ハンブルクに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]
飛鳥IIは本日5月10日(木)、ハンブルクに到着します。
エルベ川の河口に位置するドイツ最大級の河川港を擁し、何世紀にもわたりドイツの貿易を支えてきた一大港湾都市ハンブルク。
2015年に世界遺産に登録された赤レンガ倉庫街と商館チリハウスは必見です。
世界最大といわれる赤レンガ倉庫街シュパイヒャーシュタットの倉庫は運河に接して建てられており、屋根に設置された滑車を使って倉庫の脇に横付けした船から上層階に直接荷揚げができるように独特の造りになっています。
重厚な倉庫が建ち並ぶ様は圧巻。眺めていると、ふと歴史の中に迷い込んだような錯覚を覚えます。
現在は歴史的な建物を利用したアミューズメント施設などになっていますが、いくつかはまだ倉庫として使われているものもあるそうです。
シュパイヒャーシュタットに隣接するオフィス街コントーアハウス地区には船をイメージして建設された商館チリハウスがあり、こちらもまた世界遺産に登録されました。
現代的な建築にハンブルクらしいレンガを取り入れたこの建物はチリ硝石の取り扱いで財を築いたハンブルクの富豪スローマンによって建てられたことからチリハウスの名が付いたそうです。
重厚な商業都市に潤いを添えるアルスター湖はシンプルな噴水がシンボル。
湖畔は市民の憩いの場となっています。
オプショナルツアーでは世界遺産のハンザ同盟都市リューベックを訪ねることもできます。
歴史の香り漂う美しい街です。
ハンブルクを出港した飛鳥IIはロサイス(イギリス)に向かいます。
ハンブルクの労働者が好んで食べたタルタルステーキがハンバーグと呼ばれるようになったそうです。