船から橋を見てみよう!来島海峡大橋の巻
“ぱしふぃっく びいなす”船内探検、7階デッキのダンスフロアを見終わったところでちょっと休憩。
明石海峡大橋、瀬戸大橋に続いて、瀬戸三大大橋3つ目の来島海峡大橋通過の模様をレポートします。
予定では18時頃に通過するとのこと。10月1日の日の入りは17時40分頃なので、ちょうど日が沈んで夕闇が迫る頃になりそうです。
来島海峡大橋は全長4,105mにも及ぶ世界初の3連釣り橋。遠くから見ても長〜〜いです。
綺麗な夕焼けです!
この前に夕焼けをこんなにゆっくり眺めたのは一体いつだったことか…。船の上には日常と違う贅沢な時間が流れています。
ちなみに、結構風が強く吹き付けてきます。穏やかなお天気の一日でしたが、やはり海の上なのですね。
橋の下を通過するため、船は緩やかに右に進路を取っています。夕焼けの色はだんだんと夕闇に変わってきました。
見た目には分かりませんが、来島海峡は鳴門、関門海峡と並ぶ日本三大急潮のひとつで、瀬戸内海航路髄一の難所なのだそうです。
橋をくぐる頃には、空は紺色に変わっていました。橋の上から、真下を通過する船に向かって誰かが呼びかける声が聞こえました。こんな長い橋の上に歩行者…!? 後で調べたら、自転車をレンタルして橋の上をサイクリングできるのだそうです。
来島海峡と来島海峡第三大橋の定点カメラ画像
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メインラウンジ〜ダンスフロア
“ぱしふぃっく びいなす”船内探検、7階デッキもそろそろ終わりです。ピアノサロンからエントランスロビーの吹き抜けの横を通り、このフロアで最も船首寄りの施設であるメインラウンジまでやってきました。
ソファが配されたお部屋の中央にフローリングのスペースがあるこのラウンジ、ミニコンサートや講演会などの船内イベントの会場に使われるのですが、それだけではありません。実はこのお部屋に熱い視線を送るお客様が多いのです。
その理由は…そう、<font size="+2">社交ダンス</font>です。
ここは船内のダンスフロアとしてダンスファンのお客様が集う場所。クルーズ中はディナー後にダンスタイムが設けられ、あでやかな衣装のお客様がステップを披露されていました。
踊れたら素敵ですね〜。
さてさて、7階デッキを見終わったところで、ちょっと時間が前後しますが夕方6時過ぎに通過した瀬戸三大大橋の来島海峡大橋をレポートします。
海の上のピアニスト
“ぱしふぃっく びいなす”の7階デッキ探検、お次はオープンバーの奥にあるピアノサロン「アルカンシェル Arc-en-Ciel」に来てみました。
鮮やかな色彩のサロンでは、乗船時にロビーでピアノ演奏を披露してくださったピアニストの横山貴子さんのミニコンサートがあります。
華奢で可愛らしい横山さんですが、ある時のクルーズで天候が悪く、ピアノコンサートの最中に船が揺れたことが…そんな中で見事に演奏をやり遂げた彼女に船のスタッフからの信頼はぐっと深まったそうです。
横山さんは、2011年のチャータークルーズではクラシック・ユニット「Alize(アリゼ)」のメンバーとして乗船されます。ソロとはまた違った演奏が楽しみです。
豪華クルーズ船でコーヒーブレイク
朝の10時に神戸港を出航した「ぱしふぃっく びいなす」は、翌日の朝、種子島に到着するまでの丸一昼夜、のんびりと瀬戸内海をクルージング中です。
時間はたっぷり。船内イベントも盛り沢山。映画も上映しているし、スポーツジムもあるし、最上階のデッキにはジャグジーもあるし、瀬戸内海の風景は眺めているだけでも気持ちが良いし。さあ、何を見に行きましょう…。
優雅なダイニングサロンを出て船首側に進むと、すぐ右手に居心地のよさそうなカフェスペースがあります。ここはオープンバー「ウィンド・オブ・メコン Wind of Mekong」。
船の中を探検するのも楽しいですが、オープンバーに用意されているコーヒーやパティシエの特製スイーツをいただきながら、優雅に過すのも素敵です。
店内だけではなく、すぐ側のエントランスロビーの吹き抜けをぐるっと囲んでカフェテーブルと椅子が配されているので、船内を見渡しながらコーヒーを楽しむこともできます。
このエリアをお気に入りのお客様も多いようで、通りかかるといつも何組ものお客様がティータイムとおしゃべりを楽しんでいらっしゃいました。
オープンバーの奥にはグランドピアノがあるガラス張りのピアノサロンがあります。見に行ってみましょう。
VIP気分!? ダイニングサロン
7階デッキのショップの隣には、少し通路から奥まった扉があります。
この扉はロイヤルスイートルームとスイートルームのお客様専用のダイニングサロン「グラン・シエクル Grand Siecle」の入り口。
“ぱしふぃっく びいなす”には、メインダイニングの他にもうひとつダイニングルームがあるのです。
扉の奥のダイニングスペースはやわらかいピンクを基調にしたファブリックとクラシックなインテリアでまとめられています。メインダイニングは広々とした開放感がありますが、こちらはシックなプライベート感が魅力。
こちらのダイニングサロンはお食事時間が交代制ではないので、ゆったりした船旅を更にのんびり過ごすことができそうです。
エレガントなサロンを覗き見させていただいたあとは、船内の憩いのスペース、オープンバーに移動します。