にっぽん丸で八丈島に行こう!~東京から最も近い南国は花とフルーツの楽園です~


にっぽん丸と八丈島


 皆さんは生のパッションフルーツを食べたことはありますか? かなり前のことですが、クリスタル・シンフォニーの添乗で南アフリカのケープタウンを訪れた際、ホテルの朝食で頂いたフレッシュジュースがパッションフルーツだったことが筆者との最初の出会いです。オレンジジュースとは異なる、爽やかで甘酸っぱい風味に魅了され、日本でも飲めないものかと探したところ、国内では沖縄、鹿児島、八丈島が栽培地であることを知りました。そこで、にっぽん丸の八丈島のクルーズに乗船することになっていた両親に頼んでジュースを買ってきてもらったことがあります。その後、めったにない事ですがパッションフルーツの生果実が街中で売られているとつい購入して懐かしい風味を楽しんでいます。


パッションフルーツの花はトケイソウです。

 パッションフルーツは熱帯、亜熱帯地域の果物で最大の生産国はブラジルです。あ、なるほど情熱の国が原産地なのでPassion Fruit(情熱の果物)なのだな、と思うのは早計、少しややこしいのですが、Passionのもう一つの意味は「キリストの受難」を表す神学用語。
 え?キリストの受難とどう関係あるの、と思いますよね。これはパッションフルーツの花の名、Passion Flowerから由来します。雌蕊が十字架に磔されたキリストに見えることから、16世紀のイエズス会士が名付けたとされています。和名は「トケイソウ」、一時期、そのユニークな花の姿から家庭栽培がブームになりましたが、とてつもなく繁殖力の強い蔓が庭を占拠し、お手上げ状態になった方も多いようです。


果実が赤くなったら食べ頃です。

 パッションフルーツは八丈島では7月以後に本格的な果実の収穫が始まります。主にハウス栽培しているので収穫時期は長く、秋ごろまで生を食べることができるようです。夏以後に八丈島を訪れたら機会があれば直売所で生の果実を購入してはいかがでしょう?まずは、半分に切ってゼリー状の果肉をスプーンですくってそのまま食べてみて下さい。種子も食べることができます。森永製菓の研究によると種子にはポリフェノールの一種、ピセアタンノールが豊富に含まれ、様々なアンチエイジング効果が期待されるようです。この他に果肉を炭酸で割ったり、ヨーグルトやアイスクリームにかけて頂くのもおすすめです。酸味が気になる方は糖分を加えてお召上がり下さい。
 生の果実がない時期は、希釈用のジュースや、種ごと食べるジャムが販売されているのでぜひお土産にお求めください。


左:八丈富士ふれあい牧場 右上:八丈植物公園のキョン 右下:フリージア

 ところで、八丈島はパッションフルーツだけではなく、春はフリージアが咲き乱れることで有名なこと、ご存じでしょうか。毎年、3月の春分の日ごろから4月上旬にかけて八丈島フリージアまつりが開催されています。島に咲き誇る35万株のフリージアは春の風物詩、フリージアは日本の在来種ではなく、明治に導入され、大正期に八丈島で栽培されるようになりました。フリージアまつりは昭和42年(1967)から始まり、島を代表する花となったのです。

 もともと、アフリカ原産とされるフリージアは半耐寒性の球根植物で「ものすごく寒い(0℃以下)」環境では繁殖できません。はるばるやってきて、霜が降りない八丈島は居心地が良かったようです。日本三大紬で八丈島の特産品「黄八丈」とあいまって黄色のフリージアは八丈島にとてもお似合い。フリージアまつりでは黄八丈で装った島民がフリージアを手にお出迎えします。
 八形山フリージア畑がメイン会場となり、例年、摘み取り体験や球根の持ち帰りも無料で行われるそうなので家でも咲かせてみたいですね(摘み取り体験は感染症予防対策のため中止になる場合があります)。

 また八丈島植物公園では中国からの特定外来生物でシカの一種「キョン」を観察するこができます。短い角と丸みを帯びた体格でかわいらしい外見なのですが、繁殖力が強くアシタバなどに農法被害があるため現在は野生のキョンは捕獲されています。

 日本にいながらにして南国気分が味わえる八丈島、この島の訪問を得意とするにっぽん丸で訪れてみませんか?2023年はフリージア祭りの季節と、パッションフルーツが収穫されている9月に訪れます。人気の寄港地ですのでお早目のお問合せをお待ちしていおります。

<にっぽん丸で訪れる八丈島クルーズ>
2023/3/21(火・祝)▶3/24(金) 春の八丈島・青ヶ島周遊クルーズ 4日間
東京~八丈島(通船)~(青ヶ島周遊)~東京
♥フリージアの咲く季節に訪れます。

2023/9/25(月)▶9/27(水) にっぽんの楽園クルーズ ~八丈島~ 3日間
東京~八丈島(通船)~東京
♥景観の良い大潟浦に「にぽっぽん丸カフェ」をオープンします。

2023/9/28(木)▶10/1(日) 名古屋発着 八丈島と大洗海上花火クルーズ 4日間
名古屋~八丈島(通船)~大洗~名古屋
♥中部のお客様におすすめ!大洗海上花火と八丈島を組み合わせたクルーズです。

ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または各コース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!

【郵船トラベルクルーズセンター】
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218
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営業時間:午前10時~午後5時(土日祝休業)クルーズセンターマップはこちら
年末年始の休業日:12月29日(木)~1月3日(火)


投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年12月15日 | Permalink

【にっぽん丸】2023年4月~9月の待望の新クルーズ発表!ゴールデンウィーク日本一周や人気の夏祭りクルーズも<1月6日(金)一般販売開始>



 来年のことを言うと鬼が笑う、というのは使い古された言葉ですが、クルーズの世界ではそうでもないようです。にっぽん丸2023年4月1日~9日28日出発の1年で最も予約される方が多い人気クルーズを発表しました。さらには2027年には新造船就航の計画も発表し、進化が期待されるにっぽん丸、まずは来年のベストシーズンのクルーズを楽しまれてはいかがでしょうか。

 今回の発表されたクルーズはゴールデンウィーク日本一周をはじめ、夏祭りクルーズなど満船必至のラインアップ、オーシャンダイニング「春日」が利用できるデラックス以上の客室は瞬く間の完売が予想されます。本日より発売前の受付を行いますので、いつもご案内させていただいている通り、極力発売日までに郵船トラベルへお問合せくださいますようお願い申し上げます
 また、今回は長年にっぽん丸をご愛顧されているドルフィンズクラブのダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、ブロンズ会員のお客様への発売日が別途設定されました。パンフレットはご希望のお客様へ年内にお届けする予定です。

【発売日】
ダイヤモンド会員        :2023年1月4日(水)10:30~
プラチナ・ゴールド・ブロンズ会員:2023年1月5日(木)10:30~
上記以外の一般のお客様     :2023年1月6日(金)10:30~
※郵船トラベルの年末年始の休業は12月29日(木)~1月3日(火)までとなります。


左:和歌山城©公益社団法人 和歌山県観光連盟
右上:薪能(イメージ) 右下:英虞湾©三重フォトギャラリー

<にっぽん丸 新コースクルーズラインアップ一覧>
✽週末・祝日利用クルーズ
☆無料連絡バスや船外イベントなどがクルーズ代金に含まれています
♥クルーズのポイント ✿花火を鑑賞します

●春旅にっぽん丸 ~和歌山・英虞湾周遊~ 
2023/4/1(土) ▶ 4/4(火) 3泊4日✽週末利用
東京~和歌山~(英虞湾周遊)~東京
☆和歌山城の一部を貸切、薪能と夜桜を鑑賞いただきます。
☆3日目は現地の船に乗り換えて風光明媚な英虞湾を周遊します。

●八代発着 喜界島クルーズ
2023/4/6(木) ▶ 4/8(土) 2泊3日
八代~喜界島~八代
♥くまモンポートから喜界島にダイレクトにアクセスします。

●飛んでクルーズ九州 ~隠岐・上五島~
2023/4/9(日) ▶ 4/12(水) 3泊4日
博多~隠岐(通船)~青方~博多
♥2013年に世界ジオパークに選定された隠岐と2018年に世界遺産登録された上五島を訪れる見どころ満載のクルーズです。

●にっぽん丸 エンターティメントクルーズ ~ミュージカル~
2023/4/26(水) ▶ 4/28(金) 2泊3日
横浜~(航海日)~横浜
♥ブロードウェイミュージカルや東宝、明治座の演出を手掛けている玉野和紀が、にっぽん丸でしか鑑賞できないミュージカルをお届けします。


左上:和ろうそく(七尾)©石川県観光連盟 左下:りんごの花と岩木山 中央:とっとり花回廊から見た大山©鳥取県 右上:猿岩(壱岐) 右下:サイロ(根室)

●ゴールデンウィーク 日本一周クルーズ  
2023/4/28(金) ▶ 5/7(日) 9泊10日✽連休利用
横浜~(航海日)~壱岐~鳥取~七尾~男鹿~青森~根室~(航海日)~横浜
♥九州の離島から北海道へ日本をぐるっと一周するダイナミックな航路です。
♥エンターティメントはにっぽん丸初登場の中村雅俊八神純子がクルーズを彩ります。

●屋久島・種子島・奄美大島クルーズ
2023/5/7(日) ▶ 5/12(金) 5泊6日
横浜~(航海日)~名瀬~種子島/屋久島~(航海日)~横浜
♥5泊6日で珠玉の3島をめぐります。
♥3島のドリンクをお部屋にご用意します。
Sステートルームのシングルキャンペーン対象クルーズです。

●熱海花火クルーズ ~初島~
2023/5/12(金) ▶ 5/14(日) 2泊3日✽週末利用
東京~✿初島(通船)~東京
♥11年ぶりに初島に寄港します。オリジナルイベントにご期待ください。

●初夏の伊勢志摩クルーズ  
2023/5/24(水) ▶ 5/26(金) 2泊3日
横浜~鳥羽(通船)~横浜
☆伊勢神宮と三重の特産品などを扱う話題の新スポット「VISON」それぞれ連絡バス(追加代金なし)を運行いたします。


済州島


●神戸発着 対馬・済州島クルーズ(海外クルーズ)
2023/5/27(土) ▶ 5/31(水) 4泊5日
神戸~対馬~済州島~(航海日)~神戸
☆3日目の済州島では、にっぽん丸がおすすめする韓国名物サムギョプサル(豚の焼肉)をご希望の方に昼食としてご用意いたします。
Sステートルームのシングルキャンペーン対象クルーズです。

●神戸/金沢クルーズ
2023/5/31(水) ▶ 6/2(金) 2泊3日
神戸~(航海日)~金沢
♥神戸からゆっくりと洋上を移動する船旅です。
♥お客様には石川県の特産品「加賀棒茶」お1人様ひとつプレゼントします。


左:輪島港のにっぽん丸 右上:金沢駅©金沢市 右下:金沢21世紀美術館©金沢市


●金沢発着 輪島花火クルーズ
2023/6/2(金) ▶ 6/4(日) 2泊3日✽週末利用
金沢~✿輪島~金沢
☆20分で25,000発を打ち上げるノンストップ花火大会です。
♥2日目の輪島には7時に入港するので朝市も十分楽しめます。

●金沢発着 奄美大島・上五島クルーズ
2023/6/4(日) ▶ 6/8(水) 4泊5日
金沢~(航海日)~名瀬~青方~金沢
♥金沢から2つの世界遺産をめぐります。魅了の異なる2島をお楽しみください。

●新潟発着 利尻・奥尻クルーズ
2023/6/9(金) ▶ 6/12(月) 3泊4日✽週末利用
新潟~奥尻(通船)~利尻島~新潟
♥新潟からベストシーズンの北海道を訪れます。奥尻では鍋釣岩や奥尻ワイナリー、利尻では半日観光などのオプショナルツアーを企画予定です。

●函館/横浜クルーズ
2023/6/13(火) ▶ 6/15(木) 2泊3日
函館~(航海日)~横浜
♥2日目の昼食には北海道の素材を使ったパンコーナー「にっぽん丸北海道Bakery」をOPENします。

●横浜/奄美/那覇クルーズ
2023/6/15(木) ▶ 6/18(日) 3泊4日✽週末利用
横浜~(航海日)~名瀬~那覇
♥横浜から2021年に世界遺産に登録された奄美大島を経由して沖縄に向かう船旅です。


左上:美ら海水族館 左下:川平湾(石垣島) 右上:サガリバナ 右下:与那国島©㈱杉江写真事務所


✈✈✈飛んでクルーズ沖縄✈✈✈
●Aコース ~与那国島・西表島~
2023/6/18(日) ▶ 6/21(水) 3泊4日
那覇~与那国島(通船)~西表島(通船)~那覇
♥日本最西端の与那国島と八重山列島最大の島で動植物の多様性がみとめられる西表島に寄港します。

●Bコース ~サガリバナ~
2023/6/21(水) ▶ 6/24(土) 3泊4日
那覇~石垣島(1停泊)~那覇
♥沖縄地方の梅雨明けに咲き、一夜限りで散ってしまう幻のサガリバナを探しにいきましょう。

●Cコース ~宮古島・本部~
2023/6/24(土) ▶ 6/27(火) 3泊4日✽週末利用
那覇~宮古島~本部~那覇
☆本部に「にっぽん丸やんばるステーション」が出現。観光の起点にご利用ください。
♥白砂のビーチと透明な海が美しく、海に突き出た伊良部大橋が掛かる宮古島と美ら海水族館にほど近い本部に寄港します。

●Dコース ~石垣島・台湾~ (海外クルーズ)
2023/6/27(火) ▶ 6/30(金) 3泊4日
那覇~石垣島~基隆~那覇
♥人気の石垣島と美食の街、台北へも訪れることのできる海外クルーズです。

●那覇/神戸クルーズ
2023/6/30(金) ▶ 7/2(日) 2泊3日✽週末利用
那覇~(航海日)~神戸
♥コンパクトな日程で那覇から神戸へ、週末利用の船旅です。


左:角島大橋(下関市) 右上:上五島 右下:桜島©鹿児島市

●海の絶景クルーズ ~角島・上五島・錦江湾~
2023/7/2(日) ▶ 7/6(木) 4泊5日
神戸~(錦江湾周遊)~青方/(奈留瀬戸航行)~(沖ノ島周遊)/下関~神戸
☆洋上の絶景 錦江湾、奈留瀬戸、関門海峡に加え、角島までの連絡バス(追加代金なし)も設定した絶景尽くしの船旅です。
Sステートルームのシングルキャンペーン対象クルーズです。

●名古屋発着 夏クルーズ
~宇部花火・SHIRAHAMA2023花火ラリー・四万十川~

2023/7/20(木) ▶ 7/24(月) 4泊5日✽週末利用
名古屋~土佐清水~✿宇部~(航海日)~名古屋
☆約1万発の宇部花火と白浜沖から鑑賞するSHIRAHAMA2023花火ラリーの二つの花火と最後の清流といわれる四万十川を楽しむ、夏らしいクルーズです。

●にっぽん丸花火とファミリークルーズ
2023/7/25(火) ▶ 7/27(木) 2泊3日
横浜~✿(航海日)~横浜
♥小学生以下のお子様を対象に「キッズクルーズプログラム」を実施します。
♥2日目の夜は約2,000発のにっぽん丸プライベート花火を打ち上げます。
Fファミリー割引設定クルーズ

●熱海花火とエンターティメントクルーズ ~狂言~
2023/7/27(木) ▶ 7/29(土) 2泊3日
横浜~✿熱海~横浜
☆日中はMOA美術館の能楽堂を貸切、狂言師野村萬斎の舞をご堪能いただけます。
☆夜はナイアガラ花火がフィナーレを飾る熱海花火を鑑賞する迫力満載のクルーズです。

●蒲郡花火と淡路島クルーズ
2023/7/29(土) ▶ 8/2(水) 4泊5日✽週末利用
横浜~✿蒲郡~淡路島(通船)~(航海日)~横浜
☆約5,000発の蒲郡花火を洋上から鑑賞します。東京スカイツリーよりも大きな直径約650mもの大きさに花開く夜空は圧巻です。
♥にっぽん丸初寄港の淡路島を訪れます。


●東北夏祭りクルーズ
2023/8/2(水) ▶ 8/7(月) 5泊6日✽週末利用
横浜~(航海日)~秋田~青森~(航海日)~横浜
☆東北で人気の二つのお祭り、秋田の竿燈まつり青森ねぶたまつりを追加代金なしで楽しめるクルーズです。五所川原立佞武多へもご案内できます。

●夏休み 館山花火と伊勢志摩クルーズ
2023/8/7(月) ▶ 8/10(木) 3泊4日
横浜~✿館山~浜島(通船)~横浜
☆館山花火大会と浜島を組み合わせた夏らしいクルーズです。
♥エンターティメントにはシンガーソングライターの杉山清貴が登場します。

●阿波おどりクルーズ
2023/8/13(日) ▶ 8/16(水) 3泊4日
横浜~徳島(1停泊)~横浜
♥今年はコンパクトな日程で阿波踊りを楽しめるように設定しました。徳島に停泊しますのでナイトツアーも楽しめます。

●熊野大花火・錦江湾大花火・済州島クルーズ(海外クルーズ)
2023/8/16(水) ▶ 8/24(木) 8泊9日
横浜~✿(熊野沖)~(航海日)~✿鹿児島~済州島(1停泊)~下関~(航海日)~横浜
☆熊野大花火、錦江湾花火大会の二つの花火大会を鑑賞します。
♥東洋のハワイといわれる人気リゾート地、済州島を訪れます。


左:利尻山 右上:羅臼山 右下:利尻島に停泊するにっぽん丸

✈✈✈飛んでクルーズ北海道✈✈✈
小樽~利尻島~羅臼~小樽
♥18年続いているにっぽん丸ロングセラーのクルーズです。今年は5本設定しています。羅臼町との共同企画も新しくなって登場します。知床の新しい発見をお楽しみください。
●Aコース
2023/8/28(月) ▶ 8/31(木) 3泊4日
●Bコース
2023年/8/31(木) ▶ 9/3(日) 3泊4日✽週末利用
●Cコース
2023/9/3(日) ▶ 9/6(水) 3泊4日
●Dコース
2023年/9/6(水) ▶ 9/9(土) 3泊4日
●Eコース
2023年/9/9(土) ▶ 9/12(火) 3泊4日✽週末利用

●苫小牧/横浜クルーズ
2023/9/16(土) ▶ 9/18(月・祝) 2泊3日✽連休利用
苫小牧~(航海日)~横浜
♥3連休利用のノンストップクルーズです。リドテラスでは日替わりで北海道産のアイスクリームをご用意します。


左上:民族共生空間ウポポイ 左下:白老牛 中央:白老港から望む樽前山 右:アイヌの楽器演奏

●にっぽん丸 秋クルーズ ~石巻・白老~
2023/9/18(月・祝) ▶ 9/23(土) 5泊6日
横浜~(航海日)~石巻~白老~(航海日)~横浜
♥このクルーズの特選素材は白老牛、クルーズ中にご提供します。
♥エンターティナーは大河ドラマでも活躍の歌舞伎役者・坂東 彌十郎が初登場。
Sステートルームシングルキャンペーン対象クルーズです

●にっぽん丸 スターライトクルーズ ~青ヶ島周遊~
2023/9/23(土) ▶ 9/25(月) 2泊3日✽週末利用
横浜~(青ヶ島周遊)~横浜
♥そこは洋上のプラネタリウム。にっぽん丸は青ヶ島まで南下をして星空を鑑賞します。デッキには天体望遠鏡をご用意します。ドリンク片手にゆったりとしたデッキで星空観賞はいかがですか。

●にっぽんの楽園クルーズ ~八丈島~
2023/9/25(月) ▶ 9/27(水) 2泊3日
東京~八丈島(通船)~東京
☆景観が良い八丈島の大潟浦に、にっぽん丸カフェをオープンします。ジャージー牛乳やプリンなど特産品をお客様専用の野外カフェでお楽しみください。

●名古屋発着 八丈島と大洗海上花火クルーズ
2023/9/28(木) ▶ 10/1(日) 3泊4日
名古屋~八丈島(通船)~✿大洗~名古屋
♥名古屋から大人気の八丈島と大洗の海上花火を組み合わせたクルーズです。
♥八丈島ではふれあい牧場を訪れるオプショナルツアーを計画中です。


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■ (航海日):海上を通航または錨泊します。
■ 寄港地でのオプショナルツアーは別料金となります。
Sステートルームシングルキャンペーン:スタンダード、コンフォート、スーペリアツインをシングルで利用される場合、通常150%のところ、120%のクルーズ代金でご利用いただけます。
Fファミリー割引設定クルーズ:お子様(2歳以上小学生以下)とステートルームに乗船すると、子供代金が大人代金の半額となります。
■ 感染症の拡大防止、気象・海象条件、最少催行人員未達、その他の事情(発着地や寄港地の受け入れ状況等)により運航スケジュール、イベントを変更または中止する場合があります。
※本ブログで使用している画像はすべてイメージです。自由行動で訪れることができる場所も含まれています。

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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年12月12日 | Permalink

【春の楽しみが増えました】にっぽん丸は3月に出発するふたつのクルーズを追加発表しました。<12月14日(水)発売です>


小笠原のビーチとザトウクジラ©小笠原村観光局


 にっぽん丸は12月15日よりモーリシャスプレシャスクルーズを実施しますので暫くお別れです。2月1日からの国内クルーズを再開し、3月24日出発の「にっぽん丸ファミリークルーズ」まですでに発売しておりますが、3月5日出発「名古屋発着 春の小笠原クルーズ」、3月26日出発「にっぽん丸 春の船旅」の2本が新クルーズとして追加発表となりました

 販売開始は12月14日(水)の10:30~となり、郵船トラベルでは本日より発売前の受付を行います。特に、デラックス、スイートをご希望のお客様はお早目のお問合せをおすすめ申し上げます。
※2023年4月~9月の新クルーズも本日発表となりました。新クルーズについてはこちらのブログをご覧ください。


<にっぽん丸 3月の追加クルーズ>
☆無料連絡バスや船外イベントなどがクルーズ代金に含まれています
♥クルーズのポイント OPオプショナルツアー(別料金)

●2023年3月5日(日)▶3月10日(金) 春の小笠原クルーズ 6日間
名古屋~(鳥島・孀婦岩通過)~父島(1停泊)~(航海日)~名古屋
♥ザトウクジラのダイナミックなジャンプが期待できる季節です。
OP小笠原ホエールウォッチング
OPウェザーステーション展望台と小笠原海洋センターでウミガメのエサやり体験
※名古屋出航は17:00ですが、集合時刻は10:00~11:00を予定しています。
※小笠原クルーズ乗船者は原則としてワクチン接種2回以上が必要となります。


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■クルーズ代金(2名1室利用のお1人様代金/※デラックスシングルを除く)
グランドスイート            1,215,000円
ビスタスイート              855,000円
オーシャンビュースイート   740,000円
ジュニアスイート     730,000円
デラックスシングル    655,000円※
デラックスベランダ    570,000円
デラックスツイン     520,000円
スーペリアーツイン    320,000円
コンフォートステート   295,000円
スタンダードステート   270,000円


●2023年3月26日(日)▶3月31日(金) にっぽん丸 春の船旅 6日間
横浜~(航海日)~宮崎~(音戸の瀬戸/通船)~徳島~横浜
♥宮崎では約2,000本の桜と30万本もの菜の花が見守る西都原古墳群を訪れます。
音戸の瀬戸では現地の船に乗り換えての船遊び。徳島からは約100万本の菜の花が咲く「あわじ花さじき」または脇町の「うだつの町並み」のいずれかを追加代金なしで訪れるツアーをご用意します。


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■クルーズ代金(2名1室利用のお1人様代金/※デラックスシングルを除く)
グランドスイート            1,215,000円
ビスタスイート              855,000円
オーシャンビュースイート   740,000円
ジュニアスイート     730,000円
デラックスシングル    655,000円※
デラックスベランダ    570,000円
デラックスツイン     520,000円
スーペリアーツイン    320,000円
コンフォートステート   295,000円
スタンダードステート   270,000円 


左:春の西都原古墳群©宮崎県観光協会 右:音戸の瀬戸(広島県呉市)


■ (航海日):海上を通航または錨泊します。
■ 寄港地でのオプショナルツアーは別料金となります。
■ 感染症の拡大防止、気象・海象条件、最少催行人員未達、その他の事情(発着地や寄港地の受け入れ状況等)により運航スケジュール、イベントを変更または中止する場合があります。
※本ブログで使用している画像はすべてイメージです。自由行動で訪れることができる場所も含まれています。

 この他のにっぽん丸コースの一覧はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!

【郵船トラベルクルーズセンター】
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
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営業時間:午前10時~午後5時(土日祝休業)クルーズセンターマップはこちら
年末年始の休業日:12月29日(木)~1月3日(火)


投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年12月12日 | Permalink

“ロイヤル・ワラント”につつまれて過ごす船旅、クイーン・エリザベスで英国ブランドの神髄に触れてみませんか。


Afternoon TeaⓒCunard Line


 柔らかなハープの音色が隅々まで行き渡るクイーンズ・ルーム、白手袋のウェイターが恭しく紅茶を注ぐ優雅なひととき、クイーン・エリザベスでのアフタヌーン・ティーはとりわけ英国らしい時間が過ごせる午後のお楽しみです。さてこの画像、英国王室御用達の品が少なくとも2つ、写っているのですがお分かりになりますか。


ロイヤル・ワラントに掲げることができる王室紋章(the Royal Arms)
左より:エリザベス女王、プリンス・オブ・ウェールズ、エジンバラ公フィリップ王配


 2022年9月8日に亡くなられたエリザベス女王、3隻の客船の名づけ親になられた他、英国ブランドを世に知らしめる、とても大切な役目をされていました。
 ロイヤル・ワラント(Royal Warrant)、つまり英国王室御用達はエリザベス女王、プリンス・オブ・ウェールズ(現チャールズ国王)、エディンバラ公フィリップ王配の3名だけがグランター(Grantors/譲与者)として、長年多くのサプライヤーに王室令状(認定証)を与えてきました。
 企業や商人は王室に供給している商品やサービスに「お墨付き」を与えられた事実を宣伝することができ、これが英国王室御用達というブランドとなり、意外なことに英国製以外のものも含まれているのです。
 3名のグランターの内、エリザベス女王が与えたロイヤル・ワラントの数は最も多く、在位中に約700弱の王室令状を授与しました。その中には日本人が誰しも知るブランドも多く、高級品から日用品まで幅広い品目にわたります。認定されますと、素敵な王室紋章を掲げることができるのです。認定証を与えられても5年ごとに見直しがあるそうで、恒久的なものではないのです。また、エリザベス女王と夫のエディンバラ公はお亡くなりになってしまいましたが、その後2年間はロイヤル・ワラントの称号が維持されるそうです。 


キュナード社の客船で利用しているロイヤル・ワラントの品々


 さて、口絵のアフターヌーン・ティーの写真に戻りましょう。こちらにはウェッジウッド(Wedgwood)のボーンチャイナで注がれたトワイニング紅茶(Twinings)が写っていて、いずれもロイヤル・ワラントです。


Appetizer©Cunard Line

 ウエッジウッドは1759年創業の英国の陶磁器メーカー、おなじみのワイルドストロベリーやブルーに白のローマ古代模様のジャスパーなど一度はご利用になった方も多いかと思います。日常使いというよりは、結婚のお祝いや引き出物などハレの日に利用する高級食器です。
 キュナード社の客船ではオーシャンライナー(大西洋定期横断航路)の時代より、ウエッジウッドの食器を採用、キュナード社のロゴが刻印された当時のティーセットは英国で古物商により高額で取引されています。
 クイーン・エリザベスに乗船されたら、アフタヌーン・ティーとディナーの「設え」を楽しみましょう。最も席数の多いブリタニア・レストランでも食器はウェッジウッド。裏返すと確認できますが不調法にならぬようご注意を・・・。


 英国を代表する紅茶といえばトワイニング、1706年にロンドンで初めて紅茶店を出した老舗です。こちらのブログでご紹介した通り、アフタヌーン・ティーを正式な「ティーレセプション」として開催したビクトリア女王が愛飲され、1837年に英王室御用達の称号を与えられました。
 キュナードの客船ではトワイニング紅茶を使い、数々のフレーバーをお楽しみいただけるのですが、特に女性に大人気のブレンドティーはベルガモット(地中海産の柑橘類)の香りをつけたアールグレイ(Earl Grey)。当時海軍大臣を務めていたグレイ伯爵が、中国からの土産物として味わった紅茶を大変気に入り、トワイニング社に味や香りの再現を依頼した一品。のちに英国首相となった伯爵の名を冠した紅茶です。「アール」は英語で「伯爵」を意味します。
 おすすめはアイスティー、冷たくしても香りが失われず、爽やかな味わいは屋外でのランチにぴったりです。


Champagne Laurent-Perrier©Cunard Line

 そしてクルーズ後半に1度だけ実施されるシャンパン アフタヌーン・ティー(別料金/要予約)は三段トレーに乗ったスコーン、ティーサンド、ケーキなどをプリンス・オブ・ウェールズ(現チャールズ国王)がロイヤル・ワラントを授与したローラン・ペリエ シャンパン(Champagne Laurent-Perrier)と楽しむ優雅なイベント。このシャンパンはウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式後の晩餐会でふるまわれたことで一躍有名になりました。飛鳥IIのオプショナルイベント「イブニングハイティー(別料金)」でもローラン・ペリエ シャンパンを使っています。
 ご存じの通り、シャンパンは英国産ではありませんが、英国外のものでも王室がご利用になるものであればロイヤル・ワラントとして認証されるのです。

 優雅にティータイムを過ごし、お食事を頂いたら、バスタイムにもご注目。キュナードの客船では2014年よりペンハリガン(Penhaligon's)のバスアメニティを採用しています。


ペンハリガンのロンドン店舗とキュナード社が採用しているバスアメニティ


 1870年に創業した香水メーカーペンハリガンはビクトリア女王に仕えた宮廷理容師兼調香師でもありました。1903年にアレクサンドラ王妃からロイヤル・ワラントを受け、現在は二つの称号を保持しています。英国王室に深いかかわりを持つ歴史あるブランドでキュナード社の雰囲気にお似合いと評されています。
 キュナード社が選んだ香りは“QUERCUS(クァーカス)”、ラテン語で「樫の木」を意味し、躍動感あふれるシトラスとバジルのコンビネーションにジャスミン、カルダモン、リリー、アンバーをブレンド、香りが個性を引き立たせ、清涼感があり、男女いずれも好まれるフレッシュ感が魅力です。シャンプー、コンディショナー、バスジェルなど、統一感ある香りに包まれると良い夢が見られそうですね!


クリックするとデジタルパンフが開きます

 いかがでしたでしょうか。英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベス、クイーン・エリザベスは2023年に続き、2024年も日本から発着し、クルーズを行います。英国王室ゆかりのロイヤル・ワラントを採用した品々で英国旅行の気分を味わってはいかがでしょうか。

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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年12月02日 | Permalink

小笠原からの嬉しい便り ~奇跡の遭遇!アオウミガメ2000キロの旅~

ただいま台湾沿岸を遊泳中

 2019年11月6日、郵船トラベルがチャーターした飛鳥IIは小笠原(父島)に寄港し、海洋生物の生態を調査・研究し、アオウミガメの保全活動を行っている小笠原海洋センターの協力のもと、アオウミガメの放流を行いました。
 このときに放流したウミガメが2022年8月21日、台湾北東部の沿岸を日本生まれを示すタグを付け遊泳中、地元のダイバーと遭遇したと、口絵の画像が添えられた嬉しい便りが小笠原から届きました

 小笠原から台湾へ、2,000キロ以上の長い旅、よく頑張りました。見つかったウミガメは2018年小笠原生まれの今は約4才、放流時23センチだった甲羅はタグの長さ3.5センチから推定すると30センチくらいに成長したと思われ、元気な姿に勇気をもらい感激、実はこれはいくつもの奇跡が重なったからこそ知りえたことなのです。
 奇跡のお話の前に、まずはウミガメの生態をご紹介しましょう。


アオウミガメ©小笠原村観光局

 「涼しくなってきたね」「じゃあ、そろそろいいかな?」「うん、準備万端」「みんなっ、出発するよ」「おー!」。ここは南の島、容赦なく照り付ける太陽が白い砂浜を熱し、やけたトタン屋根の猫のごとく素足では飛び上がるようにしか歩けない真昼、子ガメたちは地中に身を潜め、来るべき時をじっと待っています。夜の帳が降り、月がのぼり、静かな海を明るく照らすとひんやりした砂の中ではこの時とばかり、もぞもぞと動き始め、こんな会話をしているのかもしれません。

 ハネムーナーが南の島を好んで訪れるように、日本近海で生活するアオウミガメも恋愛、結婚、出産の地に南西諸島や小笠原諸島などを選んだようです。
 2月~5月ごろ、小笠原諸島へやって来たアオウミガメのカップルは海上でぷかぷか浮かびながら交尾を行います。5月~8月ごろ、母ガメだけが夜の砂浜に上陸し、深さ60センチほどの大穴を掘り、1度の産卵で100個前後の卵を産み落とします。大切な宝物を隠すように丁寧に砂をかけて海に戻ります。これを2週間おきに4~5回ほど繰り返すそうですから、偉大なる母ガメはとてつもないスタミナの持ち主に思えます。


アオウミガメの産卵©小笠原村観光局


 待望の孵化(脱出)は7月~10月ごろに始まります。産卵後2か月ほど経つと自ら殻を破って卵から出てきます。数日間砂の中で過ごした後、皆で協力しあって砂の中から這い出します。赤ちゃんカメの甲羅は4~6センチ程度、昼間に地上に出ると鳥に捕食されたり、太陽の熱にやられてしまうため、砂の温度が下がる夜までじっと待つのです。また、殻の空洞を利用して脱出するため1匹だけではなく、いっせいに砂を掻いたほうが脱出しやすいようです。そして海のわずかな輝きを頼りに、これから始まる大冒険へとすすんでいくのでした。


生まれたばかりの子ガメ©小笠原海洋センター


 海へ旅立ったアオウミガメは自力で餌を探さねばなりません。幼体のときは雑食性ですが、甲羅の長さが30センチほどになると草食性の強い雑食に食性が切り替わっていきます。主に海草や海藻を食べるため体内の脂肪が緑色に染まり、アオウミガメの名の由来となりました。少し不思議に思うのは、小笠原付近で一生を過ごすことはなく、餌場となっている本土の沿岸や台湾までも大周遊することです。そして、30年~40年後、再び生まれ故郷に戻り繁殖を行うそうです。ウミガメには生まれた場所を記憶し地磁気を感じる能力があるという説がありますが、詳しいことはわかっていません。
 ところで、自然孵化した子ガメの生存率、どのくらいだと思いますか。推定で0.2~0.3%、つまり1,000個の卵(10回の産卵)で、わずか2~3匹だけしか生き残れないことになります。これでは生態を調査するのも難しく、絶滅が危惧されても仕方ありません。そこで、小笠原海洋センターではヘッドスターティング(短期育成放流事業)を行っています。


ヘッドスターティング(短期育成放流事業)で海へ向かうアオウミガメ©小笠原海洋センター


 ヘッドスターティングとは孵化した子ガメを、最も外敵に襲われやすい約1年間、管理飼育し、体重1キロ以上に育ててから放流する事業で1910年から行われてきました。生まれて間もない子ガメは小さすぎて個体を識別するタグを装着することはできませんが、1年間育ったウミガメには後肢に識別番号が記載されたタグを装着して放流します。こうすることにより、どこかの海域で再捕されたとき、出身が判明し、回帰後の上陸回数などを調べることができるのです。また、再捕率も3%と自然孵化に比べ格段に高いのです。


今日ものんびり海藻さがし

 そう、2019年に我々が放流したウミガメはわずか8頭、うち1頭が元気に台湾を周遊していることは再捕率からして奇跡なのです。さらには台湾のダイバーが水中撮影し、その画像が小笠原へ送られたのは見つけてくれたダイバーが小笠原海洋センターのスタッフの知人との繋がりがあったからだとか。
 たまたま出会ったウミガメを、水中カメラで撮影し、タグを読み解き、覚えのある日本の関係者に海外から知らせてくれるなんて偶然というよりこれは奇跡かもしれません
 このアオウミガメは暫く台湾沿岸で過ごすと推察されます。そしていつか “お年頃”になって小笠原に戻り、恋をして、かわいい赤ちゃんカメが生まれるよう願ってやみません。

 小笠原海洋センターでは1年中、子ガメの飼育を行っているので甲羅磨きや放流などもご体験いただけます。ぜひ、クルーズ船で訪れてみてはいかがでしょうか。それでは最後に2021年の動画とはなりますが、ヘッドスターティングで育成したアオウミガメ放流の様子をご覧ください。


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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年12月01日 | Permalink