天草上陸(通船体験!)

和朝食でほっと和んだこの日は、種子島に続いて2つ目の寄港地、天草に寄港します。

「寄港」とは言っても、神戸種子島とはちょっと様子が違います。“ぱしふぃっく びいなす”は港に入らず、港の手前で錨泊しています。
これは大きなクルーズ客船は天草の港には接岸することができないためで、上陸する場合には、乗客は「通船」といって、小型船に乗り換えて港に向かいます。

右の写真は、“ぱしふぃっく びいなす”のデッキから見下ろした通船。“ぱしふぃっく びいなす”と通船との間には「はしけ」が入って、乗換えを助けてくれます。



通船に揺られること10分ほどで、天草港に到着。お揃いのはっぴを着た天草の皆さんが出迎えてくださいました。

カラフルな大漁旗を掲げての歓迎、有難うございました♪


天草四郎に隠れキリシタン…オプショナルツアーはどこかエキゾチックな天草の歴史を感じながらの名所観光と、天草名物のイルカウォッチングでした。
ちなみに天草のお土産は種類豊富な海産加工品や、サツマイモを原料とした「こっぱ餅」、郷土菓子の「あか巻」などなど。港の近くのおみやげセンターでは、地元の皆さんによる歓迎イベントと共に、味見しながらのお土産選びに皆さん盛り上がっていらっしゃいました。



観光を終えて、“ぱしふぃっく びいなす”が待つ港へ。沖合いに見える白い船体がきれいです。こういう風景を見ると、船への愛着がぐっと増してきます。



夕方の出港時には、地元の漁船によるお見送りが。大漁旗を掲げた十数隻の船が“ぱしふぃっく びいなす”の周りをパレードして見送ってくれました。
名残を惜しみながら、天草の海を後にします。


この後は、ディナーと船内エンターテイメントでクルーズ最終夜を過ごし、翌日は太平洋クルージングを楽しみながら出発地の神戸へと向かいます。


投稿者名 アヒル船長 投稿日時 2011年10月13日 | Permalink