四日市に寄港するクルーズで花とイルミネーションの“なばなの里”を訪れませんか。

なばなの里「チューリップまつり」

 三重県の観光地ならどこを思い浮かべますか。やはり伊勢志摩でしょうか。まずは日本人の心のふるさと“お伊勢さん”、おもちゃを隠し持つラッコのメイちゃんで話題になった鳥羽水族館、平成28年(2016)にG7伊勢志摩サミットが行われた英虞湾に浮かぶ風光明媚な賢島・・・。クルーズ船は鳥羽沖に錨泊し、通船(テンダーボート)で上陸することが多いのですが、もう一つ、三重県には大型船でも着岸できる四日市港があるのです。


河津桜

 四日市といえばコンビナート、商業港というイメージが強いかもしれません。実は観光にとても便利な港なのです。まずご紹介するのはナガシマリゾートの一施設である「なばなの里」。ナガシマリゾートはジャンボ海水プールや白鯨などの数々の絶叫マシンがある「長島スパーランド」、長島温泉、アウトレット、ホテルなども併設されている一大レジャーランドで有名。「なばなの里」とは7kmほど離れた場所にあり、公共バスで結ばれています。

 四日市港から「なばなの里」へはわずか20km、渋滞していなければ車で30分程度で訪れることができます。「なばなの里」は季節ごとに開花する花を楽しむことができ、2月下旬~3月下旬は梅、水仙、桃、河津桜やソメイヨシノなど多様な種類の花を鑑賞できます。3月下旬~4月下旬は桜に加え、面積約43,000㎡(ナゴヤドームのフィールド約3.2個分)もある国内最大級の花園、花ひろばでチューリップまつりが開催され、180万球もの色とりどりのチューリップが花の絨毯を作ります。花ひろばに併設された展望台からは、ひろば全体を眺望でき、春らしい風景ををお楽しみいただけます。


なばなの里イルミネーション「雲海」(画像提供:長島観光開発株式会社)

「なばなの里」の魅力はお花だけではありません。平成16年(2004)から始まったLEDによるイルミネーションは当初、冬のイベントとして11月末から1月末までの開催でしたが、年々規模を拡大し、人気も高まるにつれ期間を延長。今回は2021年10月23日~2022年5月31日まで開催されています。
 イルミネーションは7つのスポットで開催され、メイン会場は毎年テーマが変わります。今回のテーマは「雲海」。大雲海からそびえる山々の雄々しい姿、花々に覆われた山麓の風景、雪化粧の山々と水が生み出す大地の鼓動、そして砂と嵐が織りなす黄金色に輝く大砂丘の絶景美など、ダイナミックに変化していきます。1つのシーンは約3分間。「雲海の花山」、「雲海の雪山」、「雲海の風山」の大きく3つのシーンに分け、約9分間構成となります。


なばなの里 光のトンネル「華回廊」(画像提供:長島観光開発株式会社)


 この他にも、200m続く光のトンネル「華回廊」、木曽三川の流れを現した水上イルミネーション「光の大河」など鑑賞者を飽きさせない演出の数々。一度はご覧いただく価値のある日本最大級のイルミネーションです。点灯時刻は季節により変わり、ぱしふぃっく びいなすが四日市に入港する4月3日は18:30の点灯を予定しています。2021年12月現在、21:00までの営業ですが今後延長となる可能性もあります。


熱田神宮(名古屋市)

 四日市は三重県なのですが、名古屋へは好アクセス。近鉄四日市駅から近鉄名古屋駅までは近鉄特急で30分程度です。飛鳥Ⅱが※観光ツアーを予定している三種の神器の一つ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を主祭神とする愛知県を代表する神社、熱田神宮へは四日市港から渋滞なしで車で1時間程度で訪れることができます。


伊勢神宮「内宮」宇治橋の鳥居

 また、ぱしふぃっくびいなすが※オプショナルツアーを予定している伊勢神宮「内宮」へは車で2時間ほど。自由行動なら伊勢神宮外宮のある近鉄伊勢市駅までは近鉄四日市駅から近鉄特急で1時間弱で訪れることができます。「なばなの里」のみならず、少し足を延ばして観光するのも良いですね。

※観光ツアー、オプショナルツアーとも別料金となります。
※新型コロナウイルス感染状況により、自由行動に制限がかかる場合があります。
※「なばなの里」のイルミネーションが鑑賞できるのは、ぱしふぃっく びいなすのみとなります。

 春といえば咲き誇る花々や桜を愛でる旅が一番。春の花が一堂に会する「なばなの里」へぜひクルーズでお出かけ下さい。以下のコースが四日市に寄港します。

<飛鳥Ⅱ>
✿2022/3/7(月)▶3/10(木) 横浜 結航路 春の四日市・紀州日高クルーズ 4日間
 横浜~四日市~日高(和歌山)~横浜

✿2022/3/19(土)▶3/22(火) 春の連休 四日市クルーズ 4日間
 横浜~四日市~<終日航海>~横浜

<ぱしふぃっく びいなす>
✿2022/4/2(土)▶4/4(月) なばなの里 花まつり&イルミネーションクルーズ 3日間
 横浜~四日市~横浜

 船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2021年12月17日 | Permalink

にっぽん丸 花火と伊勢神宮クルーズ新登場!一年の締めくくりに感謝を込めて“お伊勢さん”へご挨拶


伊勢神宮の巫女 凛とした後姿


 日本人の心のよりどころ、神社本庁に登録された全国85,000社の頂点は言わずと知れた伊勢神宮です。“お伊勢さん”と親しみを込めて呼ばれていますが、正式名称は「神宮」で地名の伊勢をあえて冠しません。よく知られている内宮と外宮以外に伊勢市内と近郊にはさまざまな神をまつる「神宮」が点在しています。正宮は皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の2社、正宮と関りが深く、格の高い別宮14社の他、摂社43社、末社24社、所管社42社で総勢125社の大家族なのです。
 690年の内宮造営から始り、20年に一度行われてきた式年遷宮(お社や宇治橋の架け替え)は幾たびかの延引きもありましたが、脈々と続けられてきました。直近では平成25年(2013年)に行われ、125社すべてが真新しいお社に生まれ変わりました。


宇治橋

 なぜ式年遷宮は行われてきたのでしょうか?諸説ありますが、木の耐久年数によるもの、ということは容易に推察できます。690年と言えば飛鳥時代、現代のように「写真」「設計図」ましてやコンピューターもなく、ほとんどの設計・施工に関する情報は口伝によって受け継がれてきました。そうなると、前回造営した大工が健在の間に敷地の隣に同じものを建造するのが最適だったのです。サンプルがあるのですからとても正確に1,300年間以上当時の姿を保つことができるのです。もう一つ、とても大切なことがあります。宇治橋を渡って考えてみましょう。


早朝の内宮 神々しい雰囲気が漂っています


 橋を渡ればここからいよいよ神域となります。ゴミひとつ落ちてない清潔な空間、まずは手水を使い手と口を清めます。少し進むと右側に五十鈴川が流れています。鯉が遊び、いつ訪れても透明で清らかで心までが洗われるような気持ちになります。御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれ、天照大神がお鎮まりになる最適な場所を探した斎宮(いつきのみや)の倭姫命(やまとひめのみこと)がこの清流で御裳(みも)を洗い清めたという故事によります。現代は手水を用いるのですが、古代はここで潔斎を行っていました。


 そう、神様はなによりも「穢れ」を嫌うのです。切り出された木は朽ちていきます。20年経過したお社も宇治橋も朽ちる前に取り替えられ、それにより神のお力も保てると古代の人々は考えました。穢れは物理的な汚れだけではなく、神が最も嫌う穢れは人間の「我よしの心」です。神宮は日本に住むすべての人々の安寧を守って下さっています。個人的なお願いをする場所ではなく、日々の神恩に感謝することが最もふさわしいのです。式年遷宮は溜った「穢れ」をリセットする儀式ともいえるかもしれません。
 また、神宮にあるものはすべて神様の持ち物です。石ひとつ持ち帰ることは許されず、神木にもふれないようにして下さい。これも、何か良いことがあるかもしれない、と思う我よしの心ですから。


伊勢うどん(イメージ)

 少しお堅いご案内になってしまいましたが、お伊勢参りは江戸時代なら一生に一度は、という信仰の旅であり、人生最大のレジャーでもありました。現代なら一生に一度ではなく、機会があれば何度も訪れられるとよいですし、年始でなくとも、「思い立ったが吉日」であり、いつ訪れても良いお参りではないでしょうか。師走なら、この一年の感謝と来年への希望を捧げるのに最もふさわしい時期と言えます。

 伊勢参りの人々が楽しむ場所として「おはらい町」というお店が連なる賑やかな参道があります。濃厚なたまり醤油のタレをかけたシンプルな伊勢うどん、全国的なブランド牛「松阪牛」のステーキ丼、五十鈴川の流れを模した餡が特徴で伊勢土産の定番「赤福もち」などグルメがいっぱい。特に赤福もちは各地の百貨店の催事で販売されると長蛇の列になるほど大人気ですが、非常にやわらかく作り立てを食べるのが最適。江戸時代の茶屋の風情漂う、赤福本店に腰掛けて熱いお茶をすすりながらお召上がり下さい。


店内でいただく赤福もち(イメージ)


 にっぽん丸では横浜から船上で2泊過ごした後、鳥羽で下船し、内宮へのお伊勢参りの後、名古屋より東京方面へ新幹線で戻る区間クルーズを新たに発表しました。船上からはにっぽん丸のお客様だけのために花火を打ち上げてくれるそうですから特等席での冬の花火鑑賞もお楽しみ頂けます。
※特別企画のため、コンフォートステートだけの設定です。

✿2021/12/16-12/18 にっぽん丸 花火と伊勢神宮クルーズ 3日間
 横浜-鳥羽(通船)-名古屋駅-新横浜・品川・東京(各駅)

横浜往復をにっぽん丸に乗船するフルクルーズもございます。
✿2021/12/16-12/19 にっぽん丸花火と冬の味覚クルーズ ~鳥羽~ 4日間
 横浜-鳥羽(通船)-横浜


クリックするとパンフが開きます。

■ にっぽん丸は新型コロナウイルス感染症への取り組みとして、すべてのお客様に当面の間、事前および乗船当日のPCR検査(船会社指定)を2回実施します。新型コロナウイルスのワクチン接種がお済みの方も、本対応が適用となります。感染予防対策の詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。

上記以外のにっぽん丸新コースの詳細はこちらをご覧ください。ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2021年11月06日 | Permalink