日本郵船チャリティークルーズ

2011年10月5日〜7日に運行された【飛鳥II 日本郵船チャリティークルーズ】の模様を連載レポートします。

このクルーズは日本郵船の客船事業再開20周年を記念して公益財団法人プラン・ジャパンの協力のもと実施されたチャリティークルーズで、本クルーズの売り上げのうち10万米ドルがプラン・ジャパンに寄付され、フィリピンの子どもたちの教育支援に役立てられます。

飛鳥IIにはフィリピン人クルーが多く、実はとても縁が深いのです。


日本郵船公式ニュースリリースはこちら。
http://www.nyk.com/release/1413/NE_111011.html

出発の10月5日は朝からあいにくの雨でした。出港のときだけでも小降りになってくれるといいのだけれど…と思いながら、横浜港の大さん橋国際客船ターミナルに向かいます。


大さん橋に停泊中の飛鳥II。
何度見ても大きな船です。


夕方5時に出港予定・乗船受付開始は3時半からですが、お天気のせいもあり余裕をみて早目に集合されたお客様が多かったようです。早い方は2時頃に見えていました。ターミナル内は受付開始を待つお客様で賑わっています。


結局15分繰り上げて受付スタートすることになりました。

受付はキャビン(客室)のフロア毎に分かれているカウンターでスタッフに乗船券を見せて乗船証(兼お部屋のカードキー)を受け取ります。

大きな荷物のある方は、受付前に荷物を預けるとキャビン(客室)に運んでもらえます。


飛鳥IIの乗客定員は872名、見事満室の大盛況ですが、30分ほどで受付はほぼ完了しました。


受付が済んだらいよいよ出発口へ。
2泊3日のクルーズの始まりです。

横浜港から出航〜雨の日の出航セレモニー」に続く…


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年10月19日 | Permalink

セレニティ 神秘の黒海・魅惑の地中海〜海峡通過!〜

クリスタルセレニティ1318(ベニス〜カタコロン〜ナフプリオン〜コンスタンツァ〜オデッサ〜ヤルタ〜トラブゾン〜イスタンブール)に乗船してきました。

今回は黒海に入るハイライトであるボスポラス海峡の通過について。
場所は↓イスタンブールから黒海へ抜ける海峡です。

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<font color="MediumSlateBlue"> =ボスポラス海峡の概要=</font>
地中海につながるエーゲ海と黒海につながるマルマラ海を結ぶ海峡です。約60KMもありますが、幅は1.2から6kmほどしかありません。
アジアとヨーロッパを隔てるこの海峡"ボスポラス"とは「牝牛の渡渉」という意味です。
ギリシャ神話の中で、ゼウスが妻ヘラを欺くため、不倫相手のイオを牝牛の姿へ変えるが、ヘラはそれを見破り、恐ろしいアブ(虻)を放った。そのためイオは世界中を逃げ回ることになり、牛の姿のままこの海峡を泳いで渡ったとされています。

イスタンブール市民の足として、両岸の各所に定期船の船着場がある他、1973年建設の第一ボスポラス大橋(全長1074m)と1988年建設のファーティフ・スルタン・メフメト橋(全長1090m・通称第二ボスポラス橋)が架けられている。
また、2004年5月24日着工、2012年開通予定で、日本の大成建設グループにより総延長13.56km(そのうち海峡下の長さ1387m)の海底トンネルの建設が進められています(参照:ウィキペディア)



そんな海峡を終日クルージングをかけてじっくりゆっくり通過しました。
船首のパームコートはいつも以上に沢山のお客様でいっぱいです。
ちょっと強風ですが、外から眺める人は7デッキのプロムナードや
13デッキの船首からの眺めも迫力があります。


この先に海峡があるなんて、信じられないのですが、
どんどん船は直進して進んでいきます。


イスタンブールの町並みが見えます

イスタンブールの町並みが見えます

黒海に向かう進行方向左側には多数のモスクのミナレットが見えてきます。
ぜひ海峡通過は左側がお勧めです。


大橋が迫ってきました。

大橋が迫ってきました。

直進した先には第一の大橋が見えてきました。
この下を通過します。


通過前

通過前

ぶつかりそうですが、


通過後

通過後

ぶつかりませんでした。


投稿者名 N.K. 投稿日時 2011年10月18日 | Permalink

そして、再び神戸

太平洋クルーズを終えて、 “ぱしふぃっく びいなす” は夕方に神戸港に帰着します。

真っ青に晴れた空がだんだんと夕焼けに変わった頃、前方に神戸港が見えてきました。



出港の時とはまるで違う表情の神戸港。

淡いピンク色の夕焼け空にライトアップが始まった神戸タワーと観覧車が映えています。

港って絵になりますね。


お客様をお見送りして4日間の【種子島・天草クルーズ】は終了です。
スタッフが下船する頃には、すっかり夜で、神戸港のイルミネーションがとっても綺麗でした。

次回からは、2011年の飛鳥II 日本郵船チャータークルーズの模様をレポートします。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年10月17日 | Permalink

少ない荷物でスマートに 〜 ランドリー

ここでクルーズライフの便利情報をひとつ。

オールインクルーシヴのリゾートでも、ランドリーは別料金だったりしますが、そこは豪華クルーズ客船。ランドリーは無料で使えます。

各フロアにランドリー室があり、使う時には「使用中」のカードを洗濯機のフタの上に置いておけばOKです。


慣れた方は、このランドリー使用を計算に入れて最小限の衣類でスマートにクルーズを楽しんでいるようです。

洗剤や柔軟剤、アイロンも完備。あとは荷物の中に洗濯ネットを忍ばせて行けば完璧…かな。

環境のために、ある程度のお洗濯ものがたまってからまとめて洗いましょうね♪


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年10月15日 | Permalink

太平洋クルージング

往路は神戸港を出港後、瀬戸内海で穏やかな海と瀬戸3大大橋(明石海峡大橋瀬戸大橋来島海峡大橋)をくぐりながらクルーズを楽しんだ “ぱしふぃっく びいなす” 【種子島・天草クルーズ】ですが、種子島天草寄港を終えての復路は太平洋クルーズです。

目が覚めると朝からいいお天気で、キャビンの窓越しに眩しい朝日が差し込んでいました。朝食前に新鮮な空気を吸おうと8階のボートデッキに行こうとしたところ、デッキに通じるドアに何やら張り紙が。


<font size="+2">「本日のモーニングウォークは強風のため8階メインホールに変更になりました」</font>
とのこと。
海風を感じられるボートデッキが大好きで、チャンスがあれば出ていたので残念です…。


しばらくすると外に出られるようになりましたが、この日は少し風が強かったようです。

右の写真はブリッジ(操舵室)からの眺め。見た目には穏やかな海なんですけれどネ。


それにしても、キラキラ輝く海は本当に綺麗でした。

船内イベント盛りだくさんで、船の中だけでも十分楽しめてしまいますが、せっかくのクルーズなので、ぜひボートデッキスポーツデッキサンデッキなどのオープンエアのエリアで潮風に吹かれてみてください。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年10月14日 | Permalink