クイーン・エリザベスの“ステーキハウス・アット・ザ・ベランダ”で至福のディナータイムをお過ごしになりませんか!


Executive Chefs Mark and Nick Oldroyd cooking Steakhouse at The Verandah dishes


 クルーズ船の楽しみの中で多くの要因を占めるのはやっぱりディナー。特に外国船ともなれば、ウェイターの軽妙なトークや少し大げさな提供スタイルは日本船とはまた異なる楽しさがあります。クルーズが移動手段ではなく、観光目的で運航するようになった当初、夕食はメインダイニングのみでの提供、という船が多かったのですが、その後ライフスタイル変化やお客様の多様なニーズにお応えするため、セカンドレストランの営業が今や必須となっています。


Cunard Beers in Golden Lion

 キュナード社はメインダイニングの他、英国パブ「ゴールデン・ライオン」を運営しており昼夜問わず大人気、他船のバーとは異なり、カジュアルなランチ、ディナーも楽しめます。ドレスコードが設定されていないので、ガライブニングのドレスアップがちょっと面倒という日は特に重宝されているようです。ランチタイムは定番のフィッシュ&チップスの他、チーズをたっぷり乗せて焼き上げたコッテージパイ、ディナータイムにはラムシャンクのグリルやアンガス牛のバーガーなど英国スタイルのお料理を提供しています。もちろん、ソールズベリーの有名醸造所と提携しているキュナードオリジナルのエール(クラフトビール)が何よりのお楽しみで、英国に旅している気分を味わえます。ゴールデン・ライオンの魅力についてはこちらのブログもご覧ください。


Executive Chefs Mark and Nick Oldroyd cooking Steakhouse at The Verandah dishes

 さて、今回はもうひとつの注目レストランのご紹介です。初代クイーン・エリザベスより営業し、その名を受け継ぐスペシャリティレストラン「ザ・ベランダ」は2019年より全客船において「ステーキハウス・アット・ザ・ベランダ」として装いも新たに登場となりました。2019年にキュナード社の船に乗船された方はすでに体験されているかと思いますが、その後海外旅行が難しくなった現状において、まだご利用になっていない方も多いかと思います。

 実はクルーズ船ではステーキハウス(グリル料理)がブームとなっているのです。名だたる客船にはステーキハウスが次々とオープンしており、リージェントセブンシーズクルーズの「プライム7」、オーシャニアクルーズには「ポログリル」、シルバーシーはプールサイドに「ザ・グリル」を設置、客船には欠かせない存在となりました。そんな中、キュナード社も満を持してステーキハウスの営業となったのです。

 さて、キュナード社はこのステーキハウスでどのようなお料理を提供してくれるのでしょうか?まずは仕入れ、特に力を入れている牛肉は米国農務省が認証する穀物肥育した最高級の肉を、英国からは8代続く有名な肉屋「オシェイ(O'Shea's Butchers)」の肉も使っています。また、ステーキハウスと言ってもアペタイザー、アントレ、シグネチャーディッシュ、ステーキと続き、サイドサラダや添えるお野菜も充実、もちろんデザートもご用意しています。
 それでは笑顔がチャーミングなエグゼクティブシェフ、ニック オールドロイドがディナーメニューよりおすすめするお料理をご紹介します。


Deluxe Three Beef Sampler for Two(お料理は一例です)


初めてのご利用なら迷わずメインに選びたいのがコレ!
Deluxe Three Beef Sampler for Two
お二人でシェアしていただく3つのお肉食べ比べ
8oz Darragh O’Shea’s 35 Day Dry-aged Black Angus Fillet
オシェイから仕入れた35日間乾燥熟成のブラックアンガス牛 フィレ肉(約230g)
12oz 28 Day Aged Prime USDA New York Strip
28日間熟成した米国農務省認定のプライム ニューヨーク ストリップ(約340g)
Louisiana Short Rib
ルイジアナ ショートリブ


 ニューヨークストリップとは日本ではあまり馴染みのない部位ですが、ショートロインであることが多く、サーロインより脂身が多めで、その分ジューシーな味わいだそうです。上品な味わいのフィレと脂が甘いリブ肉との食べ比べ、味わってみたいですね。ステーキソースも数種類ご用意していますので味の変化も楽しめます。
 ところで、すべての人がお肉が好きとも限らず、どちらかと言うとシーフード派という方が日本人には多いかもしれません。そんな方に贈るもうひとつのおすすめメニューがあるのでご紹介します。


Grand Platter Fruit de Mer for Two(お料理は一例です)

これはSignature Dishes(特製料理)に掲載されている豪華シーフード盛り合わせです。
Grand Platter Fruit de Mer for Two
お二人用の大皿料理"海の幸”
Maine Lobster
伊勢エビ
Rope-grown Irish Mussels
天然網養殖のアイルランド産ムール貝
Scottish Langoustines
スコットランド産手長エビ
Alaskan King Crab Leg
アラスカ産タラバガニ
Ceviche of Grand Bank Scallops
好漁場で獲れたホタテを使ったマリネ
Jumbo Mediterranean Carabinero Prawns
地中海産の大きなカラビネーロエビ
Served with Bloody Mary Dip  Garlic Aioli and Red Wine Shallot Vinegar
ブラディマリーデップ、ニンニクのアイオリソース、赤ワインのエシャロット酢を添えて
このお料理はUS$20の追加代金が必要です。


 ヨーロッパ特産シーフードが一堂に会し、お皿が運ばれてきたら感嘆の声があがります。水のきれいなアイルランド産のムール貝は欧州でも認められたブランド、手長エビはイタリア料理のスカンピのことで欧州ではなくてはならない食材です。日本ではあまり馴染みのないカラビネーロエビはスペインで好まれる大きくて真っ赤なエビだそうです。きりっと冷えた辛口の白ワインとの相性抜群です。まだまだご紹介したいお料理がたくさんあるのですが、あとは乗船してかからのお楽しみ、クイーン・エリザベスに乗船されたら一度はご利用になられることをおすすめいたします。

※ステーキ・ハウス・アット・ザ・ベランダはカバーチャージが必要です。現在のカバーチャージはランチUS$25、ディナーUS$39となります。


ステーキハウス アット・ザ・ベランダのメニュー(2022年6月現在)


 クイーン・エリザベスは2023年に続き、2024年も日本発着クルーズを実施することになりました。2023年クルーズではお取りできなかったグリルクラスの客室は今ならお取りすることができます。是非、ご乗船をご検討ください。

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Steakhouse at The Verandah

 英国の伝統と格式あるクイーン・エリザベス、日本にいながらにして英国に旅しているような気分を味わっていただけます。英国パブでエールをかたむけ、ブラックプールさながらのホールでダンスに興じ、時にはフェンシング体験。華やかなガラ・イブニングでおしゃれをお楽しみ頂けるクイーン・エリザベスならではの旅に出かけてみませんか?クイーン・エリザベスのよもやま話はこちらのブログも是非ご覧ください。


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投稿者名 emix-remix 投稿日時 2022年06月08日 | Permalink