R.シュトラウス 生誕150周年記念♪ その2

音楽の旅の楽しみは音楽を聴く事だけではありません。
作曲家が見ていたのと同じ風景を見たり、
住んでいた家を訪ねたりする事で、
作曲家を身近に感じられ、
音楽をより深く知ることができるでしょう。


今回の訪問先のひとつ、
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンでは
R.シュトラウスのお墓やヴィラに寄りました。


広い庭園内のシュトラウスの散歩道を歩いたら、
「グントラムの墓」を発見!

グントラムとは、若きシュトラウスの最初のオペラで、
台本も彼自身が手がけました。

しかし、大失敗に終わり、存命中は二度と上演される事がなかったそうです。

そのためシュトラウスはヴィラの庭の片隅にお墓を作って葬ったそうです。

その墓標には
「ここに尊敬し誇り高き若者が眠る、グントラム(ミンネゼンガー)
彼の父のシンフォニーオーケストラによって打ちのめされた。
安らかに眠れ…」
と言うような事が書いてあるそうです。
(父=シュトラウス 若者=グントラムの作品)

こんなところからもシュトラウスのユーモアや作品に対する思いがわかり面白いですね。


ツークシュピッシェ山(2962m)をゆっくり眺めたり、




若葉や、花で色づいたドレスデン、ザルツブルク、ウィーン
の町を観光したり、




車窓からも黄色で埋め尽くされた菜の花畑が見えたり。。。
音楽好きな仲間と和気あいあい楽しい旅です。
良い思い出ができるよう今後とも添乗員として
お手伝いできればと思います。



投稿者名 sa 投稿日時 2014年05月16日 | Permalink

R.シュトラウス 生誕150年♪ 記念ツアー その1

今年はR.シュトラウスの記念イヤー。

ドレスデン、ガルミッシュ・パルテン・キルヒェン、
ザルツブルクのイースター音楽祭、
そしてウィーンを旅してまいりました。

ドレスデンのゼンパー・オパー vs ウィーン国立歌劇場
「ナクソス島のアリアドネ」の聴き比べができました。


ドレスデンの歌劇場は
1300席のこじんまりした規模で
音響がとても良いので、その魅力に感激した方がたくさんいらっしゃいました。



指揮をしたオメール・メイア・ヴェルバーは
今、ヨーロッパで活躍の若手。
今回も素晴らしい演奏でした。
赤丸チェックです。


ウィーンの「アリアドネ」は歌手が安定していて
「良かったー、やっぱりオケが好き!!」というお声が多かった中、
演出については賛否両論。


ザルツブルク・イースター音楽祭では
C.エッシェンバッハ指揮の
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団コンサートや
今、ドイツで最も人気があるC.ティーテマン指揮で
R.シュトラウスのオペラ「アラベラ」を聴きました。
(若手歌手、B.ブルンス、H.E.ミュラーが輝いていました)

そして、ウィーン国立歌劇場にて「ばらの騎士」
(F.ウェルザー=メスト指揮)も楽しめました。

10日間で5演目の公演がツアーに組み込まれ、
ご希望の方には別手配でさらに1演目追加で聴いて頂け、
(この時期に相応しいウィーン国立歌劇場 ワーグナー「パルジファル」!!)
盛りだくさんのツアーでした。

今回は終演後に皆で音楽談議で盛り上がり、
そんな時間も心に残る思い出となりました。
時にドイツの居酒屋さん(ケラー)だったり、
ちょっとエレガントなホテルのBARだったり。。。
今の時期しかいただけない「白アスパラガス」や
名物料理も楽しい時間の演出となりました。




投稿者名 sa 投稿日時 2014年05月14日 | Permalink

4

ヴァイマル市立教会

ヴァイマル市立教会

バッハへの旅★現地レポート第2弾のはじまりは、
《ヨハネ受難曲》の会場、ヴァイマルの市立教会から。


市立教会での《ヨハネ受難曲》は、ジョン・バット指揮
ドウネーディン・コンソート。
当時の礼拝に近づけて、オルガン曲、コラール、モテット
などをはさんでいました。
カーテンコール、とはいえ拍手なし、のはずが、
おもわず拍手するひとも多数!


旬のホワイトアスパラ

旬のホワイトアスパラ

《ヨハネ受難曲》名演の後の余韻にひたりながら、
旬の食材を愉しむのも、旅のすばらしさのひとつ。




投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2014年05月04日 | Permalink

4

4/15発 音楽評論家 加藤浩子と行く バッハへの旅 8日間

先日、無事ツアー終了しました!

ツアー中は、毎日、現地から、レポートが届きました。

今日から2回に分けて、その様子をアップいたします。


旅のはじまりはライプツィヒの桜から・・・

旅のはじまりはライプツィヒの桜から・・・


聖トーマス教会、リハーサルの様子

聖トーマス教会、リハーサルの様子

旅の始まりは、ライプツィヒ。

聖トーマス教会で《マタイ受難曲》を聴きました。


現在は歴史博物館(旧市庁舎)

現在は歴史博物館(旧市庁舎)


ハウスマン作バッハの肖像画

ハウスマン作バッハの肖像画

ライプツィヒの旧市庁舎と

旧市庁舎内の有名なバッハの肖像画。


こちらはバッハが活躍していたもうひとつの教会、
ニコライ教会。
新古典主義の美しい内装。1989年の東独革命の
震源地となったことでも有名です。


自由行動日には、バッハゆかりのハレとケーテンへの
オプショナルツアーも設定。

こちらはバッハが5年半ほどつとめていたケーテンにある
バッハ像。

2年に一度(偶数年)には、ここケーテンでもバッハ・フェスティバルが開催されます。


午後はヘンデルの生地もあり、バッハとも関係が深かった
ハレの街へ。
バッハがオルガンを鑑定し、少年ヘンデルが学んだ市場教会。









市場教会では、ツアーのためのオルガンコンサートも

お楽しみいただきました。












「バッハへの旅」は一度だけでは味わえない楽しさがあります。

ライプツィヒに、ケーテン・・・何度も出かけたくなる、そんな旅なのです。


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2014年04月23日 | Permalink

ワーグナーを聴く


あっと言う間に若葉の季節となりました。

皆様いかがお過ごしですか。

ヨーロッパもイースター(今年は4月20日)を迎えると街が色づき

華やぎます。

この時期になると夏の音楽祭のプログラムも出揃い

私たちの仕事も活気が出て来ます。



今日は夏のおすすめツアーのひとつ「バイロイト音楽祭」

の昨年の写真をアップさせていただきます。

昨年は「ワーグナー生誕200年」だった事もあり沢山の

お客様にご参加いただき、私も添乗してまいりました。

緑が豊かで、静かな環境。

ワーグナーゆかりの地で聴くワーグナーのオペラ。

必ず心に残る時間となるでしょう。

皆様がご出発前に最も心配されていた事、

(劇場内に送風装置はあるが、冷房は無いので)

「会場が暑くないか。。。」

「ゆでダコになったらどうしよう。。。」

心配ご無用です。

8月もお盆を過ぎれば、ドイツ・バイロイトは

秋の風も感じられるようになります。

きっと今年も清々しいベストの環境で最高の音を聴いていただ

ける事でしょう。

開演のファンファーレがバルコニーから奏でられ、

期待を胸に会場入りされるお客様の後ろ姿、

良い音楽に浸って穏やかなお顔で帰っていらっしゃる姿、

思い出すと、

こちらまでワクワク、今年のバイロイト音楽祭も楽しみになります。




投稿者名 sa 投稿日時 2014年04月18日 | Permalink