選択されているタグ : 横浜発着 , フェンシング , 東京2020 , オリンピック

タグの絞り込み

~オリンピックとクイーン・エリザベスの意外な繋がり?~ 船上でフェンシング体験はいかが



 2021年に開催された東京2020オリンピック・パラリンピック。ここに至るまで大会関係者には予想外の事態に見舞われ、大変なご苦労があったと推察します。紆余曲折がありましたが、開幕後は、頂点を目指し、たゆまぬ努力を重ねてきたアスリートの活躍に世界中の人が心躍らせ、魅了されました。クルーズファンの皆様も、TV観戦を楽しまれたことと存じます。


ベルヴェデーレのアポロ像 バチカン美術館蔵

 オリンピックの起源は紀元前8世紀ごろ、古代オリンピア(ギリシャの ペロポネソス半島 西部)が発祥の地とされています。クルーズ船の寄港地、イオニア海に面したカタコロンから東へ車で30分ほど、神殿などの多くの遺跡が残り世界遺産に登録されています。
 古代オリンピアでなぜ競技が始まったのか、諸説ありますが、伝染病の蔓延に困ったエーリス王・イーピトスがアポロ神殿でお伺いを立てたところ「争いをやめ、競技会を復活せよ」という神託を賜ったと伝えられています。アポロは最高神ゼウスの息子で光輝くイケメンの太陽神。音楽、医療の神でもありました。

 神託の通り、争いが疫病蔓延の原因であるのなら、元来「平和の祭典」である東京2020オリンピック、パラリンピックが開催されたことは世界の安寧のために意味あることかもしれません。
 
 さて、近代オリンピックの夏季大会は1896年、古代オリンピックの祭典に敬意を表し、第一回はアテネ(ギリシャ)で開催されました。2度の世界大戦で大会の中断を余儀なくされたものの、この第一回から継続された競技の一つが「フェンシング」です。今回はクイーン・エリザベスの船上でも定期的に開催されているイベント、フェンシングについて調べてみました。

 え?フェンシングって、なんだか馴染みがないですよね。日本人にとって剣道は柔道と並び誰しも知るように、中世の剣術から発展した競技、フェンシングは欧州ではとてもポピュラーな種目なのだそうです。目にもとまらぬ速さで勝敗が決まる競技のため、楽しく観戦するには基本ルールだけでも押さえておきたいですよね。


 フェンシングは一瞬の隙を狙う素早い剣の応酬が最大の魅力です。個人、団体ともにフルーレ、サーブル、エペの3つの種目があり、それぞれ有効面(オレンジ色の相手を突くポイント)の範囲が異なります。動きがあまりに速いため、判定には「電気審判機」が使われ、試合はピストと呼ばれる伝導性パネルの上で行われます。照明が落とされた試合会場で、ライトアップされた2人が剣を激しく交わす姿は幻想的かつ、まばたきもためらうほどの緊張感です。


Foil(フルーレ)
攻撃は胴体への突きだけ。攻撃の優先権があり、攻撃ー防御ー攻撃ー防御といった攻防が瞬時に行われる戦いが特徴です。

Sabre(サーブル)
剣身のどの部分でも攻撃ができるため、突きと斬りがあります。有効面に触れただけでランプが点灯しますが、フルーレと同様に攻撃の優先権があり、駆け引きが繰り広げられます。

Épée(エペ)
全身が有効面。同時に突いて、ランプが両側点灯すれば両方の選手にポイントが付きます。判定がシンプルでわかりやすいため初心者でも観て楽しむことができます。

 東京2020オリンピックのフェンシング競技では男子団体エペで日本初の悲願、金メダルを獲得しました!!おめでとうございます


クイーンズ・ルームで開催されるフェンシングのレッスン


 オリンピック観戦でフェンシングの基礎知識を得たら、2024年に東京発着のクルーズを実施するクイーン・エリザベスの船上でフェンシング体験はいかがでしょうか?

 現在、クルーズ船でフェンシングイベントを開催しているのはキュナードの船だけで
、全く未経験の方でも参加できる1時間のレッスンが行われています。白の専用ジャケットを着用し、防護マスクを被り、剣を持てばヨーロッパのアスリート気分が味わえます。めったに経験できない機会ですので、是非チャレンジしてみてください。また、フェンシングのデモンストレーションも行われるそうですから、こちらも楽しみですね。
※イベント内容は変更となる場合があります。


 クイーン・エリザベスは2023年に続き、2024年も3月~5月にかけてゴールデンウィークをはさみ、東京発着にて6クルーズ実施します。人気のグリルクラスのお部屋も今ならお取りすることができます。ぜひ、ご乗船をご検討されてはいかがでしょうか。


クリックすると電子パンフが開きます

英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベス、他船では体験できないフェンシングイベントで船上にいながらにしてヨーロッパの気分を味わえる旅に出かけてみませんか?
船旅にご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、または郵船トラベルのホームページをご覧ください。 お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218 
■福 岡☎ 092-475-0011 
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!


投稿者名 emix-remix 投稿日時 2021年07月19日 | Permalink