卵好きならおためしあれ、高知ブランド地鶏「土佐ジロー」
高知を代表するブランド地鶏「土佐ジロー」。なんだか強そうな名前なのですが、高知県特産の土佐地鶏の雄と、アメリカ原産のロードアイランドレッド種の雌を交配して作られた一代雑種の卵肉兼用品種です。
名前の由来は、親鶏である土佐地鶏の地(ジ)とロードアイランドレッドの(ロー)から名付けました。その後、土佐ジロー同士の交配も成功し、飛躍的に生産を伸ばすことに成功しました。
土佐ジローは、高知県が定めた「土佐ジロー飼養マニュアル」に基づき、緑餌の給与や放し飼いを必須の飼養条件としています。昼間は大地で遊びまわり、夜間は安全な高い止まり木で休みます。土佐ジローは、オス1羽に、メス20羽が1組で放し飼いされます。まさに地鶏のハーレム!自然に交配させて産卵させるため、有精卵なのです。
放し飼いのうえ牧草や野菜などの緑餌を多く与えているため、卵黄には豊富な栄養が含まれています。レチノール(ビタミンA)、β-カロテン、α-トコフェロール(ビタミンE)いずれも一般に販売されている卵より含有量が高く、もっちりしていてコクがあり、美味しいだけではなく、健康増進をも担っています。
また、肉は脂肪分が少なく適度な歯ごたえがあり、食肉として高い評価を受けています。
さて、土佐ジローの卵、飛鳥Ⅱで高知に訪れるなら食べてみたいですよね。生産量が増えたとはいえ自然産卵なので供給量は限られています。各生産者が通信販売を行っていますが、せっかく高知に行くのであれば高知市内の「JAファーマーズマーケットとさのさと」が取り扱いをしているので訪れてはいかが。高知港から8kmほど離れていますのでタクシー利用がおすすめです(地図参照)。通信販売の価格は1個100円くらいするのですが、地元のJAファームではサイズにもよりますが50円~60円程度で購入できるようです。売り切れることが多いそうなので、確認してから行かれることをお勧めします。
購入されたなら、まずはご自宅でTKG(卵かけご飯)で頂いて下さい。20℃以下なら生食の賞味期限は2週間だそうです。
また、スイーツ好きにおすすめなのが、はりまや橋の近くにある老舗菓子店「青柳」の土佐JIROLL(ジロール)。土佐ジローの卵をたっぷり使ったスポンジが自慢のロールケーキです。この外にも土佐ジローたまごのはんじゅくちーずも販売しています。いずれも要冷蔵で消費期限が5日程度、飛鳥Ⅱの冷蔵庫に入れてご自宅にお持ち帰り下さい。「青柳」は高知を代表する銘菓土佐日記など多数取り扱っているようなので、お土産探しに立ち寄るのもいいですね!
※8月6日現在、飛鳥Ⅱでは寄港地での自由行動をお控え頂いています。飛鳥Ⅱ主催の寄港地観光のみご利用いただけます。
<高知に寄港する飛鳥Ⅱおすすめクルーズ>
2021年10月19日(火)発「神戸発着 秋の瀬戸内海航行 土佐クルーズ 4日間」
2021年11月13日(土)発「門司発着 秋の瀬戸内海航行 土佐クルーズ 4日間」
2021年11月22日(月)発「神戸発着 秋彩土佐クルーズ 3日間」
ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
■福 岡☎ 092-475-0011
無料パンフレット請求はこちらからどうぞ!!
鰹の国「土佐」で本場のかつお料理を
日本人が最も恩恵を受けている魚は・・・言わずと知れた「鰹」です。え?そんなに鰹ばっかり食べていないって?いえいえ、かつおの加工品「鰹節」から取ったお出汁のお世話にならない日はまず無いですよね。鰹といえば高知の県魚で土佐沖を黒潮に乗って北上する力強い魚というイメージです。今回は鰹について調べてみました。
総務省統計局の家計調査(2018年~2020年平均)による鰹の消費量はやはり高知市がダントツ1位で一世帯あたり、年間4,108グラム、2位は意外にも仙台市で1,928グラムでした。高知市は仙台市の倍も鰹を消費していることになります。ところが2019年の鰹の漁獲量は1位が静岡県で全国の漁獲量の31%、高知県は5位で6%(東京都が13%で3位!)なのです。また、2019年の農林水産省 水産加工統計調査によると鰹節の生産量は鹿児島県(21,609トン)、静岡県(7,324トン)、この2県で全国の99%を占めています。調べてみると普段思っていることと違って面白いですね。
鰹は年に2度楽しめる魚です。3月~8月にかけて九州南部から北上する鰹を「初鰹(上り鰹)」、8月~10月は北海道南部から折り返す鰹を「戻り鰹(下り鰹)」とよびます。初鰹はあっさりとした風味を生かし、表面を藁で炙って氷水で冷やした「たたき」をポン酢やニンニクなどの薬味とともに頂くのがおすすめ、戻り鰹はもっちりとしたトロのような濃厚な風味なので刺身が美味しいと言われています。
たたきや刺身の他、高知県民が家庭で作る簡単レシピとして鰹の漬け丼をご紹介します。醤油と味醂に漬けた鰹、海苔や大葉、胡麻などの薬味をあつあつご飯に乗せ、鰹出汁やお茶をかけて頂きます。う~ん、たまりません。ちょっと癖のある鰹もこれなら美味しく頂けます。
せっかく高知を訪れるのならお昼ご飯に本場の土佐料理を賞味したいですよね。自由行動ができるようになれば(※8月6日現在、飛鳥Ⅱの主催するツアーでのみ寄港地での観光が可能です)高知市のシンボルはりまや橋のすぐ近くの「司(つかさ)高知本店」や高知橋にほど近い高級店「高知座屋(いざりや)」などがおすすめです。飛鳥Ⅱの新型コロナウイルス感染症対策についてご確認の上、ご利用下さい。
<高知に寄港する飛鳥Ⅱおすすめクルーズ>
2021年10月19日(火)発「神戸発着 秋の瀬戸内海航行 土佐クルーズ 4日間」
2021年11月13日(土)発「門司発着 秋の瀬戸内海航行 土佐クルーズ 4日間」
2021年11月22日(月)発「神戸発着 秋彩土佐クルーズ 3日間」
ご興味のある方、ご旅行をご検討中の方、お問い合わせ・お申し込みは下記クルーズセンター、またはコース詳細の【旅行代金・お申込み】から!! お待ちしております!!
■東 京☎ 03-5213-9987
■神 戸☎ 078-251-6218
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