潜入!これが大型クルーズ船の操舵室
巨大なクルーズ船をどうやって操縦しているのか興味ありませんか!?
クルーズ中にサプライズで発表された操舵室(ブリッジ)開放のお知らせ…これはもう、一気にテンション上がりました!
時間になって並びに行くと、すでに顔馴染みになった船大好きなお客様、カメラが趣味のお客様のお顔が。
さあ、ここが操舵室内部です。巨大な船体とのバランスを考えると意外にコンパクトな気がしますが、ここが船の頭脳。様々な計器類や通信関係の機械が詰まっています。
島や陸地に近づいていくと、てっぺんから少しずつ水平線の上に見えて来るそうです。地球の丸さが実感できますよ、と船長(キャプテン)。
〈←〉船のシンボル、大きな丸いハンドルは、現代ではこういう形。
ブリッジ公開の見学者のために、説明書きが添えられています。
〈→〉これはレーダー。窓の外に肉眼で見える地形がくっきりと画面上に描かれています。
〈←〉フィンスタビライザー(横揺れ防止装置)やバウスラスター(船首の喫水線下にある横方向の推進器)などの制御装置。
〈→〉前後に細かく速度が設定されたギア。同じものが左右対称にあるのは、スクリュー(プロペラ)と舵が左右対象に一組ずつあるから。
海図に三角定規と鉛筆で書き込みが。ハイテクな船でも、この作業は昔ながらの方法が良いのだとか。
以前にも見学したことのあるお客様が操舵室内の設備を説明してくださったりして、「へぇ〜」と聞き入ってしまいました。
教えていただいたもののひとつ、ブリッジの両サイドのドアの上に収納されているのは国際信号旗。
そして要所要所に双眼鏡が。
どんなに技術が発達しても、やっぱり、ベテランのキャプテンやクルーの皆さんの確かな目と経験が船を支えているのです!
次回は、10階船尾の広〜いスポーツデッキをご案内します。