【シンガポール】日本における出発前COVID-19検査方法について
シンガポールへの渡航時の必要書類であるCOVID-19陰性証明書についてご案内します。
現在求められる要件では
1.出発2日以内(12月3日に出発するフライトであれば、12月1日以降)に検査を受ける
2.TeCOTに掲載されている医療機関で検体を採取し、その医療機関によって陰性証明書が
発行されている
3.検査方法はPCR検査、抗原検査のいずれか
4.検体採取方法は鼻咽頭拭い式、唾液、どちらも可
5.陰性証明書は個人を特定する情報(氏名、生年月日又はパスポート番号)、検体採取日、
検査結果、発行機関が英語で記載されていれば有効
となっています。
TeCOTには検査種別がいくつか載っていますが、PCR検査 (リアルタイム方式)、PCR検査
(リアルタイム方式以外)、抗原検査(簡易キット)、抗原検査(定量)が有効となります。
なお、自身で検体を採取する方法は認められていませんので、抗原検査(簡易キット)に
対応している医療機関は少ないかもしれません。
シンガポールの検疫要件は頻繁に変わります。鼻咽頭拭い式のPCR検査 (リアルタイム方式)
以外は無効になる場合もございます。
時間、費用はかかりますが、鼻咽頭拭い式のPCR検査 (リアルタイム方式)をお選びいただく
ほうが間違いありません。
シンガポールでは対象国からの帰国時に隔離不要となるワクチン接種済みトラベルレーン
(Vaccinated Travel Lane、通称VTL)適用国が拡大し、徐々にですが休暇、出張で海外に
行くお客様が増えてきました。
VTL対象国は開始予定含め現在以下の27カ国となっています。
韓国、インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、ブルネイ(※)、インド、
スリランカ、モルディブ、オーストラリア、フィジー、米国、カナダ、イギリス、
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、オランダ、デンマーク、
スウェーデン、フィンランド、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール
※ブルネイは渡航目的が限定されています。また一部の適用国では到着時の隔離が必要と
なっています。
VTL適用国となるにあたっては、ワクチン接種証明書がデジタル対応していることが条件の
ため、日本における運用開始が待たれます。
【アメリカ】11/8(月)以降の米国入国について
10月25日、CDC(Centers for Disease Control and Prevention/アメリカ疾病予防管理センター)が、2021年11月8日以降のアメリカ入国規制について発表しました。
日本人を含むすべての外国籍の方は、アメリカへ空路で渡航の際に現在行われている陰性証明書の提示に加えて、ワクチン接種完了の証明書を提示が必須となりました。
外国籍の方はワクチン接種を完了していないと航空会社により搭乗を拒否され、アメリカへ渡航できませんのでご注意ください。
◆米国入国に必要な条件
【米国市民 or合法的な永住者(グリーンカード)】
・ ワクチン接種完了 ⇒ アメリカへ出発する3日以内の陰性証明書
・ ワクチン接種未完了 ⇒ アメリカへ出発する1日以内の陰性証明書
【18歳以上の外国籍(日本人含む)】
・ ワクチン接種完了の証明書(例:CDC vaccination card)
・ アメリカへ出発する3日以内の陰性証明書
【2~17歳以上の方(米国籍、外国籍とも)】
・ ワクチン接種完了の大人に同行する場合
⇒ アメリカへ出発する3日以内の陰性証明書
・ ワクチン接種未完了の米国市民などに同行する場合
⇒ アメリカへ出発する1日以内の陰性証明書
・ 単独で渡航する場合
⇒ アメリカへ出発する1日以内の陰性証明書
※ワクチン接種完了の証明書の提出は必要ありません。(外国籍の場合も免除されています)
【2歳未満のお子様(米国籍、外国籍とも)】
※ワクチン接種完了の証明書、陰性証明書ともに提出の必要ありません。(免除)
加えて米国入国の際には、引き続き誓約書(Attestation)の提出が必要です。
https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Fillable-Attestation-English-508.pdf?v=2
詳細については、CDCのサイトにてご確認をお願いいたします。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/noncitizens-US-air-travel.html
【アメリカ】11月8日からワクチン接種義務化決定!
ホワイトハウスは10月15日、米国に空路や陸路で入国する外国人に11月8日から、新型コロナウィルスのワクチン接種完了を義務付けると発表しました。日本からの入国に関しては、3日以内の陰性証明に加えて新たに接種義務が課され、規制が強化されるかたちとなります。
一方、今まで入国禁止対象だった欧州などからの外国人に対しては、接種を条件に緩和されることになります。詳細についてはこれからの発表となりますが、カナダやメキシコからの陸路での入国も解禁となる予定です。
【シンガポール】日本からの入国要件の緩和ー10月6日23時59分よりー
10月6日23時59分より日本は水際措置におけるカテゴリー3から2に引き上げられます(緩和)。
カテゴリー2となることにより入国後の隔離期間は7日間になります。
また求められる渡航履歴は入国前21日間から14日間に変更されます。入国前14日以内に
カテゴリー1及び2、シンガポールにのみ滞在している場合はカテゴリー2の入国要件と
なります。
10月6日23時59分以降のカテゴリー2の入国要件は以下の通りとなります。
・長期パス所持者(IPA含む)のみ入国可能。
特別な許可がない限り、短期滞在目的での入国は引き続きできません。
・MOM Entry Approvalを取得していること。
条件を満たしていれば自宅、自己手配のホテル等での隔離、満たしていない場合は政府
指定施設での隔離となる。
隔離終了日にPCR検査を受ける必要あり。
隔離終了まで公共交通機関は利用不可。
・日本出発前48時間以内にTeCOTに掲載されている医療機関でRT-PCR検査(医師による
鼻咽頭検体採取のみ)を受け、英文の陰性証明書を取得していること。
・出発3日以内にSG Arrival Card with Electronic Health Declarationを入力していること。
・シンガポール電話回線とスマホを準備していること。
隔離期間中のMOH SHN Contact Centreからの連絡は電話及びSMSとなります。
またTraceTogetherアプリのインストールが必要です。
・(推奨)シンガポール・チャンギ空港到着時のPCR検査の予約を済ませていること。
11月1日以降は追加要件として渡航前にワクチン接種が完了していることが追加されます。
(入国日に18歳以上となる方のみ対象)
ワクチンはWHOの緊急使用リストに掲載されているワクチンである必要があります。
詳細は下記ウェブサイト(英文)をご覧ください。
https://safetravel.ica.gov.sg/wphl/shn-and-swab-summary
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/update-on-local-situation-and-changes-to-align-border-measures-with-domestic-protocols
https://www.moh.gov.sg/docs/librariesprovider5/default-document-library/mtf-press-release-2-october-2021---annex-a.pdf
https://www.moh.gov.sg/docs/librariesprovider5/default-document-library/mtf-press-release-2-october-2021---annex-b.pdf
また在シンガポール日本大使館から和訳された内容も出ております。
https://www.sg.emb-japan.go.jp/files/100242011.pdf
カテゴリー1になれば入国時のPCR検査結果(陰性)受信後は隔離がなくなりますので、
日本ももう一息といったところです。
現在カテゴリー1対象国/地域は中国本土、香港、マカオ、台湾のみとなっています。
シンガポールの水際措置は予告なく随時変更されますので、必ず渡航前に最新の情報を
SafeTravelのウェブサイトでご確認ください。
【アメリカ】11月から入国する全外国人へのワクチン接種義務化を発表
米国ホワイトハウスは9月20日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、11月上旬から、
米国に入国する外国人に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけると発表しました。
合わせて、国別にかけられている入国規制についても、同時期に解除される見込みです。
これにより現在、入国停止措置の対象国であるシェンゲン協定圏内の欧州26カ国、英国、
アイルランド、ブラジル、南アフリカ共和国、インドについても、ワクチン接種完了の
証明を提示すれば入国が許可されることになります。
入国3日前以内の陰性証明も引き続き必要となります。
アメリカではワクチン義務化する動きが広がっています。
米ニューヨーク市やカリフォルニア州が全職員を対象に実施するほか、米退役軍人省も
連邦政府機関として初めて義務づけされました。また、従業員が100人以上の企業に対して、
ワクチンの接種か、少なくとも週1回の検査を義務づける方針が出されています。
米国に渡航をお考えの方はお早めにワクチン接種をお済ませください。