鑑賞時の服装について <続編>
鑑賞時の服装について、前回からの続編です。
■ライプツィヒ(コンサート)※ゲヴァントハウスホールなど
(男性)スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
■チューリヒ(オペラ)※チューリヒ歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■バルセロナ、マドリッドなど(オペラ)※リセウ大劇場、マドリッド王立歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■アムステルダム(コンサート)※コンセルトヘボウホール
(男性)スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
■プラハ(オペラ)※プラハ国立歌劇場、エステート劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ヴェネツィア(オペラ)※フェニーチェ歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■トリノ(オペラ)※トリノ歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ボローニャ(オペラ)※ボローニャ歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ローマ(オペラ)※ローマ歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
★ライプツィヒ・バッハフェスティバル ※聖トーマス教会、聖ニコライ教会など
毎年6月に開催されるバッハ・フェスティバルなどは、
聖トーマス教会や聖ニコライ教会などで開催されますが、
教会でのコンサート鑑賞は、ジャケットにパンツ、
ブラウスにスカートやパンツなどで十分です。
Tシャツや短パンなどは避けたほうがよいでしょう。
★ザルツブルク・イースター音楽祭
(男性)ダークスーツ、ブラックスーツ、スーツなど
(女性)ワンピース、スーツなど
※復活祭時期に行われる音楽祭ということもあり、
全体的に黒っぽい装いの方が多くみられます。
★ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
(男性)ダークスーツ、スーツ、ジャケットなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツなど
※ロッシーニ劇場での公演はドレスアップ度が高く
なる傾向があります。
現地ではクロークなどもきちんと備わっていますので、
コートや大きな荷物、音のなる荷物(カシャカシャ音の
する紙袋やビニール袋など)は、予めクロークに預ける
のがマナーです。劇場によっては、小さいにハンドバック
程度しか持込みが出来ないところもありますのでご注意を。
教会などのコンサートの場合には冷え込むこともありますので、
ショールやストールなどを持って行くと良いでしょう。
鑑賞時の服装について
『現地でオペラ・コンサートを鑑賞するのは初めてですが、
どんな服装をしていけば良いでしょうか?』
こういったお問い合わせがしばしば寄せられます。
欧米の演奏会は従来格式が高く、特に音楽祭や劇場の
シーズンオープニングには聴衆の多くが男性はタキシード、
女性はイブニングドレスで出かける人も少なくありません。
但し、正装での鑑賞は義務付けられている訳ではなく、
最近では身軽な装いの人も増えおり、音楽祭や都市によって
いろいろと様々です。
今日は各都市の服装の例について、思いつくまま書いてみました。
(以下は一部を除き夜の公演の場合を想定しています。
昼間は夜よりも多少おとなしい目の装いが良いでしょう)
■ウィーン(オペラ)※ウィーン国立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場など
(男性)ダークスーツ、ブラックスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ウィーン(コンサート)※楽友協会、コンツェルトハウスなど
(男性)ダークスーツ、スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
■ウィーン(ニューイヤー・コンサート)※楽友協会
(男性)ダークスーツ、ブラックスーツ
(女性)ワンピース、スーツ、和服など
■ウィーン(ジルベスターコンサート、大晦日のオペラなど)※楽友協会、ウィーン国立歌劇場など
(男性)ダークスーツ、ブラックスーツ、タキシードなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ベルリン、ドレスデン(オペラ)※ベルリン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
■ベルリン、ドレスデン(コンサート)※ベルリンフィルハーモニー、ドレスデン国立歌劇場など
(男性)スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
■ミュンヘン(オペラ)※バイエルン国立歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ロンドン(オペラ)※ロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェントガーデン)
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■パリ(オペラ)※パリ・オペラ座など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
■ミラノ(オペラ)※ミラノ・スカラ座
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
※イタリアは各地の小さな歌劇場でも色とりどり
オシャレな装いの方が多いです。男性もスーツや
ジャケットにオシャレなネクタイの組み合わせを
楽しんでいる方が多く見られます。
■ニューヨーク(オペラ)※メトロポリタン歌劇場など
(男性)ダークスーツ、スーツなど
(女性)ワンピース、スーツ、和服など
★ザルツブルク音楽祭
(男性)ダークスーツ、ブラックスーツ、スーツ、タキシードなど
(女性)ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
★バイロイト音楽祭
(男性)タキシード、ブラックスーツ、ダークスーツなど
(女性)イブニングドレス、ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
★グラインドボーン音楽祭
(男性)タキシード、ブラックスーツ、ダークスーツなど
(女性)イブニングドレス、ロングドレス、ワンピース、スーツ、和服など
★ヴェローナ音楽祭
(男性)スーツ、ジャケットなど
(女性)ワンピース、スーツなど
※夜間や雨天時には急激に気温が下がる場合があるので、
防寒対策を。野外劇場のため汚れが目立たない色味の
装いがベターです。
オープニング公演や、ガラ公演などの場合には、
タキシード、イブニングドレスなどの割合が格段に
増えます。歌劇場は、社交の場でもありますので、
気合の入り方もまた違ってきます。
上記はあくまでも参考例ですので、ご自身が音楽を
お楽しみいただける装いが一番です。
ぜひ、ご自身のおしゃれとともに音楽をお楽しみください。
新コース続々発表!7月出発ツアー
7月出発の新ツアー発表しました!
●ヴェローナ&ザルツブルク音楽祭
ヴェローナ〜インスブルック〜ザルツブルク9日間
壮大な舞台アレーナでゼフィレッリ演出、絢爛豪華な
《アイーダ》を鑑賞!
ザルツブルク音楽祭では、新制作《フィガロの結婚》と
C.バルトリ出演《ノルマ》を鑑賞!
世界遺産の街、ヴェローナとザルツブルクに3連泊。
(途中、インスブルックで1泊します)
夏の代表的な2つの音楽祭でオペラをお楽しみいただきながら、
観光もお楽しみいただけるツアーです。
↓↓詳しくはコチラ↓↓
ヴェローナ&ザルツブルク音楽祭 9日間
●音楽評論家 水谷彰良と行く チューリヒ・オペラフェスティバル
&イタリア名門歌劇場めぐり9日間
チューリヒ・オペラフェスティバル(チューリヒ歌劇場)で
K.F.フォークト出演《ローエングリン》&D.ダムラウ出演《愛の妙薬》
ミラノ・スカラ座でJ.D.フローレス&G.クンデ出演 ロッシーニ《オテッロ》を、
トリノ王立歌劇場で、鬼才バッティストーニ指揮《ラ・ボエーム》を鑑賞。
チューリヒにゆったり3泊、さらにコモ湖畔とミラノに1泊ずつ、
トリノ2泊の行程。
さらに、別手配鑑賞公演(別料金)では、人気沸騰中のJ.ディドナート出演
《カプレーティ家とモンテッキ家》も鑑賞可能です。
↓↓詳しくはコチラ↓↓
音楽評論家 水谷彰良と行く チューリヒ・オペラフェスティバル&イタリア名門歌劇場めぐり 9日間
プラハで春の訪れを祝おう
ひと雨ごとに風が春らしくなってくるこの頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の家の近くにある梅林も、ふと気がつけば満開です。
この花たちはどうして春の訪れがわかるのでしょうか。
自然の偉大さを感じます。
モーツァルトの曲「sehnsucht nach dem Fruhlinge 春への憧れ」にもあるように
寒い冬に春を待ちわびる気持ちは世界共通です。
イースターを迎えると欧米各地で音楽祭が開かれます。
そこで、今年も私がお勧めしたいのは「プラハの春」音楽祭です。
1946年、第二次世界大戦が終った翌年から開催されている
歴史ある音楽祭です。
1990年、ビロード革命で民主化が実現した直後には、
音楽を通してプラハ市民が自由を謳歌する機会になりました。
チェコの人々にとって「春」とは長く待ちわびている思いの深いものです。
音楽祭は毎年、スメタナの「我が祖国」で幕が開きます。
是非、現地プラハでそれぞれの「春」を迎え、喜びを分かち合いましょう。
今年のオープニングで指揮をするのはドイツで絶大な人気を誇る
T.ヘンゲルブロックです。
心に響く音を聴かせてくれると思っています。
ご参加お待ちしております。
♪プラハの春音楽祭オープニングと中欧 珠玉の音楽紀行Aコース 11日間
♪プラハの春音楽祭オープニングと中欧 珠玉の音楽紀行Bコース 8日間
新コース続々発表!6月出発ツアー
6月以降の新コース発表です!!
●音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅<6月>
ライプツィヒで、じっくりとバッハを愉しむ《Aコース》と、
ドレスデン、ベルリンをめぐる《Bコース》と2本立てです。
事前に加藤浩子氏によるツアー説明会(★)も開催。
はじめての方も安心してご参加いただけるツアーです。
(★)5月2日(土)郵船トラベル株式会社(本社)10:30〜12:30
●初夏のドイツ&オーストリア!名門オーケストラめぐり 11日間<6月>
「ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団」 指揮:S.ビシュコフ
「ゲヴァントハウス管弦楽団」 指揮:R.シャイ―
「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」 指揮:S.ラトル
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」 指揮:M.ヤンソンス
ヨーロッパ各地の名門オーケストラによる演奏をお楽しみ
いただくツアーです。
↓↓詳細は下記をご参照ください↓↓
初夏のドイツ&オーストリア!名門オーケストラめぐり 11日間
●音楽評論家 加藤浩子と行くヴェローナ音楽祭
&イタリア名門歌劇場めぐり 11日間<6月出発>
6月は、真夏よりも若干しのぎやすいという好シーズン。
ひと足先に夏のイタリアを先取り、ヴェローナ音楽祭と、
イタリア名門歌劇場でイタリアオペラの傑作を満喫しませんか?
【スカラ座】人気テノール カウフマン&スター・メッゾの
ガランチャが出演する《カヴァレリア・ルスティカーナ》
を鑑賞!
【トリエステ・ヴェルデイ劇場&ナポリ・サンカルロ劇場】
個人旅行では行きにくい劇場もツアーならでは。
充実のキャストによる《ファルスタッフ》《ラ・チェネレン
トラ》をお楽しみいただきます。
【夏の風物詩】ヴェローナ音楽祭では音楽祭を代表する
演目《アイーダ》を鑑賞します。
詳細は下記をご参照ください↓↓
●音楽評論家 加藤浩子と行くヴェローナ音楽祭
&イタリア名門歌劇場めぐり 11日間<6月出発>