サンプリンセス 北海道紀行その7
終日、感動続きの知床半島クルージングを楽しみ、やっと網走港に入港したのは夕方17時でした。出港は明日の夕方と言うことで、本日は網走港に停泊。今夜は久しぶりに市内で美味しい酒と魚を食したい気持ちに駆られて、網走駅まで歩いてしまいました。約1時間の道のり。この網走駅を懐かしいと思われた方!高倉健さんの”黄色いハンカチ”をご存知の方ですね。武田鉄也さんが赤い車でこの駅前から出発するシーンを思い出しました。いや〜何十年前のロケでしょう。心に残る映画です。そして、なんと客室内で鑑賞できる無料ビデオメニューに黄色いハンカチがあるではないですか、、流石、プリンセスクルーズ!
さて、網走駅から徒歩10分ぐらいに商店街に着き、新鮮な魚・酒を食する居酒屋を発見。お盆と言うこともあり、帰省客で混んでいましたが、何とかカウンター席へ座ることができ、新鮮な刺身、帆立、そしてクジラベーコンを注文、お酒はもちろん地酒。ご馳走様!
翌日も晴天となり、船主催の世界遺産・知床観光ツアー(昼食付)に参加。今回の男性ガイドは札幌からアサインされた方でしたが、興味深い話ばかり。港から車を約1時間走らせると、まずはオシンコシンの滝に到着。迫力ある滝に感動したが、駐車場にあるトイレの工事費用が1億円とは驚いた!
オシンコシンから移動すること約1時間。やっと来ました知床連山の大パノラが見渡せる観光地。入口から高架木道(熊除けに高架に作られて、尚且つ電流が流れている柵付)を片道40分程、歩くと、知床五湖の第一湖を目にする展望台に到着。知床五湖は原生林に囲まれた五つの湖のひとつですが、360℃のパノラマ風景に言葉もなく、、、昨日、クルージングしてきた海も眺めながら、次の目的地へ連れて行ってくれる船旅の魅力を再認識した瞬間でした。
歩き疲れた後は、やはりビールですかね。現役の漁師が経営する店での昼食メニューは、新鮮な海鮮丼。もう言葉がでません。それに運転する必要もないので、名物の流氷ビールでほろ酔い気分になり、港までバスでぐっすり。天気良し、景色良し、食事良しの知床観光でした。
次回はコルサコフ(ロシア)で最後の紀行文となります。