ダブリンに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

ダブリン城〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月15日(火)、アイルランドのダブリンに到着します。

アイルランド東部、リフィ川の河口近くに位置する街ダブリンは9世紀のヴァイキングの侵入、17世紀のイングランドとの交易とプロテスタント支配の歴史を経て、アイルランドの首都として発達してきました。

見どころはダブリン城、ハーフペニーブリッジ、トリニティ・カレッジなど。


ダブリン城の中庭〈イメージ〉

リフィ川の南岸に位置するダブリン城は800年以上もの間ダブリンの中枢で、かつては監獄や裁判所の機能もありました。また、700年にわたって旧宗主国イギリスの総督府が置かれていました。
現在のダブリン城には政府諸機関、ステートアパートメント(アイルランドで最も格式ある式典場)、ミュージアム、庭園、カフェ、国際会議センターがあり、アイルランド大統領の就任式をはじめ、国の重要な式典がここで執り行われています。
様々な見学ツアーがありますが、1907年にダブリン城から盗まれ現在でも行方の知れないアイルランドの最高勲章「アイリッシュ・クラウン・ジュエル」の謎をテーマにしたツアーがあるのが面白いところです。


ハーフペニーブリッジ〈イメージ〉

ハーフペニーブリッジ〈イメージ〉

リフィ川に架かる歩行者専用の鋳鉄製の橋、ハーフペニーブリッジ(ハーペニーブリッジ)はダブリンのシンボル。北岸の通り、バチェラーズウォークと南岸のテンプルバー地区を結んでいます。

かつて橋が無かった時代にリフィ川の渡し船の料金だった「半ペニー(ハーフペニー)」が橋の通行料として課せられたのが名前の由来です。


アイリッシュパブ〈イメージ〉

ハーフペニーブリッジ南岸のテンプルバー地区はアイルランド名物のアイリッシュ・パブが建ち並ぶエリア。毎晩アイリッシュソングなどの生ライブが催され、沢山の人で賑わいます。


ちなみに「パブ」の語源は「Public House(公共の家)」で、もともとは地域の集会所のような場所を指したそうです。自家製のビールなどをふるまいつつも、老若男女が集う交流の場であり、暖かい雰囲気だったことが想像できますね。


ギネスビール工場見学〈イメージ〉

黒ビールの代表格として知られるギネスビールはダブリンが発祥で、オプショナルツアーでギネスビール工場見学もあります。見学してから味わうギネスビールは格別かもしれません!


トリニティ・カレッジの図書館〈イメージ〉

ヨーロッパ屈指の名門校トリニティ・カレッジの図書館には1200年前に書かれ世界で一番美しい本とされる「ケルズの書」が展示されています。天井まで届く本棚が整然と並ぶ図書館は圧巻です。

ダブリンはジェイムズ・ジョイスやオスカー・ワイルドを輩出した文学の街でもあり、文豪ゆかりの地が点在します。
オスカー・ワイルドが住んでいた家のすぐそばのメリオンスクエア公園にはオスカー・ワイルドの像があり寛いだポーズがユニーク。
ガリバー旅行記を書いたジョナサン・スイフトはセントパトリック大聖堂の首席司教だったことで知られ、セントパトリック大聖堂にはスイフトの像があります。
他にもダブリンの街中では様々な著名人の銅像が見られますので、探してみるのも面白いかもしれません。


オスカー・ワイルド像〈イメージ〉

セントパトリック大聖堂〈イメージ〉


ダブリンを出港した飛鳥IIは、北大西洋を渡ってハリファックス(カナダ)に向かいます。


明日から大西洋クルージング♪


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月15日 | Permalink

ロサイスに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

エディンバラの旧市街〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月12日(土)、イギリス北部、ロサイスに到着します。
ロサイスはエディンバラへの海の玄関口です。

かつてスコットランドの首都だったエディンバラ、は歴史的建造物が立ち並ぶ旧市街と18世紀以降の新古典主義の建物が集まる新市街が織り成す街並み美しく、世界遺産に登録されています。


ディンバラのシンボルは切り立った岩山の上にそびえつエディンバラ城。
7世紀にノーサンブリア王国エドウィン王によって建てられた城塞だったと言われており、中世にスコットランド王室の城になりました。
毎年8月に開催される芸術と文化の祭典エディンバラ・フェスティバルの期間中には、エディンバラ城の構内で毎晩、軍楽隊によるバグパイプ演奏やハイランドダンスが披露されるミリタリー・タトゥーが開催され多くの観光客で賑わいます。


エディンバラ城〈イメージ〉

エディンバラ城〈イメージ〉

エディンバラ城から続くロイヤルマイルと呼ばれる通りの先にはエリザベス女王が避暑地として使用するホリールードハウス宮殿があります。
ロイヤルマイルの周辺には16~17世紀の建物や老舗のパブ、教会、お土産屋が並びます。


ホリールードハウス宮殿〈イメージ〉

旧市街には他にも聖マーガレット教会、セント・ジャイルズ大聖堂、スコットランド国立美術館、エディンバラ大学などの歴史的建造物があり見応えたっぷりです。

新市街の見どころは、「計画都市の最高傑作」と謳われる美しく区画整理された街並みや、小高い丘の上に公園が広がるカールトン・ヒルからのエディンバラの新旧の市街とフォース湾の眺望、また目抜き通りのプリンスィズ・ストリートに建つビクトリアンゴシック様式の塔スコット・モニュメントなどです。


カールトン・ヒル〈イメージ〉

スコット・モニュメント〈イメージ〉


スコッチウイスキー蒸留所を訪ねるオプショナルツアーがありますので、本場のスコッチウイスキーについて知識を深めるのもよいですね。

また豪華列車ノーザンベルを特別に貸切りランチをお召し上がりいただく飛鳥II特選プレミアツアーもございます。優雅ですね!


フォース鉄道橋〈イメージ〉

エディンバラ郊外のフォース川河口付近にかかるフォース鉄道橋は、2015年に世界遺産に登録されました。
別名「鋼の恐竜」とも呼ばれる巨大な鉄骨構造の造形美は圧巻です。


ロサイスを出港した飛鳥IIはダブリン(アイルランド)に向かいます。


本場のスコッチ♪


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月12日 | Permalink

ハンブルクに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

ハンブルク〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月10日(木)、ハンブルクに到着します。

エルベ川の河口に位置するドイツ最大級の河川港を擁し、何世紀にもわたりドイツの貿易を支えてきた一大港湾都市ハンブルク。
2015年に世界遺産に登録された赤レンガ倉庫街と商館チリハウスは必見です。


世界最大といわれる赤レンガ倉庫街シュパイヒャーシュタットの倉庫は運河に接して建てられており、屋根に設置された滑車を使って倉庫の脇に横付けした船から上層階に直接荷揚げができるように独特の造りになっています。
重厚な倉庫が建ち並ぶ様は圧巻。眺めていると、ふと歴史の中に迷い込んだような錯覚を覚えます。
現在は歴史的な建物を利用したアミューズメント施設などになっていますが、いくつかはまだ倉庫として使われているものもあるそうです。


運河と赤レンガ倉庫〈イメージ〉

赤レンガの倉庫〈イメージ〉

シュパイヒャーシュタットに隣接するオフィス街コントーアハウス地区には船をイメージして建設された商館チリハウスがあり、こちらもまた世界遺産に登録されました。
現代的な建築にハンブルクらしいレンガを取り入れたこの建物はチリ硝石の取り扱いで財を築いたハンブルクの富豪スローマンによって建てられたことからチリハウスの名が付いたそうです。


チリハウス〈イメージ〉

チリハウス〈イメージ〉


アルスター湖〈イメージ〉

重厚な商業都市に潤いを添えるアルスター湖はシンプルな噴水がシンボル。
湖畔は市民の憩いの場となっています。


リューベック〈イメージ〉

オプショナルツアーでは世界遺産のハンザ同盟都市リューベックを訪ねることもできます。
歴史の香り漂う美しい街です。


ハンブルクを出港した飛鳥IIはロサイス(イギリス)に向かいます。


ハンブルクの労働者が好んで食べたタルタルステーキがハンバーグと呼ばれるようになったそうです。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月10日 | Permalink

アムステルダムに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

アムステルダムの街並み〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月8日(火)、オランダのアムステルダムに到着します。

160本を超える運河と1500以上の橋からなる水の都で、シンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地帯は世界遺産です。
大小60以上の美術館や博物館が点在し、レンブラントやゴッホ、フェルメールの名作も数多くみられる芸術の宝庫でもあります。


マウリッツハイス美術館〈イメージ〉

今回の世界一周クルーズでは世界有数の美術館を飛鳥IIのお客様だけで貸切り、という豪華な目玉企画がありますが、ここアムステルダムでは、「真珠の耳飾りの少女」をはじめ希少なフェルメールの傑作を所蔵するマウリッツハイス美術館を訪ねる特選プレミアツアーがご用意されています。


キューケンコフ公園〈イメージ〉

オプショナルツアーはアムステルダムと花のキューケンホフ公園観光など。
キューケンコフ公園は世界最大級の花の公園。チューリップがちょうど見頃の時期ですので、オランダの春をたっぷり楽しめそうです。



アムステルダムを出港した飛鳥IIはハンブルク(ドイツ)に向かいます。


花と運河と芸術の都♪


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月08日 | Permalink

ビルバオに到着 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]

グッゲンハイム美術館〈イメージ〉


飛鳥IIは本日5月5日(土)、スペイン北部バスク地方のビルバオに到着します。

スペイン北部からフランス南部までのバスク地方は、独自の文化圏となっており、この地に住む人はバスク人と呼ばれ、バスク語という独自の言語があります。バスクにはスペインの他の地域とは一味違う魅力があります。


ビルバオのシンボルはグッゲンハイム美術館と世界遺産のビスカヤ橋。

グッゲンハイム美術館は現代美術の殿堂です。その奇抜な建築は魚をイメージしており、壁面の模様は魚のうろこを表しているのだそうです。
美術館の建物の前に鎮座する色とりどりのお花に彩られた子犬の「パピー」は展示品のひとつです。
巨大なクモのオブジェはフランス出身の彫刻家ルイーズ・ブルジョアの作品。六本木ヒルズにも同じものがありますね。ちょっと怖い大きなクモなのですが、この作品の名前は「ママン」。作者ルイーズ・ブルジョアにとってクモは力強い母親を表した愛情溢れるモチーフなのだそうです。


巨大な子犬「パピー」

巨大なママ蜘蛛「ママン」


世界遺産のビスカヤ橋はネルビオン川に架かる「運搬橋」と呼ばれるタイプの橋で、橋から吊るしたゴンドラで人や物資を対岸に運びます。このタイプの橋としては世界最古なのだそうです。


ビスカヤ橋全景〈イメージ〉

ビスカヤ橋の美しいシルエット〈イメージ〉


歴史ある建築と、アーティスティックな現代建築が同居するビルバオは何気なく散策しても楽しめます。


メトロの入り口が特徴的です


ピンチョス〈イメージ〉

バスク地方は美食でも有名です。ミシュラン星付きレストランも数多くありますが、風情ある旧市街での気軽なバル巡りも楽しいものです。小さく切ったパンに具材を乗せて串で留めた軽食ピンチョスはバスク地方を始めスペイン北部の名物で、ビールやワインと共に頂くバルの定番のおつまみです。


サンセバスチャン〈イメージ〉

ビルバオからのオプショナルツアーはフランス国境近くのサンセバスチャンを訪ねる「サンセバスチャンと美食のバスク」などがあります。


ビルバオを出港した飛鳥IIはアムステルダム(オランダ)に向かいます。


バルでいただくピンチョスが美味しいです。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2018年05月05日 | Permalink