クリスマスクルーズの「ぱしふぃっく びいなす」
12月21日に晴海埠頭に停泊中の「ぱしふぃっく びいなす」船上でクルーズ説明会を開催しました。
クリスマスのデコレーションに華やぐ船内の様子をレポートします。
3フロア吹き抜けのエントランスロビーにはホワイト系のクールなツリーが輝いています。ツリーの下にはサンタクロースやプレゼントが所狭しと飾られて暖かな雰囲気を醸し出しています。
こちらはクリスマスの飾り付けがされたメインダイニング。
この日は夕方から【X'masワンナイトクルーズ東京】に出航するので、船内ではお客様を迎え入れる準備が進んでいました。
ちなみにこの夜のクリスマスディナーのメニューは… ☆〜☆〜☆〜☆〜☆ ホットワイン 冷静ハムと栗のムース シブースト仕立て ソフトサーモンのディル風味 小野菜のクリームチーズサラダの生春巻きと海老とアボカドのフリッター アヌリケーヌ ソース レンズ豆のスープ“ミルファンティ” 帆立貝柱とムール貝 りんごのグラタン“ノルマンド風” シャンパンのシャーベット 特選牛のポアレ ジンジャーフライを添えて 3種類のムースリーヌ飾り
聖夜のデザート びいなすからのクリスマスプレゼント コーヒー 又は 紅茶 ☆〜☆〜☆〜☆〜☆ でした!
9デッキのキャビン(客室)ドアで見つけた可愛いクリスマスリースたちです。
お部屋の中には可愛いクリスマスカードがありました。いい記念になりますね♪
「ぱしふぃっく びいなす」の今年のクリスマスクルーズは、本日12月24日出発の【Xmasワンナイトクルーズ横浜】で終了です。
これからご出発の方、ロマンティックな船上のクリスマスを楽しんできてくださいね!
そして、再び神戸
太平洋クルーズを終えて、 “ぱしふぃっく びいなす” は夕方に神戸港に帰着します。
真っ青に晴れた空がだんだんと夕焼けに変わった頃、前方に神戸港が見えてきました。
出港の時とはまるで違う表情の神戸港。
淡いピンク色の夕焼け空にライトアップが始まった神戸タワーと観覧車が映えています。
港って絵になりますね。
お客様をお見送りして4日間の【種子島・天草クルーズ】は終了です。
スタッフが下船する頃には、すっかり夜で、神戸港のイルミネーションがとっても綺麗でした。
次回からは、2011年の飛鳥II 日本郵船チャータークルーズの模様をレポートします。
少ない荷物でスマートに 〜 ランドリー
ここでクルーズライフの便利情報をひとつ。
オールインクルーシヴのリゾートでも、ランドリーは別料金だったりしますが、そこは豪華クルーズ客船。ランドリーは無料で使えます。
各フロアにランドリー室があり、使う時には「使用中」のカードを洗濯機のフタの上に置いておけばOKです。
慣れた方は、このランドリー使用を計算に入れて最小限の衣類でスマートにクルーズを楽しんでいるようです。
洗剤や柔軟剤、アイロンも完備。あとは荷物の中に洗濯ネットを忍ばせて行けば完璧…かな。
環境のために、ある程度のお洗濯ものがたまってからまとめて洗いましょうね♪
太平洋クルージング
往路は神戸港を出港後、瀬戸内海で穏やかな海と瀬戸3大大橋(明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋)をくぐりながらクルーズを楽しんだ “ぱしふぃっく びいなす” 【種子島・天草クルーズ】ですが、種子島、天草寄港を終えての復路は太平洋クルーズです。
目が覚めると朝からいいお天気で、キャビンの窓越しに眩しい朝日が差し込んでいました。朝食前に新鮮な空気を吸おうと8階のボートデッキに行こうとしたところ、デッキに通じるドアに何やら張り紙が。
<font size="+2">「本日のモーニングウォークは強風のため8階メインホールに変更になりました」</font>
とのこと。
海風を感じられるボートデッキが大好きで、チャンスがあれば出ていたので残念です…。
しばらくすると外に出られるようになりましたが、この日は少し風が強かったようです。
右の写真はブリッジ(操舵室)からの眺め。見た目には穏やかな海なんですけれどネ。
それにしても、キラキラ輝く海は本当に綺麗でした。
船内イベント盛りだくさんで、船の中だけでも十分楽しめてしまいますが、せっかくのクルーズなので、ぜひボートデッキやスポーツデッキ、サンデッキなどのオープンエアのエリアで潮風に吹かれてみてください。
天草上陸(通船体験!)
和朝食でほっと和んだこの日は、種子島に続いて2つ目の寄港地、天草に寄港します。
「寄港」とは言っても、神戸や種子島とはちょっと様子が違います。“ぱしふぃっく びいなす”は港に入らず、港の手前で錨泊しています。
これは大きなクルーズ客船は天草の港には接岸することができないためで、上陸する場合には、乗客は「通船」といって、小型船に乗り換えて港に向かいます。
右の写真は、“ぱしふぃっく びいなす”のデッキから見下ろした通船。“ぱしふぃっく びいなす”と通船との間には「はしけ」が入って、乗換えを助けてくれます。
通船に揺られること10分ほどで、天草港に到着。お揃いのはっぴを着た天草の皆さんが出迎えてくださいました。
カラフルな大漁旗を掲げての歓迎、有難うございました♪
天草四郎に隠れキリシタン…オプショナルツアーはどこかエキゾチックな天草の歴史を感じながらの名所観光と、天草名物のイルカウォッチングでした。
ちなみに天草のお土産は種類豊富な海産加工品や、サツマイモを原料とした「こっぱ餅」、郷土菓子の「あか巻」などなど。港の近くのおみやげセンターでは、地元の皆さんによる歓迎イベントと共に、味見しながらのお土産選びに皆さん盛り上がっていらっしゃいました。
観光を終えて、“ぱしふぃっく びいなす”が待つ港へ。沖合いに見える白い船体がきれいです。こういう風景を見ると、船への愛着がぐっと増してきます。
夕方の出港時には、地元の漁船によるお見送りが。大漁旗を掲げた十数隻の船が“ぱしふぃっく びいなす”の周りをパレードして見送ってくれました。
名残を惜しみながら、天草の海を後にします。
この後は、ディナーと船内エンターテイメントでクルーズ最終夜を過ごし、翌日は太平洋クルージングを楽しみながら出発地の神戸へと向かいます。