にっぽん丸で八丈島に行こう!~パッションフルーツの季節が到来します~



 皆さんは生のパッションフルーツを食べたことはありますか? かなり前のことですが、クリスタル・シンフォニーの添乗で南アフリカのケープタウンを訪れた際、ホテルの朝食で頂いたフレッシュジュースがパッションフルーツだったことが筆者との最初の出会いです。オレンジジュースとは異なる、爽やかで甘酸っぱい風味に魅了され、日本でも飲めないものかと探したところ、国内では沖縄、鹿児島、八丈島が栽培地であることを知りました。そこで、にっぽん丸の八丈島のクルーズに乗船することになっていた両親に頼んでジュースを買ってきてもらったことがあります。ただ、それはケープタウンで頂いたものと似て非なるもの・・・ジュースは濃縮還元だったので仕方ありません。ますます、生果実を食べてみたくなりました。


パッションフルーツの花はトケイソウです。

 パッションフルーツは熱帯、亜熱帯地域の果物で最大の生産国はブラジルです。あ、なるほど情熱の国が原産地なのでPassion Fruit(情熱の果物)なのだな、と思うのは早計、少しややこしいのですが、Passionのもう一つの意味は「キリストの受難」を表す神学用語。
 え?キリストの受難とどう関係あるの、と思いますよね。これはパッションフルーツの花の名、Passion Flowerから由来します。雌蕊が十字架に磔されたキリストに見えることから、16世紀のイエズス会士が名付けたとされています。和名は「トケイソウ」、一時期、そのユニークな花の姿から家庭栽培がブームになりましたが、とてつもなく繁殖力の強い蔓が庭を占拠し、お手上げ状態になった方も多いようです。


果実が赤くなったら食べ頃です。

 パッションフルーツは八丈島では7月以後に本格的な果実の収穫が始まります。主にハウス栽培しているので収穫時期は長く、秋ごろまで生を食べることができるようです。八丈島を訪れたら機会があれば直売所で生の果実を購入してはいかがでしょう?まずは、半分に切ってゼリー状の果肉をスプーンですくってそのまま食べてみて下さい。種子も食べることができます。森永製菓の研究によると種子にはポリフェノールの一種、ピセアタンノールが豊富に含まれ、様々なアンチエイジング効果が期待されるようです。この他に果肉を炭酸で割ったり、ヨーグルトやアイスクリームにかけて頂くのもおすすめです。酸味が気になる方は糖分を加えてお召上がり下さい。

 日本にいながらにして南国気分が味わえる八丈島、この島の訪問を得意とするにっぽん丸で訪れてみませんか?今回は八丈島のキャンプ場でにっぽん丸のお客様限定のグランピングパークをオープンするそうなので、夏のバカンス気分を盛り上げます。
 8月7日発「にっぽんの楽園クルーズ」4日間
 人気クルーズのため、残室がわずかとなっています。お急ぎお問合せ下さい。

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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2021年04月19日 | Permalink