帆船は見るもの、ではなく乗船するもの。2018年の春休みはスター・クリッパーで風を感じる旅にでかけましょう
もしかするとあなたは、帆船は見るものだと思っていませんか?あるいは、船員を目指す若者が訓練の為に早朝からデッキ磨きをし、ロープを引っ張って帆を張る練習船・・・自分には関係のないもの、と思っていませんか?いえいえ、ちゃんと乗客をお乗せして優雅に、かつエキサィティングに未知なる世界にお連れする帆船があるのです。
乗客定員は170名。2,298トン。一般のクルーズ船に比べると小さいながらも4本マストにかかる帆の面積は3,365㎡。畳が200枚並べられる広さです。また、マストの高さは63mで20階建のビルに相当します。
スタッフに誘われて船内へ、ぴかぴかに磨かれたマホガニーと真鍮が素敵な内装、ウェルカムドリンクで喉を潤して、乗船受付をすませたら今日から始まる帆船の旅にわくわくします。
スター・クリッパーはその船名からうかがえるとおり、19世紀初頭から20世紀半ばまで活躍し、インドから英国にわずか100日間で紅茶を運んだ快速帆船クリッパーに由来します。当時はエンジンがなく、帆の力だけで外洋を走り、速度を競ったのですが、現在の帆船はエンジンも搭載されています。とはいえ、「正統派」のスター・クリッパーは気象環境が良ければ、風の力だけで推進する本格帆船なのです。
お部屋の鍵はメタルキー。多くの船がICカードを採用している中、なんともクラシックなスタイル。ドアノブを回してお部屋に入ると真っ白なリネンが美しい落ち着いた空間です。メインダイニングでフルコースの夕食をいただいて、夜がふけていく内、船は静かに出港します。
目覚めると、プーケット島、パトンビーチより出港したスター・クリッパーはすでに帆を揚げ、滑るように波を切り、タイの秘密の島とも呼ばれるシミラン島に向かっています。ここは自然環境の保護の観点から11月から5月までの短い期間だけ訪れることのできる国立公園。透明度が20~35mもあり、200種も生息するという海洋生物の宝庫です。都会の喧騒とはかけ離れた隠れ家ビーチのあまりの海の美しさには驚愕すること間違いまし、のんびりシュノーケリングを楽しみ、ご自身のペースで思い思いにお過ごしください。
船上では、額に汗してデッキ磨き、ではなく、帆船ならではのイベントが行われます。通常は巻き上げ機で、するすると揚げる帆を「ハリヤードを引け!」の合図とともに乗客もいっしょになってロープを引っ張り、手動で帆を揚げます。思った以上に重労働で筋肉痛になる人も?もちろん、参加は自由なのですが、乗組員も乗船客も一体となる楽しいひとときです。
もうひとつ、忘れてはならないエキサイティングなイベントが「マスト登り」。航行中に第一見晴台まで登り、船と大海原を俯瞰します。カメラをぶら下げ、ハーネス(安全器具)を装着したら、とにかく登るのみ!一生忘れられない思い出になること間違いなしです。高所恐怖症の方はデッキからクライマーを応援してください。
続いて船は、本航路のハイライト、パンガー湾を訪れます。ここは映画「007黄金銃を持つ男」であまりに有名になった景勝地。人気イベント、フォトテンダーも行われました。
まだまだ、ご紹介したいことがたくさんあるのですが、今日のところはこのくらいにして、説明会開催のお知らせです。このご旅行の魅力を十分にご理解いただくため、クルーズ説明会を行います。
日時: 2017年12月13日(水) 15:30~17:30
場所: クルーズセンター東京内 8階会議室
お問い合わせ電話番号: 03-5213-9987
担当: 小平(おだいら)
本格的な帆船の旅をお探しの方はお電話でご予約の上、是非お越し下さい。
帆船スター・クリッパー
プーケットから始まる
マレー半島隠れ家リゾートと
古都マラッカクルーズ
2018年3月23日(金)~4月1日(日) 10日間
旅行代金 598,000円~965,000円
<おすすめポイント>
*東京・大阪・名古屋・福岡より信頼のシンガポール航空利用で出発できます。
*シミラン島、パンガー湾、ホン島、アダン島など大型船では訪れることのない隠れ家ビーチに寄港します。
*無人島でスタッフ総出のビーチバーベキューイベントでお楽しみ頂けます。
*ペナン、マラッカ、シンガポールで添乗員とともにアジアングルメを探訪します。