客船にっぽん丸 熊野古道へGO! 終章
早いもので?熊野古道訪問記の終章になりました。さて、太陽の化神とも言われる八咫烏の郵便ポストが設置される熊野本宮大社を参拝後、平安時代にタイムスリップした気持ちにさせてくれる川の道を身を以て体感。その昔は山道がままならず、この熊野川を下って速玉大社へ移動したとか。10人乗りのモーター付き小舟をベテランの船頭が舵を取りながら急流を下ること、約90分。いや、お尻が痛くなりましたね。景色は昔と変わらないとか。都会では経験できない川の流れと鳥のさえずりのみ。
当時は川を下るだけでも半日かかったよう
ですが、熊野詣でた天皇は後白河上皇が一番多い34回との記録が残っています。奥深い熊野古道、にくいな!船旅。
客船にっぽん丸 熊野古道へGO!第2弾
18時を過ぎ、夕暮れの中、全乗船客対象のプレミアム企画(テノール歌手 秋川雅史コンサート)が開催された。秋川様は2011年に熊野那智大社境内で復興祈念コンサートを行っており、それに次ぐ境内のコンサート。気温5度と寒い中、白い息を吐きながら全身全霊で約40分の歌声に身震いを。コンサート前に郡司の講和もあり、この開催のために準備に追われた、新宮市関係者、商船三井客船スタッフの皆様に感謝申し上げます。
やはり、人を感動させる企画とは、並大抵の努力では成しえないと痛感。やはり、にくいね!にっぽん丸。追伸:翌日、速玉大社へ参拝した際、本殿前で”千の風にのって”をくちずさぶ自分がいたのは言うまでもありません。
客船にっぽん丸 熊野古道へGO! 第1弾
先週、国交省から行政処分を受けた客船にっぽん丸を所有する商船三井客船は、年末年始以来、一般顧客対象のクルージングを実施しました。その商品名は熊野古道プレミアム、食のにっぽん丸と言われるだけに洋食•和食はもちろん、乗船客を唸らせる手の込んだオモテナシ尽くし。さぁ、船は午後には尾鷲から新宮へ移動、夜は熊野速玉大社の境内にて秋川雅史プレミアムコンサートが開催。やるな、にっぽん丸!
横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて
先週金曜の午後、飛鳥Ⅱアジアグランドクルーズ(約30日間)から帰船されたお客様へご乗船のお礼として港へ行って参りました。ターミナル到着後、館内を見回すと300万人来場の横断幕が目に留まりました。思えば2002年に大さん橋国際客船ターミナルが開業してから17年。微増ながら日本のクルーズマーケットも着実に右肩上がりに。この港は飛鳥Ⅱの母校でもあり、この17年という年月にて多くのお客様との出会い、別れがあったかと思うと感慨深くなりました。港では空港と違い、見知らぬ方へ手を振る光景が見られるのは良いものです。