ビルバオに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

グッゲンハイム美術館〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月5日(土)、スペイン北部バスク地方のビルバオに到着します。

スペイン北部からフランス南部までのバスク地方は、独自の文化圏となっており、この地に住む人はバスク人と呼ばれ、バスク語という独自の言語があります。バスクにはスペインの他の地域とは一味違う魅力があります。


ビルバオのシンボルはグッゲンハイム美術館と世界遺産のビスカヤ橋。

グッゲンハイム美術館は現代美術の殿堂です。その奇抜な建築は魚をイメージしており、壁面の模様は魚のうろこを表しているのだそうです。
美術館の建物の前に鎮座する色とりどりのお花に彩られた子犬の「パピー」は展示品のひとつです。
巨大なクモのオブジェはフランス出身の彫刻家ルイーズ・ブルジョアの作品。六本木ヒルズにも同じものがありますね。ちょっと怖い大きなクモなのですが、この作品の名前は「ママン」。作者ルイーズ・ブルジョアにとってクモは力強い母親を表した愛情溢れるモチーフなのだそうです。


巨大な子犬「パピー」

巨大なママ蜘蛛「ママン」


世界遺産のビスカヤ橋はネルビオン川に架かる「運搬橋」と呼ばれるタイプの橋で、橋から吊るしたゴンドラで人や物資を対岸に運びます。このタイプの橋としては世界最古なのだそうです。


ビスカヤ橋全景〈イメージ〉

ビスカヤ橋の美しいシルエット〈イメージ〉


歴史ある建築と、アーティスティックな現代建築が同居するビルバオは何気なく散策しても楽しめます。


メトロの入り口が特徴的です


ピンチョス〈イメージ〉

バスク地方は美食でも有名です。ミシュラン星付きレストランも数多くありますが、風情ある旧市街での気軽なバル巡りも楽しいものです。小さく切ったパンに具材を乗せて串で留めた軽食ピンチョスはバスク地方を始めスペイン北部の名物で、ビールやワインと共に頂くバルの定番のおつまみです。


サンセバスチャン〈イメージ〉

ビルバオからのオプショナルツアーはフランス国境近くのサンセバスチャンを訪ねる「サンセバスチャンと美食のバスク」などがあります。


ビルバオを出港した飛鳥IIはアムステルダム(オランダ)に向かいます。


バルでいただくピンチョスが美味しいです。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月05日 | Permalink