そして、再び神戸
太平洋クルーズを終えて、 “ぱしふぃっく びいなす” は夕方に神戸港に帰着します。
真っ青に晴れた空がだんだんと夕焼けに変わった頃、前方に神戸港が見えてきました。
出港の時とはまるで違う表情の神戸港。
淡いピンク色の夕焼け空にライトアップが始まった神戸タワーと観覧車が映えています。
港って絵になりますね。
お客様をお見送りして4日間の【種子島・天草クルーズ】は終了です。
スタッフが下船する頃には、すっかり夜で、神戸港のイルミネーションがとっても綺麗でした。
次回からは、2011年の飛鳥II 日本郵船チャータークルーズの模様をレポートします。
少ない荷物でスマートに 〜 ランドリー
ここでクルーズライフの便利情報をひとつ。
オールインクルーシヴのリゾートでも、ランドリーは別料金だったりしますが、そこは豪華クルーズ客船。ランドリーは無料で使えます。
各フロアにランドリー室があり、使う時には「使用中」のカードを洗濯機のフタの上に置いておけばOKです。
慣れた方は、このランドリー使用を計算に入れて最小限の衣類でスマートにクルーズを楽しんでいるようです。
洗剤や柔軟剤、アイロンも完備。あとは荷物の中に洗濯ネットを忍ばせて行けば完璧…かな。
環境のために、ある程度のお洗濯ものがたまってからまとめて洗いましょうね♪
太平洋クルージング
往路は神戸港を出港後、瀬戸内海で穏やかな海と瀬戸3大大橋(明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋)をくぐりながらクルーズを楽しんだ “ぱしふぃっく びいなす” 【種子島・天草クルーズ】ですが、種子島、天草寄港を終えての復路は太平洋クルーズです。
目が覚めると朝からいいお天気で、キャビンの窓越しに眩しい朝日が差し込んでいました。朝食前に新鮮な空気を吸おうと8階のボートデッキに行こうとしたところ、デッキに通じるドアに何やら張り紙が。
<font size="+2">「本日のモーニングウォークは強風のため8階メインホールに変更になりました」</font>
とのこと。
海風を感じられるボートデッキが大好きで、チャンスがあれば出ていたので残念です…。
しばらくすると外に出られるようになりましたが、この日は少し風が強かったようです。
右の写真はブリッジ(操舵室)からの眺め。見た目には穏やかな海なんですけれどネ。
それにしても、キラキラ輝く海は本当に綺麗でした。
船内イベント盛りだくさんで、船の中だけでも十分楽しめてしまいますが、せっかくのクルーズなので、ぜひボートデッキやスポーツデッキ、サンデッキなどのオープンエアのエリアで潮風に吹かれてみてください。
飛鳥IIに乗って神戸ルミナリエを見ませんか?
<font color="green">神戸のルミナリエ</font>は今年も開催が決定しています。
2005年におきた阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちと市民の夢と希望を象徴する行事として開催されています。
今年は神戸から、東日本大震災の被災地への支援の気持ちをこめて開催されるそうです。
【第17回神戸ルミナリエ】
開催場所:旧外国人居留地及び東遊園地。
【期間】
2011年12月1日(木曜日)〜12月12日(月曜日) 12日間
【点灯時間】(予定)
月〜木曜日 18:00頃 〜 21:30
金曜日 18:00頃 〜 22:00
土曜日 17:00頃 〜 22:00
日曜日 17:00頃 〜 21:30
ぜひこの機会にクルーズと神戸ルミナリエ観光をセットでいかがですか。
飛鳥II ルミナリエ期間内に神戸発OR着のクルーズ
■11/30博多発〜12/2神戸着:博多・神戸 瀬戸内海クルーズ
■12/2 神戸発〜12/4神戸着:XmasA-styleクルーズ
■12/8 横浜発〜12/9神戸着:横浜・神戸ワンナイトクルーズ
■12/10神戸発〜12/11神戸着:Xmas神戸ワンナイトクルーズA
■12/11神戸発〜12/12神戸着:Xmas神戸ワンナイトクルーズB
天草上陸(通船体験!)
和朝食でほっと和んだこの日は、種子島に続いて2つ目の寄港地、天草に寄港します。
「寄港」とは言っても、神戸や種子島とはちょっと様子が違います。“ぱしふぃっく びいなす”は港に入らず、港の手前で錨泊しています。
これは大きなクルーズ客船は天草の港には接岸することができないためで、上陸する場合には、乗客は「通船」といって、小型船に乗り換えて港に向かいます。
右の写真は、“ぱしふぃっく びいなす”のデッキから見下ろした通船。“ぱしふぃっく びいなす”と通船との間には「はしけ」が入って、乗換えを助けてくれます。
通船に揺られること10分ほどで、天草港に到着。お揃いのはっぴを着た天草の皆さんが出迎えてくださいました。
カラフルな大漁旗を掲げての歓迎、有難うございました♪
天草四郎に隠れキリシタン…オプショナルツアーはどこかエキゾチックな天草の歴史を感じながらの名所観光と、天草名物のイルカウォッチングでした。
ちなみに天草のお土産は種類豊富な海産加工品や、サツマイモを原料とした「こっぱ餅」、郷土菓子の「あか巻」などなど。港の近くのおみやげセンターでは、地元の皆さんによる歓迎イベントと共に、味見しながらのお土産選びに皆さん盛り上がっていらっしゃいました。
観光を終えて、“ぱしふぃっく びいなす”が待つ港へ。沖合いに見える白い船体がきれいです。こういう風景を見ると、船への愛着がぐっと増してきます。
夕方の出港時には、地元の漁船によるお見送りが。大漁旗を掲げた十数隻の船が“ぱしふぃっく びいなす”の周りをパレードして見送ってくれました。
名残を惜しみながら、天草の海を後にします。
この後は、ディナーと船内エンターテイメントでクルーズ最終夜を過ごし、翌日は太平洋クルージングを楽しみながら出発地の神戸へと向かいます。