ただいま着々と進めています ~さあ海外旅行へ
コロナ騒ぎも3年を過ぎ、ようやく平穏な時期をいよいよ迎えようとしています。
海外旅行?とんでもない!!から普通にコロナ前のように海外旅行へ行ける日々が戻りつつあります。
私たちも6月から8月にかけて今までとは違った様式ながら、ヨーロッパ音楽ツアーをようやく企画しています。
となるといろいろな準備が必要で、ここ3年休眠していた海外旅行にまつわる準備とは何だったか?
今、何をすべきなのか・・・なんて頭の切り替えに取り組んでいるところです。頭のリハビリテーションをやっているといった感じでしょうか。
国内とは違い、海外へお出かけいただくための準備は多岐にわたります。
思い出しつつ、着々とお客様へのご案内をスムーズに行うため日々取り組んでおります。
円安傾向は続き、海外旅行には向かい風ですがやはりその場での音、風景、匂いは実際に足を運んでみなければ実感できません!
海外旅行を企画できない期間、オンラインツアーなどでご紹介してきた音楽・美術の旅ですが、これからは少しづつ、コロナ前と全く同じ形態ではございませんが進めて参ります。
新しい情報などは、ホームページで順次ご紹介いたしますのでどうぞ楽しみにお待ちください!
ホームページはこちらから⇒https://www.ytk.jp/music/
やっぱり空港が好き
空港が好きだから今の職業についたわけではないですが、仕事柄空港とは何かと縁があり、また知識として各地の空港も知りたいとも思いもあり、プライベートでも出来うる限りの飛行機派です。ただの公共施設とはいえ、その土地ならではの空気感、雰囲気はやっぱりあって、いつも楽しいなあとつくづく思うのです。今まで体験した空港での出来事もその時どきでふんわりの思い出や、あり得ない!と憤ったこともありますが、後から思えば空港ならではの体験で思い出深いのです。ハプニングも結構体験しておりオーバーブッキングでロサンゼルスに行くのになぜかハワイ経由便に振替られ半日ホノルル観光する羽目になったり、帰国の日だからと現地通貨を使い果たして搭乗しているのに機材故障で結局飛ばず、通関済みのためスーツケースも取り出せないまま、明日の出発になるからと強制的に空港近くのホテルに泊まらされたり、日本ですっかり予約済みなのに経由地で以降の席がないと言い張られトランジット空港ですったもんだ、ようやく手に入れた搭乗券を握って猛ダッシュで最後尾のエンジン音けたたましい席にギリギリに乗り込んだり、日本は大丈夫なのに到着地の香港が台風で出発できず泣く泣く自宅に一旦戻ったり・・・なんてこともありました。そのたびに空港に長居させられてしまうのですが、そんなこともあろうか、と考えられているようで一つの街のように便利な空港も多くて散々な目にあっても許せてしまう気がします。各国とも空港のお手洗いは街中に比べて結構優秀で、それも私には安心ポイントです。お手洗いでもお国柄はあって、どうやって使うの?的な所もあってそれもまた面白かったりします。
ご存じの方も多いかと思いますが、羽田空港の清潔感は世界一なのは嬉しく誇らしいことです。年末年始、コロナ以前の様な賑わいの戻った羽田空港を嬉しい思いで利用して、到着時には荷物の引き取りに即行くのももったいなくて20分程度のんびりお茶を飲んで過ごしてから取りに行くと私のスーツケースだけポツネンと残されていました。さすが素早い!「なかなかお見えにならないので全館放送をおかけしました」と係員に丁寧に案内され、ちょっぴり恥ずかしかったもののサービスも満点だなと再認識しました。さて今年は以前のようにどこか海外の空港へも訪れたいものです。
ショパンはホットチョコレートがお好き
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ポーランド出身の音楽家といえば、ショパン、ショパンといえばホットチョコレートが大好物だったとか。
ショパンの気難しそうなたたずまいからは想像しにくいですが、毎朝ホットチョコレートを飲んでいたそうです。
スミレの砂糖漬けを添えて。おしゃれですね。思った以上にホットチョコレートは栄養があり、朝食に飲むのはとても理にかなっているそうです。
ショパンがそれをわかっていたのか、わからずに習慣にしていたのかわかりませんが。
さて、我が音楽・美術の旅ホームページ には「Films x Music~名作でめぐる音楽の旅」のページがございます。
https://www.ytk.jp/music/other/films_music/
外は寒いし、コロナ&インフルエンザも気になる今日この頃ですので、暖かくしてショパンにあやかって温かいホットチョコレートなどを召し上がりながら、ご自宅で映画を楽しみながらショパンの音楽にゆったりと触れてみてはいかがでしょうか。
ショパンの大好物、ホットチョコレート(Gorąca Czekoladaゴロンツァ・チェコラーダ)のレシピはこちらをご覧ください。
◆準備するもの
・ビターチョコレート 50g (甘いのが好きな方はミルクチョコレートを一緒に使ってみてください。)
・牛乳250ml(低脂肪や無脂肪乳でないもの)
・乳脂肪分30%以上の生クリームをホイップしたものをお好みの分量
・生クリーム(ホイップしていないもの)大さじ1.5杯~2杯
・バニラ、シナモン
◆作り方
牛乳(お好みでバニラ、シナモンなども入れて)を弱火で温めます。沸騰する直前にさらに弱火にします、ここで生クリーム(ホイップしていないもの)を入れてよく混ぜます。チョコレートを割ってひとかけらずつ中に入れて焦げないように注意して、完全に溶けるまでよく混ぜます。牛乳が熱いので火傷に注意。カップに注いだ状態で4,5分おいて飲み頃になるまで待ちます。ちょうどよい温度になったらホイップクリームを上にのせて、ココアの粉を茶こしでかければすっかりポーランド・カフェ風!
※レシピはポーランド政府観光局のサイトからお借りしました。
晩秋の新しい贈り物
近ごろの日本は11月下旬になっても最高気温が20度前後の日が多く、まだまだ秋という感じですが季節の食べ物はさほど以前と変わらず、その到来をもって季節を実感します。毎年、友人からの秋の便りは「黒豆枝豆」で播州のご自宅で収穫された黒豆枝豆がいつも秋の深まりを教えてくれるのです。普通の枝豆は夏場に出回りますが黒豆枝豆は少し生育が遅めで、秋が深まってからの味覚になります。もう何年もの間、毎年いただいているのですが今年は黒豆枝豆にまぎれて5cmほどの実がコロンと入れられていました。私は生まれて初めて見た実で全く何なのかわかりませんでした。果たして食べられるのか?観賞用なのか。香りもなく、さっぱりわからないので友人に聞いてみると「フェイジョアの実」とのこと。追熟させると甘い香りがでてきて、半分に切ってスプーンで食べるとおいしいよとの話。調べてみるとフトモモ科の常緑低木であり、実が生るのは11月~12月の間で南アメリカ原産ですがニュージーランドでよく育てられているそうです。
1週間ほど待つとほのかな香りがしてちょっぴり実は柔らかくなり、恐る恐る半分に切ってみてスプーンですくってみると、ほのかな甘い香りがさわやかで味は洋ナシに似て甘酸っぱい、優しい味でした。味とともに覚えたフェイジョア。これからはこの実を見ると秋も深まったなと思えそうです。
そして、この晩秋の味覚の贈り物を食べ終えるころ、季節は冬を迎えます。
音楽ツアーデスクのおすすめ情報!新シーズンスタート!METライブビューイング11月のおすすめ公演
世界最高峰のオペラ座のひとつ、メトロポリタンオペラ(MET)新シーズンがスタートしました。METが世界に誇るオペラ公演を「特等席」で鑑賞できるのが、METライブビューイング。全国20館の映画館の大スクリーンで楽しむことができます。
今シーズンは、モーツァルトの名作オペラ《ドン・ジョヴァンニ》や《魔笛》など、新演出は7作品。映画化もされ、ピューリッツァー賞に輝いた名作を基に描いた《めぐりあう時間たち》や、実在した黒人スター・ボクサーの葛藤を描く、ジャズとオペラが融合した《チャンピオン》といった新作も盛りだくさんです。
今日ご紹介するのは、ケルビーニの《メデア》。
MET初演の注目のプログラムです。
あのマリア・カラスが蘇らせたオペラとしても知られ、名作オペラ《ノルマ》の祖先となったギリシャ悲劇に基づくお話です。
愛し尽くした夫に裏切られた王女メデアが企てた復讐劇。
復讐を遂げ、我が子もろとも炎に消える第3幕はプリマドンナの真骨頂。ソンドラ・ラドヴァノフスキーがメデアを演じます。
メデアの復讐の相手となるジャゾーネ役には人気テノール歌手のマシュー・ポレンザーニが、国王クレオンテは艶やかな声を誇る名バス歌手 ミケーレ・ペルトゥージが登場します。
演出はMETで多くの作品を手掛けているデイヴィッド・マクヴィカーによる演出で、物語を劇的に映し出す巨大な鏡など、メデアの孤立を表現する舞台セットにも注目です。
11月25日~12月1日まで1週間限定の上演!
ぜひ映画館の大スクリーンでご堪能ください♪
王女メデアの苛烈な復讐劇!M・カラスが復活させたギリシャ悲劇に基づく名作オペラが堂々のME T初演!
ケルビーニ《メデア》MET初演
上映期間:11/25(金)~12/1(木)
《メデア》のあらすじ
古代ギリシャ、コリント。国王クレオンテの娘グラウチェは、テッサリアの王子で伝説の金羊毛皮を獲得した英雄ジャゾーネとの結婚を控える身。だがそのジャゾーネは、コルキスの王女で二人の子供をもうけた前妻のメデアを強引に離縁し、彼女の恨みを買っていた。復讐に燃えるメデアは、グラウチェへの婚礼祝いに毒を仕込んだローブと王冠を用意し、二人の子供に持たせて送り届ける。ローブと王冠を身につけたグラウチェは悶死。だがメデアの復讐はこれで終わらなかった…。text by 加藤浩子
上映期間:11/25(金)~12/1(木)
上映時間:2時間50分(休憩1回)
MET上演日:2022/10/22
指揮:カルロ・リッツィ
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー、マシュー・ポレンザーニ、ミケーレ・ペルトゥージ、ジャナイ・ブルーガー、エカテリーナ・グバノヴァほか
言語:イタリア語
詳細はこちらから
METライブビューイング(松竹株式会社)
https://www.shochiku.co.jp/met/program/4670/