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生きる化石?美しいメタセコイア並木

マキノ町のメタセコイア並木 (C)Biwako Visitors Bureau


 メタセコイアという木をご存じですか?メタセコイアは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。最大樹高が115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられています。セコイアとの決定的な違いは紅葉し、落葉すること。マキノピックランドのメタセコイア並木は春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に訪れる人々を魅了します。


整然と並ぶ葉も美しいメタセコイア

 メタセコイアは化石として発掘されることも多く、シーラカンスなどと同様の生きている化石としても有名です。太古には日本でも自生していたそうですが、約80万年前に絶滅したとされています。1945年、中国四川省で自生地が発見され、その後、日本にも持ちこまれ、育てやすさや見た目の良さから、各地に植樹されるようになりました。

 カタカナの町、滋賀県高島市マキノ町にある農業公園、マキノピックランドを縦貫する町道沢牧野線と同様に続く県道小荒路牧野沢線には、延長2.4kmにわたってメタセコイアが約500本植えられ、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、マキノ高原へのアプローチ道として高原らしい景観を形成しています。1994年、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定され、衆目を集めるに至っています。

 マキノピックランド周辺には果樹園があり、関西圏では珍しい初夏のサクランボからブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいも、りんごと旬の果物の収穫体験が行えます。パークゾーンのセンターハウス内には野菜直売所、手作りジェラートアイスやお土産売店もあり地元ならではのお買い物も楽しめます。


マキノピックランド センターハウス
(C)Biwako Visitors Bureau

 郵船トラベルが贈る2021年3月28日発「奥琵琶湖のオーベルジュ“ロテル・デュ・ラク”連泊と若狭海の幸、桜満喫の旅」では、国内でも有数のメタセコイア並木をご観覧いただけます。マキノピックランドで少しお時間をお取りしますので、一般には流通しないアドベリーを使ったジャムやお菓子など、高島市でしか買えないものを探してみてはいかがですか。


天井が高く広々 センターハウス内のお土産屋さん (C)Biwako Visitors Bureau


投稿者名 emix 投稿日時 2021年02月15日 | Permalink