ドードー鳥も応援?にっぽん丸 2022年12月15日出航 “モーリシャス プレシャスクルーズ”、絶賛発売中!


世界文化遺産「ルモーン山」と海中の滝


不思議の国のアリスとドードー鳥
 「かくなるうえは」とドードーがたちあがって、おもおもしく述べました・・・( 'In that case,' said the Dodo solemnly, rising to its feet)。
 この一節はルイス・キャロルの童話『不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)』の第三章、コーカサスレースと長いお話(A Caucus-Race and a Long Tale)でドードー鳥が登場する最初のシーンです。
 チョッキを着た兎を追いかけて穴に落ちたアリスは不条理としか言いようのない出来事に出くわします。この三章では自分の涙でできた池でびしょ濡れになり、インコやアヒル、ネズミたちもびしょ濡れで困ってしまい、どうやって乾かそうかと喧々諤々が始まります。すると、長老らしきドードーが同じところをぐるぐる回るかけっこをして体を乾かそうと提案するのですが・・・。


ドードーからご褒美をもらうアリス

 この童話が出版されたのは1865年、1681年にはモーリシャスの野生のドードー鳥が絶滅したとされているのでルイス・キャロルは生きたドードー鳥を見たわけではないようです。当然、我々も誰も目にしたことはないのですが、この童話のおかげで、ドードー鳥の名が世界中に知れ渡りました。
 16世紀後半、モーリシャス島で最初にこの鳥を発見したポルトガル人の船乗りが「のろま」と名付けた通り、飛べない上、警戒心がなく、地上に営巣するため簡単に捕獲されてしまったとか。先住民もおらず、天敵もいなかった地上の楽園で遊んでいたドードー鳥は、人間によってわずか100年も経たないうちに絶滅したとはなんとも悲しい出来事なのですが、捕獲されたためと言うより、現在では入植による自然破壊で生息地を奪われたことが原因であろうと言われています。ドードー鳥は今や自然保護のシンボルとして絶滅後もモーリシャスで語り継がれているのです。


モーリシャスの民族舞踏“Sega”


モーリシャスってどんなところ?
 マーク・トゥエインに「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスをまねて天国を創った」と言わしめ、「インド洋の貴婦人」として世界中のセレブを魅力する、珊瑚礁に囲まれたモーリシャス島は沖縄本島の約1.5倍の面積、アフリカの東にあるマダガスカルのさらに東900kmに位置している群島国家です。
 さまざまな国の植民地になっていたモーリシャスは意外なことに先住民族はいない国で、人口の2/3はインド系、その他はアフリカ系と白人系の混血であるクレオールが多くを占めています。伝統的なセガと呼ばれる情熱的なダンスはかつての奴隷制度から生まれたもので、現在は近代化された楽曲としてこの地に根付いているのです。また、現在進行中の国際紛争への無関与を貫き、隣国との緊張がなく、常備軍を持たない数少ない平和な国なのです。


シャマレルの七色の大地と滝


自然の芸術品
 モーリシャスを訪れたらセレブの気分でオールインクルーシブの高級リゾートでの宿泊も大変魅力、ビーチだけではなく自然が生み出した驚きの景観を楽しむこともできます。島の南西部にあるシャマレルは自然を体感する絶好の場所、熱帯雨林の切り立った崖より落ちるシャマレルの滝は落差95m、その流れる先には火山活動による地層が創り出した自然の芸術品七色の大地が広がります。いくつかの鉱物も含まれた土は天候によっても色が変化するようです。
 そしてこの近くには島一番の景勝地、ルモーン山(標高556m)と海中の滝があります。ルモーン山はモーリシャスでもとびきりの見晴らしを誇り、2008年には「自由を求めた奴隷たちの戦いのシンボル」として世界文化遺産に登録されました。海中の滝は島を南西部の上空から見たときだけに現れる現象、実際には地形と光が創る錯覚なのですが、これもまさに自然の芸術品。一見の価値ありです。1時間のヘリツアーがあるそうですからご覧になってはいかがでしょうか。


ライオンとの記念撮影とオオオニバス


動物園と植物園
 また、アフリカと言えば動物園も捨てがたいですよね。東京ドーム10個分の面積を持つガゼラ・ワールド・オブ・アドベンチャーズでは150種もの野生動物を見ることができ、ガゼルや野生のゾウガメ観察やアフリカ大陸から来たライオンとの記念撮影、1歳前後のライオンとお散歩できる人気アクティビティで動物とのふれあいを楽しむこともできます。また、小さな子供なら乗れるほどのオオオニバスという蓮が有名なサー・シーウーサガー・ラングーラム植物園では800種ほどの植物を観察することができます。いずれもスケールの大きいアフリカの動植物の生態を体験できる絶好のスポットです。


ル・コーダン ウォーターフロント(ポートルイス)


 いかがでしたでしょうか。上記以外にもモーリシャスには魅力的な観光地が目白押し、にっぽん丸が停泊する首都ポートルイスの港にはル・コーダン ウォーターフロントがあり、お買い物もたのしめるアーケードは傘がシンボルです。

 にっぽん丸は2022年12月15日より48日間かけてインド洋の珠玉の島々を訪れる「にっぽん丸で航く モーリシャス プレシャスクルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅〜」を発表し、5月31日(火)より発売となりました。ひさしぶりの海外ロングクルーズ、期待に胸がふくらみます。すでに多くの方からのお問合せを頂戴しており、一部満室となっているお部屋タイプが発生しています。ご興味がおありの方、ご検討中の方はお急ぎ郵船トラベルへお問合せください。


<モーリシャス プレシャスクルーズ>
【日程】2022年12月15日(木)~2023年1月31日(火) 横浜発着 48日間
【航路】横浜→石垣島(1停泊)→シンガポール(1停泊)→マーレ/モルディブ(1停泊)→ポートルイス/モーリシャス(3停泊)→トゥアマシナ/マダガスカル(2停泊)→シンガポール(1停泊)→横浜
【2名1室利用のお1人様代金】
スタンダードステート:1,810,000円~グランドスイート:8,150,000円


■上記旅行代金とは他に、国際観光旅客税(1,000円)が必要となります。船内でお支払いいただきます。
■2023年1月22日シンガポール入国日から6か月(2023年7月22日)以上の有効期限が残っている旅券(パスポート)が必要です。
■ワクチン接種、査証取得などその他旅行条件については状況により変化しますのでお問合せくださいますようお願い申し上げます。


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■東 京☎ 03-5213-9987 
■神 戸☎ 078-251-6218
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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年05月30日 | Permalink