天草五橋をのぞむ [天草を巡る その3]


本日は「天草を巡る」シリーズ第3弾です。
キリシタンの歴史から現代に戻って、現代の天草の絶景をご覧いただきましょう。

天草は離島と思われる方も多いと思いますが、実は橋でつながっています。
「天草五橋」は九州本土と天草諸島を結ぶ橋で、昭和41年(1966年)に完成しました。天草では真珠の養殖が盛んであることから別名「パールライン」とも呼ばれ、熊本県の三角から4つの島をへて天草上島まで5つの橋で結ばれています。周囲の自然環境と橋の建設技術を考慮して、「トラス形式」や「PCラーメン形式」「アーチ型」等構造も様々で、当初、建設費を30年かけて回収する予定でしたが、わずか9年で回収が完了し無料になりました。現在、1号橋と並行して全長463メートルの「新天文橋」(仮称)が建設中で、3月には完成予定、2018年度中の開通をめざしているそうです。
天気の良い日に展望台から、天草の島々と共に眺める景色は「素晴らしい」という形容詞以外に思い浮かぶ言葉もなく、思わず息をのむものです。

天草は6月の弊社チャータークルーズ「にっぽん丸 ~世界遺産登録記念クルーズ~「神宿る島」沖ノ島・宗像と軍艦島、長門仙崎と天草諸島クルーズ5日間」の寄港地となっております。優雅なクルーズと寄港地の絶景をどうぞお楽しみください。


投稿者名 陸(おか)船長 投稿日時 2018年01月17日 | Permalink