アイスランド・グリーンランド紀行~2日目 その2~

北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、前回はレンタカーで間欠泉とシガーロスの丘について書かせていただきましたが、今回はアイスランドでも最も名の知れている場所であろう、ブルーラグーン(Blue Lagoon)についてお話したいと思います。

■2日目後半 ブルーラグーンへ(途中寄り道あり)
間欠泉ではしゃいでびしょびしょになりつつ、ブルーラグーンへと向かいます。

ただし!折角のレンタカー、ただ目的だけ果たしては終われません。
車を20分ほど走らせると、ありました。日本で事前に調べていた寄り道スポット、ロックミュージアムです。


2014年にオープンしたばかり。

アイスランド音楽が大好きな私は意気揚々とミュージアムの中へ。


私が好きなレコードだらけの入口。興奮してきました!!

平日のオープン直後ということもあり館内のお客様はまさかの私だけ。
受付のお姉さん、暇なのか受付そっちのけでずっと案内してくれました(笑)ありがとうございます!!

前回お話したシガーロスに加え、世界的にもとっても有名なビヨーク(björk)、最近有名になり、2013年には来日、ワンマンライブも行ったオブ・モンスターズ・アンド・メン(Of Monsters And Men)など、音楽好きのツボを抑えたアーティスト達のコーナーが連なっています。

音楽はシーベア(Seabear)のキーボードの女性のソロプロジェクト、ソーレイ(Sóley)がかかっていて、どこかノスタルジックな雰囲気にさせてくれています。


ご存じビヨーク。説明文はアイスランド語のほか、英語もあります。


Of Monsters And Men。聞いたことのない方は一度聞いてみてください。


ビヨークがソロになる前に所属していたバンド、Sugar Cubesの貴重な展示もありました。

ロックミュージアムだけあり、ただアーティストを見るだけではありません。
中には音楽のチューニング体験や、ギター・ドラム・ベースやカラオケマシンなどもあり、音楽スタジオさながら、友人や知らない方々とセッションできるようになっています。美術館なのに。
また、奥にはバーカウンターもありました。美術館なのに(笑)


ドラムセット。向かいには防音室のカラオケのブースが。

美術館でちょっと一杯。ロックですね。

謎の木のバンドマン達。ロックですね。

唯一のお客ということもありすべてのコーナーを並ぶことなく満喫して、お店を後にしました。

ギターのピックの型に穴があく穴あけパンチ、ドラムスティック型のお箸など、お土産もロックなもの、多数取り揃えられておりました(笑)

お立ち寄りの際は、ぜひ!!!


これさえあれば、キッチンすらロックに!!!

ミュージアムは1時間ほどでほぼ満喫できました。

お腹が空いたので近くの街のレストランでお昼を食べることに。
外装はコンクリートの無骨な建物でしたが、中はおしゃれな家具で調度された、落ち着いた空間になっています。
冬が厳しく、外に出歩けないことも多いアイスランドをはじめとした北欧各国は、自宅での時間をとても大切にしています。日本でも有名な家具ブランドも多々あります通り、ホテルであってもレストランであっても、おしゃれで機能的な家具がどんなところにも揃っています。


おしゃれな店内。ふわふわのソファはそのまま眠ってしまいそうになります。

右側の四角いキューブが、人参です。食べごたえ抜群でした 笑

これは見ただけで美味しいとわかりますね!!

カフェラテとチキンサラダ、友人はクリームパスタを注文。
チキンサラダの量は計り知れませんでした(笑)が、ほくほくの人参がとってもおいしかったです。
パスタはご覧の通り、言うまでもありませんね!!

お腹も膨れ、今度こそブルーラグーンへ!!!

さすがアイスランド随一の観光スポット。

レイキャヴィークから1時間ほど離れた場所にあり、地平線まで何もない通りですが、近づくにつれ車通りも増えてきました。

とにかく広大なアイスランドですが、ここの駐車場はほぼ満車です。


入口です。全体を伝えるべく、あえての引いての一枚。あえてです。

ご注意いただきたいのは、ブルーラグーンは原則予約制であること。
日本からインターネットで入場日、おおよその入場時間を予約、お金を支払っておく必要があります。
実際は、当日の入館も可能でしたので、混雑時などに予約が優先されてしまうかもしれません。ご注意ください。

受付時に電子キーをもらいます。
これさえあればロッカーはもちろん、温泉内で販売されているビールなども購入することができます。

ロッカーで水着に着替え、入浴前のシャワー、そしていよいよ着水(?)です!!!
目の前に広がる白の世界に圧倒されます。


とにかく広い!現在更なる増築工事も進めているとか。

メディアでも数多く取り上げられている場所なので、アイスランドに訪れる方々の大半は、ブルーラグーンも予定に組み込まれています。
そこかしこで日本語も聞こえてきます。

お湯の温度は37℃ほどでしょうか?ぬるめの温度が気持ちいいです。
場所によってぬるいところ、40℃ほどの熱めのところと分かれていますので、どなたにも居心地の良いところがあるはずです。探してみてください。

レンタカーのためにビールも飲めない私は早速パトロール。周囲を泳いで見て回りますと、顔や全身に一生懸命白い泥パックを塗ってる方々が・・・


温泉内の各所には泥パックを塗ることができるスポットがあり、顔に塗って乾いてぱりぱりしてきたら温泉でそのまま洗い流します。顔に塗りすぎるあまり眼に入りますと、眼がごろごろしたり染みたりと踏んだり蹴ったりなので要注意です(体験済みです)。

温泉中では塗り放題のこちらの泥パック、ご自宅用にショップで買うと約7,000円もしてしまいます(!!!)
悲しきかな貧乏人の私は、この情報ばかりはきちんと調べていました。
ここぞとばかりに顔や肩に塗りたくります。あまりにも塗りすぎた私に、きっと周りの方は私は国籍不明の白い人間に見えていたことでしょう(笑)


約1時間半、温泉やサウナを交互に満喫させていただきました。
サウナでは次々に焼けた石に水をかけて熱々にする、本場フィンランドの方との我慢比べ対決が・・・
ここでは控えさせていただきます(笑)こんなやり取りも、北欧ならではかもしれませんね。


レストランや売店も充実しています。

温泉大国日本といえども、これほどの広さのものはありません。
いつかまたアイスランドを訪れた際は、必ずもう一度訪れようと思います。
とっても楽しかったです!!!

ブルーラグーン、大満喫させていただき再びレイキャヴィークへと戻ります。


次回は市内観光~翌日のグリーンランド観光について、お話したいと思います。
特にグリーンランドは日本人が観光できるようになってからは20年ほどしか時が経っておらず、貴重な体験をさせていただきました!!!!


~素敵な旅は、郵船トラベルで~

to be continued...


投稿者名 レモーネ 投稿日時 2015年10月27日 | Permalink