アイスランド・グリーンランド紀行~3日目 その1~
北欧の素晴らしさを伝えるアイスランド・グリーンランド紀行、前回はレイキャヴィークメイン通り観光についてでしたが、今回はいよいよ、ほぼ日本人未開の土地・グリーンランド上陸について、お話したいと思います!
■3日目 アイスランドショッピング、グリーンランド上陸、観光
この日も快晴。本当に天気に恵まれています!!
この日の朝ごはんは、TE&KAFFIでとることにしました。
恐らくアイスランドで最もメジャーなコーヒーショップかと思います。1日目でもお話しした通り、女神のマークのあのコーヒーショップも撤退しているため、コーヒーショップ店舗数は恐らくTE&KAFFIが一番多いのではないかと思います。
しかしながらコーヒー市場、TE&KAFFIの独占状態というわけではありません!コーヒーが大好きなアイスランドの方々。レイキャヴィーク以外の街でもそこかしこにカフェ(パン屋)があり、朝からコーヒーを嗜むオシャレな老若男女の風景を見かけました。ご旅行の際はカフェ巡りなどされても、良いかもしれませんね!
ここで一つ豆知識なのですが、アイスランドは「i」を「アイ」でなく「イー」と読みます。
アイスラテ(IceLatte) → イースラテ
アイスランド(Iceland) → イースランド
こう読みます。
アイスラテの注文をなかなか聞き取ってもらえず店員さんに「イースラテのことね」と言われること数回、旅の後半でようやく学ぶことができました(笑)
ご参考になりましたら、幸いです!
ご飯を食べ終えると朝の9時。
グリーンランド行き12:30の飛行機まで、あと4時間弱あります。
少し早いですが、ちらほらと営業しているお店も出てきました。前日は夕方から夜にかけての観光だったため、今日はおみやげの物色がてら、朝の市内観光です。
おみやげに使える安いお菓子を求め、まずはスーパーへ。
写真はスキール(Skyr)。アイスランドで昔から食べられている伝統的な乳製品です。
スーパーはもちろん、パン屋さんなどどこの場所でも売られていて、ベリーや洋ナシなど、色々な種類があります。ヨーグルトをもっともってりとさせたような、食べごたえのある味です。
もう一つ、リコリス味のグミです。
色・形・匂い・味。全てにおいて衝撃でした。世界一まずい飴と言われている『世界一まずい飴』として認定されているフィンランドの『サルミアッキ』を彷彿とさせます。しょっぱいような、ハーブのような・・・言葉では言いあらわせません。
ただそう言われると気になってしまう性分の方もおられるかと思います。もちろん現地の方は好んで召し上がられておりますので、日本の食材では例がない、というだけかもしれません。ぜひどうぞ!自己責任で!!(笑)
他にも雑貨屋さんに行ったりレコードショップでたくさんのCDを購入したりととても充実した時間を過ごしましたが、ここでのお話は後日まとめて報告させていただきます。
フライトの時間が近づいてきました。
グリーンランドへ向かうため市の中心からタクシーで10分ほどのレイキャヴィーク(Reykjavík)空港に向かいます。
親日家の運転手さんは私たちが日本人とわかると、日本製の車とスピーカーを自慢してくださりました。音質の良さを伝えたいとのことで、車内に爆音が耳をつんざきます。陽気な運転手さん、数日したらまたアイスランドに戻ってきますね、ありがとうございます!
前日にも食べたねじりドーナツが空港内のカフェにもありました。お昼がてらいただきながら、フライトを待ちます。
搭乗口まで進んだ時に放送があり、機体にトラブルがあったようで1時間ほどフライトが遅れるとのこと。狭い搭乗口に詰め込まれた人々の様子はさながら、野戦病院のようでした(笑)
周囲を見渡すとバックパックを持った方がちらほら。雄大な自然でハイキングを楽しむのでしょうか。他にも日本人に似た顔立ちの方々は現地の先住民、イヌイット系の方々でしょうか。
この飛行機に日本人は私だけ。日本にとってグリーンランドはまだまだマイナーな国のようです。不安です。
1時間半後、ようやく機体の準備も整いました。いざテイクオフです!
3時間ほどすると、グリーンランドの一角が、見えてきました。
青い海と黒い池。白い氷河、そして大陸。
上空からは大地しか見えず、国の名前にもある緑(グリーン)は、少しも見えてきません。
延々と真っ白な大地を抜けると、大きな山々が連なっているのが見えます。
出版されている観光案内のガイドブックも少なく、インターネットでもあまり情報がなかった国のため、ひとつひとつの景色に驚きつづけの数時間でした。
4時間のフライトの後、ついにグリーンランドの首都、ヌーク(Nuuk)はヌーク空港に到着です。
緊張の第一歩。
寒い!!!
アイスランドから更に5℃ほど気温が低く、昼間でしたが8℃ほどでしょうか?慌ててコートを羽織ります。
レイキャヴィーク空港をさらに一回り小さくしたようなヌーク空港、搭乗口から出口まであっという間です。
空港の外からタクシーで宿へ。色々と衝撃でした。百聞は一見に・・ですね。写真をどうぞ。
写真では伝わりずらいかもしれませんが、何もかもが規格外です。
人口わずか57,000人のグリーンランド。首都ヌークには17,000人の人々が暮らしています。
人口密度はわずか1km範囲あたり0.14人とのことで(日本は337.2人)、世界で最も人口密度の低い国です。
グリーンランドは大陸とも思えるほど大きな島国ですが、海側の一部を除いて氷の台地や切り立った山々のため、とても人間が住めるような場所ではありません。かろうじて住める場所で人々は生活しており、街の皆はほぼ友人または顔見知り、家族のような間柄とのことでした。
Airbnbでお借りした現地の方のお家はとてもきれいで、少し不安だった私の気持ちを安心させてくれました。
お家の方はバカンスに行かれているとのことで、家一軒をまるまる貸切状態です。
荷物を置き、街へと繰り出します。
グリーンランドの電波事情ですが、とても厳しい環境にあります。
通信料は日本のようにパケット使い放題プランなどは存在せず、1MB(メガバイト)単位で発生するためとても高額になります。
なのでインターネットなどはとても遊びで利用できるレベルにないとのことでした。ホームページなどネットでの情報が極端に少ないのは、これが理由なのかもしれません。
ヌークには無料Wifiスポットが街に1か所しかない為、情報は足で稼ぐしかありません。
事前に日本で地図を印刷しておいた情報を頼りに、ヌーク唯一の観光案内所を目指します。
次回は翌日の予定をたてに案内所に行きそのままヌーク市内観光、そして素晴らしい夜の景色についてお話したいと思います!
★お知らせ★
ここでこのブログ初めての告知です!
グリーンランドに突入してしまった本ブログですが、アイスランド関連ツアーのお知らせです(笑)
豪華クルーズで行くアイスランドの旅、とっても魅力的ですのでぜひぜひ、チェックしてみてください!!!
・スターレジェンド アイスランド一周クルーズ 12日間<2016年7月出発>http://www.ytk.co.jp/cruise/tour/schedule/3770
・クリスタル・シンフォニー 白夜のアイスランドとノルウェーフィヨルドクルーズ 16日間(アムステルダム~ロンドン)<2016年7月出発>
http://www.ytk.co.jp/cruise/crystalcruises/tour/schedule/3774
~素敵な旅は、郵船トラベルで~
to be continued...