種子島上陸
昨年(2010年)の“ぱしふぃっく びいなす” 種子島・天草チャータークルーズの模様をお送りしています。
船内のご案内が一通り済んだところで、最初の寄港地、種子島へご案内します。
写真は種子島の島間港入港です。時刻は朝の10時半。ちょっと曇っていますが、この後、見事に晴れます。
ん?港にロケットが…。「南種子 宇宙の町」と書かれたモニュメントでした。
「世界一美しいロケット発射場」と呼ばれる種子島宇宙センターを擁する種子島。豊かな自然の中に最新鋭の宇宙ロケット発射場があります。
入港すると、オプショナルツアーの1日コースに参加するお客様は港で待機するバスに乗って出発です。オプショナルツアーは参加しなくてもOK。「観光は以前にしたことがあるから」と、ご近所を散策されていたお客様もいらっしゃいました。
種子島といえば、鉄砲伝来の地。オプショナルツアーで種子島開発総合センター(鉄砲館)に行くと火縄銃のショーを見ることも出来ます。ちなみに、ショーで使用される弾は紙くずを固めて作ってあるので、環境に優しいそうです。
(←カメラが趣味のお客様が、写真を提供してくださいました。有難うございました!)
島内最南部にある標高100mの岬が鉄砲伝来地。展望台があり、ここから見る海は最高に綺麗でした。種子島のすぐ西には屋久島があり、ここから島影が見えます。
ちなみに、10月はじめながら気温は30度超。やっぱり南の島なのですね。
オプショナルツアーのハイライトは種子島宇宙センター見学。青い空と海、瑞々しい緑が眼に眩しい岬に、人工的なロケット発射場の施設が散在するギャップが、かえって未来的な印象です。
種子島宇宙センターの宇宙科学技術館には、実際のH2ロケットのエンジンをはじめ、宇宙開発に関する様々な展示があり、お客様も盛り上がっていらっしゃいました。
お土産を選んで、再びバスで港へ。
ボーディングブリッジがない港では、このように乗船/下船します。
人間の身長に対して扉の高さがずいぶん高いですね。これは、潮の満ち干きで岸壁に対する船の位置が上下しても大丈夫な構造になっているのだそうです。
神戸出港時とは一味違う、ちょっと面白い乗船の光景でした。
再び船内生活のレポートに戻ります。