が起きるかもわかりません。
ということで、今回はきちんと事前に撮影されたアーカイブ映像を
使わせていただきました。
でも、実はベーメさんには事前にお打合せをし、聖トーマス教会のオルガンの前で
ツアーに参加してくださった皆様へのメッセージをいただいたのです。
上記の画像はその時の様子です。
そうこうしているうちに、到着が遅れていたマウルさんが会場に到着した!との
連絡が。
理由は?と聞いたところ、運転するはずの車が動かなくなり、急遽奥さんの車を
借りてやってきたとのこと!
本当に、ライブは何が起きるかわかりません。
いよいよ、ライプツィヒとのライブ中継が始まりました。
マウルさんとのライブ中継では、まず、バッハ博物館の所蔵されている貴重な
資料が紹介されました。
世界に二つしかない、ハウスマンによるバッハの真正な肖像画や、
《ゴルトベルク変奏曲》の<アリア>の初版出版譜などです。
通訳は加藤先生がつとめました。
続いて、話題はライプツィヒ・バッハ音楽祭。
今年は残念ながらコロナの影響で中止となりましたが、
来年のテーマは「救済」
音楽祭の開催を願うマウルさんの想いがつづられました。
最後には、研究者としてのマウルさんの大きな業績である、バッハの真作の発見について、
発見したときの気持ちは?といった質問が参加者から飛び出すなど、ライブならではの
双方向のコミュニケーションもありました。
いよいよ、ツアーも終盤。
最終到着地は、ドレスデン。
まず、加藤先生がドレスデンの街をご案内。
ドイツが誇る歌劇場、ドレスデン州立歌劇場の様子など、お話しいただきました。
もうひとつ、旅に欠かせない要素といえば「食」
ドレスデンでワインショップを営む「デーヴェーゲーハンデル」の
沼尻ソムリエによるドイツワインの案内と、地元の名物のご紹介です。
今回のオンラインツアーでは、「お土産つきプラン」もご用意。
沼尻ソムリエがお薦めするワインや、東京都世田谷区でドイツ仕込みの
ソーセージ製法によるソーセージを提供するお店「IngoBingo」さんのご協力により、
ツアーのおともとして一緒にお土産をご購入いただきました。
オンラインツアーは当初の予定の2時間では終わらず15分ほど延長して終了。
ツアーの締めくくりの加藤先生からのメッセージには熱い想いが込められました。
ツアー終了後に届いたアンケートには、
オンラインツアーからリアルの旅に参加したい、というお声も
多くいただきました。
そうしたお声を励みにして、私たちも着々と準備を進めてまいります。
ツアーご参加の皆様、まことにありがとうございました。
バッハへの旅 特集ページ
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音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅 オンラインツアー
12月15日(火)「音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅」オンラインツアー
生配信により若干のスケジュール変更はございましたが、
無事終了することができました。
ツアーは、お蔭様でご好評をいただき、88名様にお申込みいただきました。
当日ご視聴いただいた皆様、アーカイブ配信でこれからご覧いただく皆様、
誠にありがとうございます。
※アーカイブ配信は、お申込みのお客様に本日アーカイブ用URLをお送りしております。
特に、バッハ音楽祭 音楽監督のマウル氏との生配信、
ウルリヒ・ベーメ氏のオルガン演奏は大好評だったように思います。
オンラインツアー第2弾としては、ウィーンやヴェローナなどを計画中です。
詳細が決まり次第、改めてお知らせいたしますので、続報をお楽しみに!
音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅「オンラインツアー」予告映像が完成しました!
先日の加藤浩子先生の旅びと通信にもありましたように、
12月15日(火)に、「音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅」オンラインツアーを開催することとなりました!
※オンデマンド配信も行いますので、ご都合のつかない方でもご参加いただけます。
今回は、オンラインツアーの予告映像が出来上がりましたので、そのお知らせです。
実際のオンラインツアーでは、加藤浩子先生が写真を交えながらご案内!
生誕地のアイゼナッハから始まり、人生に沿ってバッハゆかりの地をめぐります。
さらにライプツィヒ・ドレスデンでは特別ゲストが登場!
<ライプツィヒ>
♪ゲヴァントハウス管弦楽団のコントラバス奏者エーバーハルト・シュプレー氏が
バッハゆかりの地をご案内(録画)
♪世界的なバッハ学者で、ライプツィヒのバッハ音楽祭の芸術監督を務める
ミヒャエル・マウル氏に、ライプツィヒからライブ中継で、
音楽祭やバッハ博物館についてお話をいただきます。
♪バッハがかつて働いていた聖トーマス教会のオルガニスト ウルリヒ・ベーメ氏
によるオルガン演奏(録画)と日本へのメッセージ(予定)
<ドレスデン>
♪ワイン店「デーヴェーゲーハンデル」日本人ソムリエ 沼尻慎一氏に、
現地からライブで、ドイツワインや地元の名物をご紹介いただきます。
その他、オンラインツアー詳細&お申込みはこちら!
オンラインツアーでは、オンライン会議システムZoom「ウェビナー」を使用します。
Zoom事前レクチャーもありますので、オンライン関係は苦手という方でも
ご参加いただけると思います!
これまで「バッハへの旅」にご参加いただいた方も、これからのご参加を検討されている方も、予定はないけど興味はある方も、この機会に是非ご参加くださいませ!
加藤浩子の旅びと通信 第10回 「バッハへの旅」オンラインツアーを実施します!
こんにちは、musicaです。
郵船トラベルの講師同行ツアー「バッハへの旅」「ヴェルディへの旅」などでおなじみの、加藤浩子氏による特別寄稿、第10回目をお届けします。
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こんにちは。加藤浩子です。
「郵船トラベル」さんが主催する音楽ツアーで、同行講師をさせていただいています。
新型コロナで海外ツアーがストップしてしまった今年、「郵船トラベル」さんのサイトからこの「加藤浩子の旅びと通信」を発信していますが、今回で第10回目となりました。
それを記念して?というわけではないのですが、来月、「バッハへの旅」のオンラインツアーを実施することとなりました!
オンラインツアーって何?そう思われる方もいらっしゃることでしょう。
ある目的地を設定し、訪問先の写真や、現地からの中継も交えて、ご自宅にいながら旅した気分を味わっていただくバーチャルツアーです。
最近、色々な旅行会社が企画するようになりました。
これまで、私自身、カルチャーセンターで、「オンラインで楽しむバッハへの旅」をテーマに、写真や動画を交えてバッハゆかりの地をご紹介する講座を手掛けてきましたが、今回、郵船さんと組んで立ち上げる「バッハへの旅」オンラインツアーは、とてもスペシャルです。「バッハへの旅」のエッセンスをギュッと詰め込んであるのです。