パナマ運河通航 [飛鳥II 2018年世界一周クルーズ]
飛鳥IIは本日6月8日(金)、パナマ運河を通航します。
4月18日にスエズ運河を通航して紅海から地中海に入りましたが、今度はカリブ海(大西洋)から太平洋へ抜けます。
世界の地形を肌で感じる感動的な体験ですね。
全長80kmの大運河を抜けて海の色はどのように変わるのでしょうか。
カリブ海 → 【ガツン閘門】 → ガツン湖 → ゲイラード・カット(切り通し) → 【ペドロミグエル閘門】 → ミラフロア湖 → 【ミラフロア閘門】 → 太平洋
それにしても、水や湖をエレベーターのように使って船に丘を越えさせようだなんて、すごい発想ですよね。
「パナマックス(Panamax)」という言葉をご存知の方もいらっしゃることでしょう。
パナマ運河を通過できる船の最大許容サイズのことで、パナマ・マキシマム(Panama Maximum)とも言います。
どれくらいのサイズかというと、船幅32.31メートル、船長294.1メートル、水深12メートルまで。
パナマ運河では船を上下して航行するロック(閘門)の幅が32.31メートルで、これ以上の幅がある船はパナマ運河を通過できないため、このサイズに決まっているのです。
ちなみに、飛鳥IIのサイズは船幅29.6メートル、船長241メートルです。
パナマ運河を抜けた飛鳥IIはプエルトケッツァル(グアテマラ)に向かいます。
太平洋に戻ります!