にっぽん丸寄港地特集「伊予長浜」


にっぽん丸が2月に繰り広げる瀬戸内海クルーズで、2月4日発「瀬戸内夕景クルーズ」4日間の最初の寄港地『伊予長浜』をぜひ紹介させてください。

伊予長浜の歴史は、かの有名な坂本龍馬が沢村惣之丞と四国から脱藩した港です。また龍馬つながりでは、蒸気船「いろは丸」の母港もこの長浜にありました。
いろは丸の大きさは160トン・全長約54メートルで、にっぽん丸(22472トン・全長166.6メートル)と比較すると、とても小さい船ですが、当時としては最新鋭の船でした。

名所として、伊予長浜は日本最古の道路開閉橋があります。しかもこの橋は現在でも開閉します。1935年に作られた橋が今でも動くなんてすごいですね!真っ赤な橋から、地元では「赤橋」とも言われています。

この赤橋は、肱川(ひじかわ)の河口に位置し、冬の早朝、霧が一気に川を駆け抜ける「肱川あらし」という現象が起こります。私も見たことがありますが、当日はなんせ極寒です。しかし寒ければ寒いほど出現確率は上がります。白の中に浮かび上がる赤橋は幻想的です。

さて、次なる名所は長浜より車で30分程度で到着する「伊予の小京都・大洲」です。
大洲の町は城下町として栄えた町で、いまでも城下の名残を感じることができます。
今回のクルーズでは、この城下町の散策をオプショナルツアーとして予定されています。

珍しい寄港地の伊予長浜からは、様々な名所に行くことができます。大洲の城下町散策や、人気列車「伊予灘ものがたり」貸し切りと松山観光なども、オプショナルツアーで予定されています。
魅力いっぱい愛いっぱいの愛媛をどうぞお楽しみください。


投稿者名 とらお 投稿日時 2021年01月06日 | Permalink