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くまモンも応援!天守閣が復旧した熊本城にくまモンポート八代から訪れてみませんか?


くまモンポート八代©熊本県観光連盟


 今や日本全国のみならず海外でも大人気、熊本県のPRマスコットキャラクター“くまモン”。年齢は不詳ながら、男の子で職業は地方公務員、熊本県営業部長兼しあわせ部長を務め、地方出張にも出かけます。誕生日は3月12日、この日は2011年に九州新幹線が開業した日なのです。
 九州新幹線は熊本駅が終着駅ではないため、通過駅として扱われるのではと熊本県は開業前から危機感を抱いていました。そんな中、天草市出身でTV『世界遺産』『料理の鉄人』などを手掛けた著名な放送作家・脚本家の小山薫堂(こやまくんどう)氏は新幹線元年事業アドバイザーに就任し「くまもとサプライズ」を提唱。その一環としてくまモンをプロデュースしたのです。名前の由来は言うまでもなく熊本の「クマ」がモチーフ、色は熊本城が黒を基調としているので黒になったそうです。


加藤清正像「写真提供:熊本城総合事務所」

 くまモン誕生にインスピレーションを与え、日本三大名城に数えられ、黒い天守閣が威風堂々とした熊本のシンボル「熊本城」。県民が今でも尊敬し、清正公(せいしょこ)さんと親しみを込めて呼ぶ加藤清正は天正16年(1588)に隈本城(熊本城の前身)の城主となり、優れた土木技術を発揮し、7年の歳月をかけて熊本城を築城しました。実践型の平山城で明治10年(1877)の南西戦争の際には西郷隆盛率いる薩摩軍の攻撃で天守など一部が焼失したものの、52日間の籠城に耐え、堅牢かつ難攻不落の城としてその名を天下に知らしめました。西郷どんの「おいどんは清正公に負けた」という言葉が熊本県民の誇りなのです。


震災で被災した宇土櫓
「写真提供:熊本城総合事務所」

 その難攻不落の熊本城が平成28年(2016)4月14日、4月16日と立て続けに起こった熊本地震の最大震度7の揺れで激しく被災したことはいまだに記憶に新しいかと思います。重要文化財建造物13棟全て、復元建造物20棟(再建された天守閣など)、そして最も大きく被害を受けたのが石垣で約7万~10万個の築石が崩壊してしまったのです。平成28年当時の熊本市の試算によると、全面復旧には634億円の費用がかかり、石垣だけで425億円に上るそうです。熊本城は明治22年(1889)にも大規模な地震に見舞われているのですが、今回の震災での被害はその際の修復ヵ所が多いようで、清正公さんが築いた当初の城は、やはり堅牢であったようです。


復旧した熊本城天守閣「写真提供:熊本城総合事務所」

 令和3年(2021)3月24日、熊本地震の復興のシンボルとして最優先で工事がすすめられてきた天守閣が復旧しました。内部は鉄骨鉄筋でバリアフリー、シアターや模型、映像で加藤清正の時代から近代までをご紹介しています。また、最上階(6階)からは復旧・復興が進む熊本城と熊本の街並みを一望することができます。


天守閣内部公開(6階展望フロア・西側)
「写真提供:熊本城総合事務所」

 とはいえ、全面復旧するのは2037年度の予定とのことで、まだまだ長い時間と莫大な費用を要します。そこで熊本城では「復興城主」制度を行っています。1万円以上の寄付で「城主証」の授与、熊本市の管理する施設へは無料入園や観光施設や協賛店での特典を受けることができる優待証「城主手形」が発行されます。有効期限は1万円あたり1年間、金額に応じての期間となります。

 さて、くまモンも活躍していました。令和2年(2020)10月、海外クルーズ船も受け入れる拠点としてくまモンポート八代が開業しました。世界最大22万トン級の大型クルーズ船も入港可能な新しい施設なのです。口絵の全長6mのビッグくまモンや54体が並んだくまモン合唱隊など、ここだけのくまモンに出会うことができます。日本庭園に隠れていたり、温泉につかるくまモンなど、全部で84のくまモンがいろいろな場所に佇んでいるので探してみるのも楽しみです。熊本の美味しいものを販売する「うまかもんマルシェ」も併設されています。

 コロナ禍で外国クルーズ船の入港はかなわず、第1船は開業から約1年以上経過した令和4年(2022)1月14日に入港したにっぽん丸。そして、飛鳥Ⅱは5月27日(金)に八代港へ入港を予定しています。ここから熊本城までは60km弱、バスで1時間程度です。飛鳥Ⅱで八代を訪れ、徐々に復興してゆく熊本城をくまモンと一緒に応援してみませんか?それではくまモンポート八代のPR画像をご覧ください。 


 震災後、どうなっているのか心配していた熊本城ですが、少しずつ復興しているようです。熊本県民はくまモンとともに、より多くの人々が熊本に訪れることを心から望んでいます。まずは八代港でくまモンからの熱烈な歓迎を受け、九州の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。以下の飛鳥Ⅱクルーズで訪れることができます。

●5/24(火)▶5/30(月) 初夏の西海道 悠々クルーズ 7日間

横浜~(終日航海)~佐世保~八代~鹿児島~(終日航海)~横浜
☆ゲストに、くまモンをプロデュースした小山薫堂氏、漆芸家で蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)の室瀬和美氏をお招きし、船上対談を予定しています。くまモン誕生秘話など、たっぷりとお話頂きます。


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 まだまだ新型コロナウイルスの感染が収束していないのでご不安をお感じになられている方も多いかと存じます。飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症予防対策についてはお客様の安心、安全のため万全の体制を取っています。詳細は郵船トラベルにお問合せ下さい。

船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年02月17日 | Permalink