新特集ページのお知らせ♪ペーザロ・ロッシーニ音楽祭

2008年より、ほぼ毎年実施のオペラツアーのひとつ。
オペラファンを魅了し続けるペーザロ・ロッシーニ音楽祭の魅力とは・・・?

【音楽評論家 水谷彰良と行くペーザロ・ロッシーニ音楽祭】

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1980年にロッシーニ生誕の地ペーザロで始まったこの音楽祭は、
ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭に匹敵する上演水準でも有名です。

学問的な研究を基盤にした取り組みでも知られ、1984年にアバド指揮で
《ランスへの旅》を蘇演して脚光を浴び、リッチャレッリ、カバリエ、
ヴァレンティーニ=テッラーニ、ホーン、デヴィーアらの出演で
ベルカントの復興にも寄与しました。

1989年にアカデミア・ロッシニアーナを創設して歌手の発掘と育成にも力を注ぎ、
23歳でデビューしたフローレスが瞬く間にベルカント・テノールの最高峰に成長を
遂げたことは皆さんご存知でしょう。
会期は8月お盆前後の2週間。オペラ3演目をメインに若者公演《ランスへの旅》、
有名歌手によるベルカント・コンサートを含めた多彩なプログラムも魅力的です。

観客の約6割が女性でリピーターも多く、34か国から訪れる外国人が約65%を占め、
日本人の観客がフランス、ドイツ、イギリス人に続いて4番目に多いことも満足度の
高さを証明します。(本文より)
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特集ページには、写真、ツアーレポートなども満載。

今夏は、マリオッティ指揮&フローレス主演《湖上の女》(新制作)
シュロット&ペレチャッコ主演《イタリアのトルコ人》(新制作)、
A.シラグーザ主演《バビロニアのチーロ》の3公演に、もう一か所どこかの
音楽祭とを組み合わせたツアーを企画中です!!


若き日のロッシーニの肖像


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2016年01月19日 | Permalink

寒い時期の旅のヒント

ベルリン(ジャンダルメン マルクト)のクリスマスマーケット


ヨーロッパでは冬の時期もたくさんの素晴らしいオペラやコンサートが
各地で開催されます。

ところが、日本から遥々出かけるとなると、春や夏に比べると
ちょっとだけ億劫になりますね。

「夏に比べると荷物が多くなるし、スーツケースも重くなるのでは?」
「ヨーロッパは日本より寒いし、日も短いから観光もあまり楽しめない?」などなど。

一方で、航空券やホテルなど年末年始などを除けば「割安」なことが多いので、
あたたかい時期に比べると、少しお得な料金設定になるというメリットもあります。


寒い時期ならでは!グリューワイン(ホットワイン)。身体の奥までポカポカになります。


さて、いざ寒い時期の音楽ツアーに参加することなった場合に備えて、
あると便利!なグッズなど、ちょっとだけお伝えいたします。

(1)マフラー、冬用の帽子、イヤーウォーマーなど
 → 特に朝晩などは、氷点下になることもあるヨーロッパの冬。
   マフラーは必須のアイテムですが、帽子やイヤーウォーマーなどもあると重宝します。

(2)カイロ
→ 貼るタイプの軽量のカイロなどは、やはりあると便利です。

(3)温度調節のしやすいアウター、インナー
→ ヨーロッパの多くの建物内と屋外とは、寒暖差があります。たくさん着込んで外に
  でかけたものの、屋内に入った途端汗だく・・・ということもありますので、
  温度調節のしやすいアウターやインナーをうまく利用すると良いでしょう。
  (小さいポーチにしまえるダウンジャケット、フリース地やヒート効果のある
  インナーなど軽くて重宝します)

(4)滑りにくい靴
→ 雪の多いヨーロッパは、雪が降っても都市部などは比較的、早い段階で融雪剤が
  撒かれますが、それでも路面凍結してしまうことが少なくありません。
  安心して旅を楽しむためにも、滑りにくい靴をご用意されると良いでしょう。

(5)オペラ、コンサート鑑賞のときにはショールやストールがあると便利
→ お洒落してワンピースやドレスなどお召しになると、首元などちょっと
  寒くなってしまうのでは?と不安になります。殆どの劇場、コンサートホール
  では、きちんと温度調節がされており、むしろ「ちょっと暑いかな」と感じる
  ことも多いのですが、寒さが苦手な方は、ショールやストールなど
  持って行くと便利です。(教会などでコンサートを鑑賞する場合などは、底冷え
  しますので、あたたかい服装で行くと良いでしょう)
  
(6)悪天候時には靴はクロークに預ける
→ 劇場やコンサートホールまで徒歩で行けるものの、冷たい雨や雪が降っていると、
  せっかくの靴が汚れないかどうか不安ですね。そんなときは、会場までは
  滑りにくい普段履きの靴で行き、クロークに預けて履き替えてしまいましょう。  
  クロークでは気持ちチップ(1ユーロ程度)を渡すとスマートです。

最後に、日本より空気が乾燥しているヨーロッパ。喉を傷めやすいため、
風邪の予防にマスクを・・・と思われる方も多いのですが、ヨーロッパでは、
マスクの着用は「顔を隠す=犯罪を企んでいる?」「危険な病気だからマスクをしている?」
、、と誤解されてしまうことが多いのが実状ですので、避けたほうが無難です。

 


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2016年01月19日 | Permalink

4月以降の新ツアーパンフレット、まもなく完成!


★ダムラウ主演《ランメルモールのルチア》&グルベローヴァ主演《ルクレツィア・ボルジア》鑑賞!
4月24日発 ロンドン&ミュンヘン!珠玉のオペラ紀行8日間
※リンクは速報版です。詳細パンフレットは12月末完成


★毎年大人気のプラハの春オープニング公演とヨーロッパ音楽の旅2コース♪
■<好評受付中!>
5月7日発 プラハの春オープニングと中欧 珠玉の音楽紀行8日間/10日間

■<残席わずか!>
5月11日発 プラハの春オープニング&ドイツ!珠玉の音楽紀行11日間
※リンクは速報版です。詳細パンフレットは12月末完成

★2000年以降、述べ700名様以上ご参加のベストセラー!
■<好評受付中>
6月9日発&11日発 音楽評論家 加藤浩子と行くバッハへの旅

◎発表!!新規2コース♪♪
★ブラームスの故郷ハンブルクで、「北ドイツ放送響」によるブラームス交響曲全曲!
ティーレマン指揮ネトレプコ&ベチャワ出演《ローエングリン》!
そして、ライプツィヒではネルソンス指揮「ゲヴァントハウス管」!
5月20日発 ドイツ!珠玉の音楽紀行9日間(詳細パンフレットは12月末完成)

★ライプツィヒ・バッハフェスティバルのハイライト公演と、R.シャイー
「ゲヴァントハウス管」、S.ラトル「ベルリン・フィルハーモニー管」
6月9日発 ライプツィヒ・バッハフェスティバル&
ドイツ名門オーケストラめぐり11日間

(詳細パンフレットは12月末完成)

お申込は受付順となっておりますので、お早目にご予約ください。

下記の「総合お問合せフォーム」をご利用下さい。
「お問い合わせ内容」欄に「ご希望のツアー名」をご記入下さい。




音楽・美術ツアーデスクでは年間4,5回程度のダイレクトメールでツアーの
パンフレットをお送りしております。年会費は無料、お気軽にご請求ください。

今年もあと残すところあとわずかになりました。
来年も、より一層のご愛顧を賜りますよう、スタッフ一同
こころよりお願い申し上げます。


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2015年12月25日 | Permalink

浜松国際ピアノコンクール鑑賞パッケージ 現地レポート


2015年は、当ブログにも何度も登場したショパン国際ピアノコンクールに
加えて、チャイコフスキー国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクール、
リーズ国際ピアノコンクールと、世界各地で国際ピアノコンクールが開催され、
ここ日本でも、第9回を迎えた「浜松国際ピアノコンクール」が開催され、まさに
国際的なピアノコンクールの当たり年でもありました。



2015年のショパン国際ピアノコンクールで見事1位に輝いた
韓国のチョ・ソンジンは、この浜松国際ピアノコンクールの覇者(2009年/第7回)
ということもあり、開催前から注目が集まっていました。

コンクール会場でもある「アクトシティ浜松」に隣接し、お部屋からの眺望が
素晴らしいオークラアクトシティ浜松での宿泊と、コンクールの本選鑑賞チケットとを
組み合わせた鑑賞ツアーを実施いたしました。


緊張の瞬間、表彰式の様子


本選2日間をじっくりご鑑賞いただきながら、ツアーの参加特典である、
本選直前のコンクール会場の舞台裏を見学できるバックヤードツアーや、
滞在先であるホテルオークラでのランチ、表彰式後に開催される審査員や
入賞者を迎えてのフェアウェルパーティなどお楽しみいただける内容です。


フェアウェル・パーティの様子


本選の臨場感あふれる演奏もさることながら、
フェアウェルパーティでは審査員やファイナリストたちと身近に
接することの出来るのも、このツアーならではの機会。
公式プログラムにサインをしてもらったり、一緒に写真を撮ったりと
ご参加のお客様も楽しんでいただけたご様子でした。

次回開催は、3年後。
世界に羽ばたくピアニストたちの登場がいまから待ち遠しいですね!


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2015年12月14日 | Permalink

ショパン国際ピアノコンクール鑑賞ツアー 現地レポート【2】


コンクールもいよいよ終盤、本選(3日間)が始まりました。

1次、2次、3次予選と勝ち抜いてきたファイナリスト10名による
ピアノ協奏曲の競演。日本からは小林愛実さんも選出されました。
圧倒的に第1番が選ぶコンテスタントが多数を占めるなかで、
10名中、唯一第2番を選んだ、シャルル・リシャール=アムランが
個人的には印象的でした。

日を重ねるごとに、ツアーに参加されたお客様たちの予想と期待の
コメントにも熱がこもってきます。



3日間の日程を終えたあと、会場内で結果を待つ人達。

終演後、明確に結果発表の時間はアナウンスされず
「Late time」とだけ。

前回(2010年)の発表が23:30頃だった記憶を頼りに、
23時前に会場に出向きましたが、その時点ですでにクローク前、
ロビーにはこれだけたくさんの人だかりが出来ていました。



さらに待つこと1時間以上・・・、やっと審査員一同が階段に
集まってきました。当然、ファイナリストたちもその場にて待機。

結果発表は24:45過ぎ、緊張の瞬間とともに歓声が沸き起こりました。

<順位>
第1位 チョ・ソンジン(韓国)
第2位 シャルル・リシャール=アムラン(カナダ)
第3位 ケイト・リュー(アメリカ)
第4位 エリック・ルー(アメリカ)
第5位 イケ・(トニー)ヤン(カナダ)
第6位 ドミトリー・シシキン(ロシア)

<特別賞>
ポロネーズ賞:チョ・ソンジン
マズルカ賞:ケイト・リュー
ソナタ賞:シャルル・リシャール=アムラン

本選で競い合った協奏曲の優秀者に贈られる、コンツェルト賞には
該当者無し。この審査結果には、納得されていた方が多いようでした。



約3週間にわたって繰り広げられた熱い闘いも終わり、
感動と興奮の想い出とともにツアーも終えることが出来ました。

今回も大変たくさんのお客様から「次回また参加したい」とのお声を
いただきました。
準備期間も含め、約2年半もの間、ツアーに携わってきた担当として、
これ以上の嬉しい言葉はありません。

次回は2020年、東京オリンピック開催の年に再びこのワルシャワで
開催されるショパンコンクールが今からとても楽しみです。


投稿者名 カリスマ歌子 投稿日時 2015年12月12日 | Permalink