本当に船の上?揺れない瀬戸内海
これまで、“ぱしふぃっく びいなす” の船内設備を順番にご紹介してきましたが、一段落したところでクルーズの様子をレポートします。
写真はクルーズ初日の瀬戸内海です。とにかく穏やかで揺れません。「本当に船の上?」と思ってしまうほどでした。
穏やかだけれど、多島海で船の通航が多いので、キャプテン(船長)にとっては気の抜けない海なのだそうです。
瀬戸の島々や、行きかう船が次々と船の両側を過ぎてゆくので、最上階のサンデッキや、8階のボートデッキで景色を眺めるのがおすすめ。オープンスペースは景色を見るには最高です。
ただし、陽差し・風ともに強いことがあります。帽子は飛ばされてしまいそうなので、日焼け止めがあるといいですね。
ところで島影が多い海は、地図と見比べると面白いです。メインダイニングの入り口には、毎日その日に航行中の海域の地図が広げて置いてありました。お食事の行き帰りにチェックしてみてくださいね。
お食事の話題が出たところで、次回はディナーの様子をご紹介します。
ただいま診療中〜海の上の医務室
“ぱしふぃっく びいなす” 船内探検、最後は4階デッキです。4階に降りるには、フロントがあるエントランスロビーの船主側にあるエレベーターか階段を利用します。
4階デッキには客室はなく、美容室、理容室と医務室があります。
こちらが医務室の中。医師が乗船していて、診察してもらえます。万一、船内で具合が悪くなったら、我慢せずに相談しましょう。
船内探検がひと通り終わったところで、次回からはクルーズの様子をレポートします。
まず「日本のエーゲ海」と呼ばれる瀬戸内海クルージングの模様から。
困ったときはフロントへ
上層階デッキから順番にご案内して、ようやく5階デッキまで降りてきましたが、実は乗船して最初に目に入るのが、このフロントですね。
船内でのお買い物などをキャッシュレスで済ませるためのクレジットカードの登録や、夕食の時間変更など、船内でのいろいろなお世話や相談はこちらへ。郵便や電報、FAXも手配してもらえます。
初めての乗船でも、船のスタッフが親切にアドバイスしてくれます。
フロントで酔い止めももらえますが、船酔いではなく体調に異変を感じたら医務室へ。
船内施設ご案内、最後に美容室、理容室、そして医務室がある4階デッキをご案内しましょう。
クルーズ船の映画館
“ぱしふぃっく びいなす” 船内探検、6階デッキ最後の施設はシアター〈映画館)です。
ミニシアターサイズですが、客席はゆったりと設置されていてリラックスできそうです。
上映作品は入り口ドアの横の案内板に貼り出されている他、船内新聞にも案内があります。ちなみに、このクルーズでは「50回目のファーストキス」、「奈緒子」、「イーグル・アイ」、「ブタがいた教室」が上映されました。
当たり前ですが、洋画は日本語字幕つき。
日本船の有り難さを感じるのが、こういう時だったりするかもしれません。
シアターは映画上映以外に、公演や教室の会場に使われることもあるようです。
6階デッキはこれでおしまい。次回は5階デッキのフロントをご案内します。
クルーズ船でタバコは吸える? スモーキングコーナー
“ぱしふぃっく びいなす” 6階デッキ右舷側「レセプションルーム」のお隣は「スモーキングルーム」です。ここは船内唯一のスモーキングコーナー。大型プラズマテレビも設置されていてゆったり寛げるようになっています。愛煙家の皆様、ご安心ください。クルーズ船でも煙草は吸えます。
6階デッキの客室は「ステートルームH」と「ステートルームG」があります。スモーカーの方はこのフロアの客室をリクエストすると良いかも?スタッフにご相談ください。
次は、船内の映画館「シアター」に行ってみます。