「真田丸」と船名「~丸」の由来とは
NHK大河ドラマ「真田丸」が始まりました。
タイトルの「真田丸」は、大坂夏の陣で真田信繁(幸村)が築いたと言われる大阪城の出城を意味する以外に、信繁の人生を、戦国の荒波に揉まれ続けた小さな家族船「真田丸」での長い航海の道程に例えてもいるそうです。
ドラマでは船の航海にも例えられている「真田丸」ですが、「丸」という文字は昔から日本の船の名前に使われることが多く、海外でも「マル・シップ」として知られています。
「丸」の由来には、自分のことを「麿」といっていたものが、自分の愛するものや大切なもの、さらには船にもつけられるようになり、やがて「麿」が「丸」になったという説や、かつて門丸と呼ばれていた問屋が所有する船に、「丸」が使われるようになったことが始まりとされる説などがあるようです。
日本の船にはおなじみの「丸」という文字ですが、そこに込められた歴史や意味を考えてみるのもよいですね!